2020年11月30日月曜日

科研費の結果発表の前倒しの意義とは?

Twitterがバズった・・・

https://twitter.com/osanai_meiji/status/1332138684183769088

河野大臣から「科研費の内定通知を2ヶ月前倒しして、2月に採択通知を出します」ということだった。


要するに、科研費(科学研究費)の結果がわかるのが2ヶ月早くなるということである。


一般の人は、それがどうした?と思うかもしれない。


でも、実はこれが大きい。


というのも、現行の科研費は、その年の予算が獲得できたどうかが、4月1日にわかる。要するに、新年度に入ってから予算があるかどうかがわかるのである。計画もなにもあったものではない。。


そして、予算が消耗品などならばまあ多少遅くなったって問題ないのだが、問題は人件費


ポスドク、テクニカルスタッフ、派遣職員、パートタイマーなどで、科研費で雇用されている人もいる。


新しい予算でこれらの人が雇用できるかどうかが、4月になって初めてわかるということである。


自分の雇用があるかどうかが、その年になって初めて分かる・・・・


こんなつらいことはないのではでしょうか。。


そして、みんな受かるならば良いけれど、人が雇用できるような科研費の採択率は、20~30%。低いものは10%程度である。ようするに、落ちる方がはるかに多いのである。


今回の河野大臣の改革は、この4月1日の結果発表が2月になるということである。これでももちろんつらいといえばつらいが、まだ身の処し方を考える時間ができる。また、別に予算を追加するとかいう話でもないし(変更するのは大変だと思うけれど)、他を圧迫することでもない。


これは本当に素晴らしい改革なのである。


ということで、こうして研究費の使い方も色々と考えてくれている。研究費に関しては文句ばっかりを見かけるが、こうした改革もしてくれるのだから、研究者だって頑張らなければと思う。


日曜日に休んで、体力は完全回復。今週からばりばりがんばろう。。






さあ、みんなで研究がんばろう。。

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2020年11月29日日曜日

ナショジオ・オープンキャンパス終了

昨日は、ナショナルジオグラフィック主催のナショジオ・オープンキャンパス明治大学編だった。


これまでいっぱい広報の仕事をしてきたけれど・・・・


ここまで入念にやるのは初めてだった。


駿河台のスタジオ(というものが明治大学にある)でリハーサルを2週前と前日に2回。当日も15時からだったけれど、11時過ぎに入って2回ほど練習。


明治大学からは、理工学部の永井先生と、農学部の自分。2人はそれぞれこんな感じの個室に入って収録していた。芸能人の3名の方は向かいの大きい部屋。各人の間は、アクリル板?で遮蔽をしていた。

部屋は、撮影にように本格的なライトが備わっていた。本学にこんな設備があるとは。さすがアナウンサーを輩出する大学。。

15時から本番で、全体は90分間ほど。その後、少しの撮影など。本番は、ココリコの田中さん、武井壮さん、MCの朝妻久美さんの進行で進んでいった。


さすが・・・話が面白い。


やっぱりプロフェッショナルだ。本当にプロだ・・・最後のカバの倒し方とかめっちゃ面白かった・・。キリンの真似とかも完全にアドリブなのにすごいなと思った。


このナショジオ・オープンキャンパスをオンラインで行うのは大変だった。参加者の方々も、事前の接続や操作の練習が何度かあった。関係者一同、本当にドキドキだったけれど、大きなトラブルもなくうまくいった。本当によかった。。


話にも出ていたけれど、リアルだったら遠方の人はなかなか参加できないかもしれない。オンラインだからこそ、沖縄から北海道の方々まで参加することができた。悪い面だけでなく、良い面にも目を向けることが大事だと思った。


ココリコの田中さんとは少しお話ができたけれど、本当に科学や研究に興味がある方だった。すごく優しくて、腰が低く、あと、テレビで見るより10倍くらいイケメンだった。。


ということで、広報イベント終了。家には8時くらいに帰り着く。流石に疲れた・・・。でもとってもいい経験でした。詳しくなわからないのですが、そのうち何らかのメディアで観れるようになるかと思います。。




こうして日々いろんな仕事をこなしています。。

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2020年11月28日土曜日

本日はナショジオイベント。

本日はオンラインイベントに参加。

https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p000039x97z.html

ナショナルジオグラフィック社主催、環境省、東京都、J:COM社などとともに、親子向けのイベントをやります。。



事前登録制なので今から宣伝しても参加は難しいのですが・・こういうのもあるという紹介で。


地球温暖化などの環境問題に関するイベントで、特にプラスチックに関することが出てきます。前半は、動物に関するクイズなどで小学生から楽しめるイベントになっています。


後半部分に少し登場する予定。自分の研究をごく簡単に説明する予定。小学生にも分かるように話す予定ので、ちょっと正確性は落ちますがご理解を。シアノバクテリアも藻類と言ってしまっていますが、専門家は怒らないように。。(シアノバクテリア・藍藻は原核生物なので、厳密には藻類と言ってはいけないというややこしい話があるのですが、そんなことを説明できるはずもなく・・・)


