小田急線沿いであるため、新宿からのアクセスが良く、神奈川からのアクセスも悪くない。のどかでとても良い場所にある(御茶ノ水の華やかとは対照的である)。都心から少し離れているのでとても自然豊かである。
11月は紅葉の季節で、木々が見事に色づいている。
こちらは図書館前の写真である。天気の良い日には空の青色、雲の白色とともに木々の黄色や緑色のコントラストがとてもきれいである。
個人的なことだが、こんな風に景色のことを考えられるようになったのは、実は最近かもしれない。
勉強や研究に没頭すると、どうしても気持ちが疲れることがある。他にも人間関係などで悩むことがあるだろう。
本当に何でもないことであるが、ちょっと勉強や研究、仕事をやめて散歩しにいったり、1日休んで自然に触れたり美味しいものを食べるのは非常に大事である。悩んでしまったり、あまりにも忙しくなってしまうとこういうことすらできなくなってしまう。ブラック企業に勤めて病んでしまう人に対して、周りの人は「辞めればいいのに!?」と不思議に思うのは、あまりにも忙しくて思考停止に陥ってしまうからである。
私も子供が少し大きくなってきたので余裕が生まれるようになってきたが、明治大学着任前は研究も子育ても恐ろしく忙しかった。恐ろしく時期は、自然の美しさなんて全く目に入らなかった。今どんな花が咲いていて、どんな気候かなんて考える暇もなく日々が過ぎ去っていく感じであった。
しかし、思い返してみると、1日20〜30分間の時間が取れないかというとそうでもなかった。日本人は休む勇気が足りないというが、まさにそれに当てはまってしまっていることも多かった。
少し時間でも外を散歩したりするだけで、気分がリフレッシュし、逆に仕事の効率が上がることがある。落ち着いてみると休んでも対して問題ないのだけれど、どうしても磯がいいと忘れてしまう。
せっかく綺麗な生田キャンパスであるので、仕事の合間には散歩でもしてリフレッシュしてみたいと思うし、勉強や研究で疲れた学生にもぜひお勧めしたいと思っている。
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