今回は、なかなか準備が大変だった・・・でも、おそらく楽しいものになっているはず。こうして、研究や教育以外にもいろんな仕事に駆り出されています笑。


疲れているのでブログはこれくらい。というか、仕事がたくさん入ってくる・・・。昨日は帰ったら、別の広報の依頼もメールで入っていた・・・今は、広報委員じゃないのだけれど笑。もちろん、全部ノーギャラ。。


と、余分なことを言い過ぎると怒られるので、この辺で。いずれにしても今日のイベントが上手くいきますように・・・。






本日もノーギャラで働いています(2回目)。

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2020年11月27日金曜日

寒暖差がすごい。健康にお気をつけて。。

寒暖差がすごい。今日はまた寒くなるらしい。

先週は暖かくてとても過ごしやすかった。天気も良かったし、気持ち良かったのだけれど・・・


その分、今週が辛い。。


昨日はましだったけれど、おとといなんて別の国に来たのかと思うくらい違う気候だった。



月曜日に行われたヒアリングの疲れで気が抜けて、すっかりだめだめになってしまっていた。。昨日も電子レンジの使い方のミスを2つもやってしまい、ぼーっとしていることが示されてしまった。。事故らなくてよかったけれど。


ただし、実験についてポスドクIさんから素晴らしい報告があり。年に1回出ればいいようなデータがでた。うーん、すばらしい。これは来たという感じで、まだ再現性はわからないけれど、間違って出るような実験ではないので、多分行けそうだと思う。これについては良かった。


明日はオンラインイベント。リハーサルもある。また、休日(土曜日だけど)に仕事。。出勤はしていなくても、ずっと連勤な気がする・・。






SNS上でも体調を崩している人が多い。みなさまお気をつけください。。

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2020年11月26日木曜日

個人用の情報掲示板

ここ2日間は、アルバイト募集用にブログを使っている。また、昨日の学生実習では、質問があった人に対して、ブログにレポートの書き方を載せていることも伝えた。


こんな感じで、このサイトは日記というよりも個人用の情報掲示板として利用している。とても便利。。


あまり進んでいないけれど、実験のプロトコールも載せている。でも、今見たら、PCR用の酵素がちょっと古いかもしれない・・・。今は、KODシリーズは、みんなKOD Oneだろうか。。こうしたアップデートが大変で、なかなか進んでいないが。


いずれにしても、個人用の情報掲示板があるととても便利である。


ほぼ毎日更新しているので、情報量が多くなりすぎて、検索が面倒になっているのが残念。あと、ブログのタイトルが長すぎる気がするが、今更変えるのも面倒だし・・ということで、気になる点はいろいろあるけれど、まあよしとしよう。


今週は疲れと急激な冷えで、体調がいまいち。昨日は別の国にきたのではないかというくらい寒かった。。


今年度はじめて生田キャンパスのエスカレーターを使う。

コロナでずっと閉鎖されていたので、生田坂を登らなければいけなかった。ちょっと楽に。。


体力回復に努めてまた頑張ろう。。皆様もお気をつけください。





急に寒くなりすぎ・・・

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2020年11月24日火曜日

続・アルバイトの募集中。1500円の理由について。

連休にヒアリングがあり、エネルギーが空っぽ。昨日は研究室でなぜかメガネが割れるは、クリーンベンチのシャッターを落として危うく怪我するところだった(外れたので怪我なし)など、散々な1日だった。


それはさておき、昨日からIndeedでアルバイトを募集中です。


少しお気をつけいただきたいのですが

1. 事務系の仕事は正確性が第一なので、募集要項をあまり読まずに応募している場合にはすぐにお断りしております。必ず履歴書や志望動機などを、Indeedのサイトから添付ファイルとしてお送りください。

汎用的なIndeedの履歴書のみでの応募が多くなっております。



2. 時給が1500円と少し高めになっている理由ですが、やや専門的なアルバイトのため、この時給設定になっています。ですので、単に一般事務を希望するだけではなく、研究への貢献、英語能力、ウェブ関連の技能、イラスト・動画作成など少しお書きください(とはいえ、やる気があればOKするかもです)。


わかりにくい募集ではありますが、ご応募お待ちしております。



こちらは秋の生田キャンパス。。確か先週の写真。







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2020年11月23日月曜日

勤労感謝の日・・・だっけ?

本日は、祝日。

一瞬、秋分の日と書こうと思ってしまった。秋分の日は、9月下旬。関東だと、9月は全然秋じゃない。暑い。。


関東は秋がすごく短いと言われる。夏の暑さがだらだらと続き、少し涼しくなったと思ったらいきなり冬になる。特に西から来た人たちからするとこんなイメージらしい。


たしかに、秋物って、何を着たらいいかよくわからない。


秋物を買おうかどうしようか迷っているうちに、冬になるのであっという間に厚着になる。いつも買いそびれるイメージである(個人の感想です)。



たまたま先週が暖かかったので、夏でも冬でもない秋っぽいなと感じた。また、ちょうどキャンパスの木々が紅葉をし始めた。なので、一瞬、秋分の日と書こうと思ってしまった。


11月下旬で今年も残すところあと1ヶ月と1週間。1年生の学生実習担当もあり、研究室の学生はそろそろ卒業に向けた動きもある。コロナが増えて残念だけれど、気を引き締めて運営をしていこう。。






秋物の服は・・今年も買わず。。冬のセーターを買った気がする。

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2020年11月22日日曜日

仕事は説明責任。まずはひたすらに自問自答を繰り返す。

仕事とは、説明責任を果たすこと。


これが研究室で学ぶことだと思っている。


別に難しい話ではない。


大学の授業が終われば、進めることは人それぞれ。進路もひとそれぞれ。会社に入ってもそれぞれの仕事を進めることになる。チームで進めるものでも、個人の分担はある。


自分がどういう方向で、どんな仕事をして、どんな結果を得たのか。その後、またどういう方向で仕事をするのかなどを周りに説明する必要がある。


仕事で難しいのは、正解がないことである。


これでいいのか?と誰かに聞いても、その人だって正解を知っているわけではない。なので、その時々で最善の選択肢を選んでいくしかないのである。


そんななか、まずは自問自答を繰り返す。




自分の仕事を説明したら、こんな質問が来る。それに答えられるかをひたすらに考える。これが自分が日々やっていることでもある。


もしも、うまく説明できなかったり、答えられないようだったら、あまり最善の選択をできていないことが多い。なので、これがまずは第一関門。


次に周りの人に説明してみる。そして、質問に答える。これが第二関門。


これらを突破して、やっと世の中に出せるが、それも成功するかどうかはまだまだ未知数。それでも、最初の2つの関門を突破しなければ、世の中には自分の仕事を出すことができない。


こうしたことは研究室で学ぶのだけれど、教員である自分もひたすらにこの作業をしている。今日も明日もこの作業を続けている。





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2020年11月21日土曜日

予算の用途と額を決定するお仕事。

うーん、悩む・・。


何を悩んでいるかというと、予算の執行についてである。


まもなく年の瀬。あっという間に年度末がやってくる。


研究費は年度ごと。なので、3月末が締めになる。


しかし、実際は、大きな買い物は発注を年内に終わらせ、細かいものも2月に発注は終わりになる。3月は残額調整や人件費の執行になる。


それでも保険料が変動したり、細かい調整が必要で、結局3月の末日まで予算を計算することになる。


急な出費がなければ悩まないかもしれないが、機械は急に壊れるし、実験だって急に変更になることもある。これらに対応できるように余裕を持たせつつ、着地させていく。人件費にかかってしまうわけにはいかないので、すごく慎重にやらなければならない。


今年はコロナの対応で特に難しい。巣篭もり期間中や出張が不可になった分の予算の繰越が認められるのか、そうでないのかによってかなり対応が変わってくる。ということで、例年以上に不測の事態に備えて予算を動かしている。


ということで、研究者とはいえ、結局やっていることは、予算の用途と額を日々決定するお仕事である。。本を読んで講義をして、論文を書くのは仕事のごく一部。毎日お金の計算をしているのである。。






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2020年11月20日金曜日

ついにコロナが最高記録更新。さて、大学はどうなるか。

ついに東京などで1日の新規感染者数が最高になってしまった。


このブログ記事自体は水曜日の夜に書いているのだけれど、おそらく木曜日も更新してしまうのではないだろうか。


大学は学生実習と研究室活動で大学に来ている。幸いなことに生田キャンパスは全然感染が広がっていない。しかし、移動などを伴って感染が出る可能性もある。


そろそろ少し研究室にくる頻度を減らすようにした方がよいだろうか・・。


4、5月みたいに完全にロックしなくても、週1回くらい減らすのは良いかもしれない。勉強やデータ解析などのデスクワークなどはたくさんあるだろうし。12月はちょうどゼミが連続的にあるのだけれど、個別ゼミなどの回数を増やしてみてもよいかもしれない。やれやれ悩ましい・・。



この調子で行くと、期末テストはなしだろう(個人の感想です)。ということは、期末レポートということだろうか。。


正直、テストとレポートだと、レポートの採点の方がはるかに大変・・・。


テストのような形式でないと試せないこともあるので、残念ではある。でも、今回は3、4年生だし、まあ、研究や就活などに力を注いでもらおう。。


早くワクチンが完成することを祈りつつ・・


追記

・・・ついに東京は新規感染者が500人越え。それなのに対面を強行せよという声まである・・・。世論(というかクレーム?)に流されてはいけないと思う。健康第一。







期末レポートの準備?また新しい仕事が・・

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2020年11月19日木曜日

論文だけじゃない。知財・権利案件も進める。

今日も今日とて会議。オンラインだろうか。


研究では、査読論文が評価としては最も高い。賛否両論はあるだろうけれど、あやしい宣伝みたいなもので評価を決めるよりはかなり健全ではないかと思う。


(このブログは、大学教育ランキング1位です!とかで科研費が取れてしまったら、そんな業界はばかばかしくてみんないなくなってしまうだろう・・)。


ただし、うちの研究室は応用も志向している。ここが大変なところ。特許のこともさることながら、権利関係のことを知財部と相談しながら進めることが必須である。その会議が今週。


法律的なことがあるので、とても難しい。うまく進めておかないと、せっかく得られた成果が実用には使えないものになってしまう。研究費も応用志向で獲得しようとする研究者は多いが、正直、研究費を取って終わりだろうと思う例も少なくない。




まあ、人のことは良いとして、自分のことを進めよう。


1つ1つ権利の話を進める。明大の知財は結構頼りになる。かなりいろいろ調べてくれるので、とても助かっている。前の理研の方がお金はあったが、自分で先行研究などを調べなければならなかった。それでも、お金があっただけましかもしれないが・・・。


さて、社会実装まであと少し。がんばろう。。








大学教育ランキング1位・・・は何の成果にもなりません・・。


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2020年11月18日水曜日

ウェブ配信の研究室案内。先輩との会話が大事?

ブログからリンクはできないけれど、今年は研究室訪問をオンラインで進めている。


残念ながら、新規感染者数は増加モードに入ってしまった。落ち着けば、直接研究室訪問かと思っていたのだけれど、しばらく無理だろう。


研究室選びでは、先生はもちろん、先輩との相性も大事。先輩の顔があまり見えないのは、とても残念だと思う。うちの研究室の場合、大学院生がたくさんいて、TAで接していたことはあるとは思う。ただ、それでも限られた人なので・・・。





希望の研究室を決めた理由は人それぞれ。割とよく聞くのが、先輩の話を聞いて決めたというものである。進路を決めてしまうくらい、先輩との何気ない会話が重要ということである。


今後は、ウェブでの相談会などが企画されているだろうか。9月に環境分析実験(2年生が履修する)のメンバーで、うちの研究室の大学院生が4名登場して話はしてくれたので、雰囲気はわかったかもしれない。ただ、たまたまその時は男子4名だったので、女子の話も聞きたかっただろうか。


まだまだどのようになるかわからないけれど、研究室ではそれぞれが自分の研究をしっかりと進めている。4、5月はどうなるかと思ったけれど、感染に気をつけて研究が進められていてほっとしている。


来年はどんなメンバーだろうか。11月中旬。どんな研究テーマにしようか、これからどんどんブラッシュアップしいく予定である。





2020年11月17日火曜日

来週末は、大学の広報活動。

また今度宣伝するけれど、来週には


ナショナルジオグラフィックとのイベントがある。

https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p000039x97z.html


MCには、フリーアナウンサーの朝妻さん、ココリコ田中さん、そして武井壮さんというメンバー。


芸能人に会う・・・


といっても、まあ、自分もいい歳なので、粛々と自分の仕事を進めるのみである。。


月末は仕事が忙しいので、他のことをしている間に、あっという間に当日になってしまうだろう。


Zoomでのイベントだけど、かなり申し込みが来ているらしい。。うまく説明できるかな・・。まあ、自分はこういう仕事をものすごくたくさんこなしているのだが。


この数ヶ月だけでもいろいろ。今回のように親子向けのものもあれば、受験生向けのものもある。他には、高校の先生にターゲットをしぼった活動もある。いろんな仕事がある。私立大学だ。。


研究や講義、実習だけをやっていればいいわけではない。そして、なぜか広報の仕事は、本当にたくさん回ってくる。



ということで、当日はどうなることやら。イベントの前に仕事を終わらせなければ。。





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2020年11月16日月曜日

学生に教えてあげるのが仕事?

大学教員で忘れていけないことの1つが・・


教員は、学生に対して一方的に教える立場ではない


ことであると思う。20代、大学院生ともなれば20代序盤から中盤、そして後半にも至る。こうした大人に一方的に教える立場になるはずもない。大学院生だけでなく、学部生にも同じである。


もう学生たちの方が、自分(教員)を越えている部分がどんどん出てくる。なので、そういう部分についてはこちらが教えてもらったり、本人に任せてこちらは土台だけを整える仕事になる。もちろん、ディスカッションの相手はできるだろう。


一方的に教える立場ではないということは、一方的に学生を評価する立場ではないと思っている。


一応、成績をつけたりはするが、学年が上がるごとにその役割は減っていくと感じている。大学院生ともなればなおさらである。


教員の中にこうしたことが理解できておらず、いつまでも自分が評価する立場、教えてあげる立場だと思っている人がいたら、おそらく避けた方がよいことだろう。


ただし、評価されないから楽であるというのとは少し違う。もうそういう立場なのだから、自分で進んでいかなければいけないとも言える。サポートはあるだろうが、あくまでもサポート。


研究室とは、まさに独り立ちのための場所だと思っている。





教員によっていろんなスタンスがあると思うけれど、これがうちのスタンス。研究室選びにはぜひ参考にして欲しい。


ということで、今週も気合を入れてスタート。ばりばり研究をしよう。




研究室選びはとても大事。あっという間に研究室選びの時期に。。


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2020年11月15日日曜日

誕生日にワイン。ブドウの銘柄は?

今月は誕生日。あっという間に年を重ねていく。。



貰ったワイン。チリワイン。赤ワイン。


ブドウはブレンドで、メインがシラー。


自分は、赤ワインだとピノ・ノワールや、適当に買う時はカベルネ・ソーヴィニヨンや、日本ワインのマスカット・ベーリーA・甲州なんかのベースのワインが多いと思う。ちなみに、ワインの保存料として亜硫酸塩などが使われていることは、授業で出てきたはず。。


なので、シラーがメインなのはあまり飲んだことはない。


飲んでみると・・・


濃い。濃厚でブドウの香りが強い。美味しい(語彙力・・)。


ということで、この日食べたパエリアとぴったりだった。自分の好きなブラックオリーブの缶詰も開けて添えて食べた。


そして、赤ワインを飲んだ後は・・・


大量の水を飲む。


ワインに限らないかもしれないが、これが大事。お酒を飲むと脱水症状気味になり、悪酔いの成分が濃くなってしまう(多分)。なので、水を飲むのがとても大事である。これで明日はOK。


ということで、また1つ年齢を重ねる。どんどん年をとっていく・・・・でもまあ、正直若い頃よりも今の方が楽しい。。。





誕生日祝いに1クリックをお願いします・・・笑。


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2020年11月14日土曜日

忘年会は無理そう。。「カキイレ時」に居酒屋も大変だ・・。

早くも11月中旬。今年も残り1ヶ月半である。


昨日は年末調整を終わらせる。オンラインで完了。すごい。なんだやればできるんだ。ハンコいらないんだ。


研究室のイベントは軒並み中止。研究室旅行もなし。そして、このままだと忘年会も確実にないだろう。


店側は大変だろうな・・。


こちらは日経新聞のニュース。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66223720T11C20A1TJC000/?n_cid=SNSTW001

ワタミが2割の店を占めるらしい。


12月の書き入れ時に忘年会ができないような状態。忘年会でクラスターなんてなったらどんだけ叩かれることか。できない人がほとんどではないかと思う。


いま気づいたのだけど、書き入れ時ってこの漢字なんだ。帳簿に「書き入れる」のが忙しい時期ということらしい。イメージでは、お金をがさっと「掻き入れ」るものだったので、さっきまで間違えていた、、ということで修正(かきいれ時の漢字をきちんと知っていたでしょうか?)。





自分がそのビジネスではないからニュースで見て終わるレベルだけれど、当事者だったら洒落にならないだろうなと思う。そして、間接的にいろいろ広がるのはいうまでもない。GoToEatではうまらないだろう。というか、いまだに使い方がよくわからない・・・。


とにかく、自分は自分の仕事を。研究室イベントがなくて、学生たちはちょっと(かなり?)残念だろう。まあ、感染が広がっていないことだけは幸いと思うしかないだろうか。




忘年会の次は、追いコンも微妙か・・。

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2020年11月13日金曜日

ついにコロナ第3波。大学はどうする。

コロナウイルスの感染者数が、増加傾向になってしまった。


残念ながら、第3波ということだろう。




欧米の感染者数に比べれば大したことがないが、そうはいっても増えていることには変わりない。このままなんとかワクチンが完成して供給されるまで粘って欲しいと思う。


ただでさえ、様々な風邪が蔓延する冬場。日本の冬、特に雪の降らない地域の日本の冬は、乾燥する。風邪対策が重要である。


家でも職場でも加湿器を稼働させ始めた。また、暖房をつけるともに、こまめに換気。研究室ではエタノールで定期的にいろいろなところを拭いている。バイオロジカルには綺麗なのが、研究室の良いところである。


それにしてもしぶといコロナウイルス。暑かったら収束するという希望的な観測は打ち破られ、このような状況になってしまった。


大学は、学生実習と研究室活動はOK。なので、学生たちは定期的に大学には来ているのは良いことだと思う。対面授業は今季はもちろん、来年はどうだろうか。


たまに少人数のゼミを対面でやると、みんな嬉しそう。まあ、毎日ではないから嬉しいということなのだけれど。自分だって、大学に毎日通っていたけれど、通うの大変だし(自宅生だった)、週1回休みにしている人などが羨ましくて仕方がなかった。。


本学ではまだクラスター発生の報告はないし、生田キャンパスでも広がっていない。このまま頑張って粘りたい。。





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2020年11月12日木曜日

熱狂なき株高。バブル後最高値?

ファイザーのワクチン開発成功によって、NYダウは大幅に値上がりした。


それにつれて、日経平均株価も上昇し、 25,000円に近づいた(前日に書いているのでちょっとずれます・・)。


これは、バブル崩壊後の最高値。


1989年12月の3万8915円が日経平均の最高値。一方、最安値は、2009年3月の7054円。このころは、最高値から1/5以下になったということである。反対に、最安値からは3倍以上したことになる。


うーん、全然実感がない。


確かに、今年を除いたここ数年の就職状況はとても良かったと思う。さすがにこの数年を就職氷河期とは言わないと思う。


一方で、賃金は全然上がっていない。それどころが非正規雇用が増えてしまった。


それに今年はコロナで大打撃を受けている企業がたくさん。


はたして誰が儲けていることやら・・・。謎の戦後最高値である。





自分も株を買っているけれど、うーん、例えばメガバンクの株なんてたいして上がっていない。日本の代表的な製造業も大したことがない。一部のIT企業が上がっている気もするけど、それほどでもないような。


ということで、とてもではないけれど、昔のバブルのような雰囲気にはならないと思う。


自分もバブル世代ではないので、なんかその無茶苦茶は体験してみたかったが。。まあ、毎日飲み歩いて、高級なものを買い漁っても、すぐに疲れて飽きそうな気がするけれど。


研究系だけれど、経済の流れとは無縁ではない。うちは、企業と共同研究をたくさん行っているので、常に経済動向はチェックしている。








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2020年11月11日水曜日

ワクチン開発成功?科学の力はすばらしいが・・

アメリカの製薬大手ファイザーが、コロナウイルスのワクチンの開発に成功したというニュースが駆け巡った。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201109/k10012703511000.html


すでに4万人を超える人々にワクチンを摂取し、90%以上の人に予防効果があったとのことである。





ドイツのベンチャー企業BioTechという会社とともに開発したらしい。本当に素晴らしい。。人類の科学力に感謝。


正直、mRNAワクチンは全然知らなかった。ワクチンといえば抗原はタンパク質、または無毒化したウイルスや菌などと思っていた。うーん、知識が古い。


開発したのは欧米の会社で、なんだかんだ言ってもやはりまだまだ欧米の科学力は凄まじいということだろうか。。


それにしても・・・・日本では、大阪府知事がコロナをイソジンで予防できますとか発表したのは、本当に恥ずかしかった・・・まあ、多くの人はネタだと思ってくれていると思うが、それにしても真面目に政治家が発表してしまうとは本当に情けない出来事だった。


報道によれば、日本でも来年中に1億2千万人分のワクチンを供給できるとのことだった。ありがたや・・・。


科学の発展は、なんか国別の対抗戦のように言われることがある。どこの国の科学力がすごいとか、論文数とか引用数など。


実際、先に発明したものが特許を取り、ビジネス化して大きな利益をもたらすので、当然競争の側面はある。それでも、今回のように、全世界の人々に恩恵をもたらすこともある。あまり競争の側面ばかりを強調しないで欲しいと思っている。


さあ、あとはワクチンの試験が終わり、安定供給されるまで粘ろう。。読者の皆様も、くれぐれもお気をつけください。ワクチン開発は欧米だけれど、日本人の統率された行動は凄まじいと思うので。。





ワクチンよ、早く。自分も科学の力で世界に貢献したい。。

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2020年11月10日火曜日

暴食の週末でストレス解消。

子供たちも塾などで週末が忙しくなってきた。お父さん(自分)は家にいた。なので、たまには料理を。休日の昼ごはんは、テイクアウトなどの外食がほどんとなのだが、珍しく。




肉。ステーキ。


右は和牛。高いので、左のアメリカ産でお腹を満たす。


値段だけでなく、和牛はサシが入っていて最初はすごく美味しいけれど、あとで気持ち悪くなってくることがある。もっと食べたいなくらいで赤身肉に移った方が、また今度も美味しいという理由もある。


うちでは焼肉も牛肉を食べ、その後は豚肉。牛肉ばかりだとしつこくて飽きてしまう。その後のさっぱりとした豚肉は美味しい。


ステーキの作り方なんて焼くだけかと思ったが、意外にいろいろあった。共通するコツとしては


1. 肉を室温に戻す

2. 筋を切る。ナイフやフォークで切れ目を入れる

3. 片面に塩胡椒。少し上からかけると均一に(もこみち風)

4. プライパンで、にんにくをオリーブオイルで炒めておく。

5. 肉を投入。強火で表面を焼く。片面30秒から1分間。焼きすぎるとおいしくない。

6. 表面を焼いた後は、余熱で中を焼く


とにかく表面だけ焼いて中は余熱ということらしい。そうだっけ。。2枚目に焼いたのは少し火が強く入ってしまい、やはりちょっと硬くなってしまった。最初の和牛が美味しかったが、やはり値段が・・。


そして、この日は自分好みにご飯を炊く。かなり固め。。

自分はとにかく固いご飯が好きなのである。。


ということで、ステーキでご飯を3杯食べる。昼にご飯を大量に食べ、休日は夜は食べないというスタイル。面倒ということもあるし、満足いくまで食べた感があるので、このようにしている。


暴食の日曜日。うーん、ストレス解消にはもってこい。。





たまにはがっつり食べて満足感を。

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2020年11月9日月曜日

いつのまにか朝食はパン派に。

そういえば、朝食は完全にパン派である。。


実家にいた時は正反対で、ご飯派だった。いつもかなりしっかり朝ごはんを食べるタイプだった。


しかし、家庭を持ってからは・・・そんな時間ない。手間すぎる・・。


また、年齢が上がると苦いものが好きになってくる。朝のコーヒーが本当に幸せ。昔はこんな苦いものをなんで飲むのだろうと思っていたが。。


コーヒーにパンだが、やはり毎日同じだと飽きてしまう。スーパーやベーカリーのパンを買うのだが、たまに変わったものが売っていると試してみる。



最近見つけた、普段食べないものがこれ。ビスケット。。


ケンタッキーフライドチキンでしかお目にかかったことのないビスケット・・・・。自宅で食べるという習慣はまったくなかった。ごくたまに買うケンタッキーのビスケットも結構好きだった。


たまたまスーパーに売っていたので買ってみる。やはりここはメープルシロップ。


レンジでふわふわに。トースターでかりかりにしても美味しいかもしれない。


うん、あいかわらずぼろぼろとこぼれるかんじだけれど、しっとりとしていて美味しい。なにより普段食べないものというのが大事。人間の味覚ってなぜ飽きるのだろう。これはとても不思議である。。


ということで、いつもとは違う朝食で気分転換。コロナが全然治らないけれど、今週も頑張りましょう。。





どこか旅行して美味しいものを食べたい・・・

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2020年11月8日日曜日

毎日が論文投稿日。

今日はさすがに投稿していないが・・・


今週は毎日論文を投稿していた気がする。



論文を投稿しても、必ず審査されるわけではない。それなりの雑誌だったら審査されるのだけれど、有名な雑誌になると審査されるために大きなハードルがある。また、ジャーナルのスコープ(方針)に合わないこともある。


そうすると、審査に回らず、エディターのみで返ってくる。


また、そもそもエディターに届く前に、論文のフォーマット(形式)チェックがある。これがかなり面倒。


例えばタイトルページに、タイトルの他に短いタイトル(Running title)をつけていたり、論文の文字数を書いておいたり・・


また、利益相反(Conflict of interest)をカバーレーターに書かなければいけないなどなど・・・


雑誌によってとてもたくさんの決まりがあり、大変なことに雑誌によってバラバラである。同じ出版社で同じ系列の雑誌でも異なるので、これがやっかい。。


そんなこんなで今週は毎日のように投稿していた。。


昨日投稿し、今日は日曜日なのでさすがにないが(そもそもチェックが進んでいない)、なかなか骨が折れる。。


今回はいままで出したことのない雑誌にしてみた。フォーマットチェックは合っているだろうか・・・。1つの論文を出すのは本当に大変である。。


今日は日曜日で特に予定なし。ゆっくり休もう。






研究者はみんな論文で戦い続ける・・。

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2020年11月7日土曜日

働く場所を大事にする傾向がある。

この間の記事がかなり読まれた。

海外に行かないと研究者になれません?


アカデミックの研究者になるならば海外に行かないとダメという傾向があったのだけれど、そんなの目的が手段になってしまった典型的な例だし、若者にそんなハードルばっかり課してどうするのか?という話だった。


アカデミックの話ではないが、最近の学生の傾向としては、働く場所をとても大事にしていると感じる。




一昔前だったら、やはり有名な企業に入って良い待遇を得ることを目的とし、その分、転勤などは致し方ないという感じだったかもしれない。


個人の問題なのでなんとも言えないが、やはり今は働く場所を気にする人が多いと思う。


自分だって、共働きだし、子供のことを考えると、簡単に引越しなんてできなかった。幸い関東だったので仕事を探しやすかった。引越しをせずに東大、理研、明大と渡り歩けたのは本当にラッキーだった。


いずれにせよ、こうした働く場所の希望をかなえることも立派な待遇改善だと思う。最近は企業側でも配慮する例が出ているとは思う。いや、待遇改善を広くニュースにするだけで、現実は厳しいような気もするが。


アカデミックの待遇はしばしば問題になるが、やはり予算は限界がある。任期なしで良い給料ならばそれに越したことはないが、みんながみんなそうなるのは現実的ではない。


なので、こうした働く場所とかは別の形の待遇改善はできると思っている。


もちろん、ポストがなければ働く場所を変えなければならない。でも、今回の話のように、一度海外に行かなければならない制限をつけるとかは、別に撤廃すればいいだけなので、可能だと思う。待遇のあまり良くないアカデミックこそ、こうしたできる改善をしなければならないのだが、むしろ遅れをとってしまっていて、残念に思っている。


ちなみに、こうした海外に行かなければとか異動がしなければというのは日本のみではない。


昨年ドイツに行ったが、そこにいたポスドクからも「一度海外に行った方が評価が高いので、日本に興味がある」と言われ、メールで何度かやりとりをしていた。どこの国でもそうした傾向がある。なので、日本独自の問題でもない。


いずれにせよ、海外経験を大事にする人がいても良いと思うが、自分はそれはあまり重視しない。実際に今採用をしていて、「(明大生田キャンパスがある)小田急線沿いだから働けた」という人も多い。この間の募集も30件以上応募が来たが、場所が小田急沿いだからというのが大きい。子育てとか家庭の事情がある人からすれば、海外どころの話ではないのである。


変な制限をつけて、優秀な人材が逃げてしまうのは本当にもったいないと思っている。







待遇はお給料だけではない・・・

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2020年11月6日金曜日

新たな人材採用計画

うーむ、悩ましい。。



実はまた新たな研究室メンバーの採用を考えている。次年度の人を雇用するための予算にはステージゲートなどを通過しないといけないので、これが悩みどころではあるのだけれど。でも、採用をどうしようか考えている。


現時点でのうちのスタッフメンバーはポスドク2名とテクニカルスタッフ4名。新しいテクスタHさんには、業績まとめやデータ入力など、デスクワークをかなりやってもらっている。とても機能している。


同じく今年からの新しいポスドクであるKさんは、独自でバリバリ研究をしているので任せている。6月に着任してもうすでに実験ノートが1冊終わりましたと言っていた。努力は人を裏切らないので、きっとうまくいくことだと思う。


新メンバーについて述べたが、既存メンバーの成果は言うに及ばず。今ポスドクIさんの論文を繰り返し投稿して戦っているが、この論文はうちの研究室の代表作の1つとなるだろう。


ということで、全体としてうまくいっているのだが、まだまだ貪欲に研究室を良くしたいと思っている。


ブログを書きながら、自分が必要としている人を考えてみる。


○学会・研究会などに対応できる人

うちはみんな子育ての人ばかり。なので、残業なしの人ばかり。それでいいのだけれど、ヒアリングや学会などは出張だったり、残業の時間(夜や休日)だったりする。結局、自分に全部来るので、こういうのに対応できる人が欲しい。


○デスクワーク対応

間接経費などで雇用し、幅広い業務の対応を。いわゆる秘書業務だろうか。


○製品開発

こちらは打って変わって技術系だろうか。来年度あたりからはいよいよ製品開発に着手していきたい。既存のメンバーを投入することも考えるが、新しいメンバーを投入してもいいかもしれない。また、デザイン関係・設計関係に強い人も欲しい・・。


と悩んでいるうちに時間が過ぎてしまう。判断は早くが大事なのだが。しかし、人材採用はとても重い仕事。やっぱり考え中・・。






研究室の体制をいつも考え中。。新メンバーをどうするか・・。


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2020年11月5日木曜日

海外に行かないと研究者になれません?

最近はなくなってきたが、一時期パーマネント(無期雇用)の研究者の募集では、「海外での研究経験があること」などの要件がある場合があった。





海外での研究経験が必須であり、一度は若手研究者も海外にいきましょうということである。


・・・正直、時代錯誤だと思う。


その昔は、欧米が進んでいたし、情報が入りにくかった。だから海外(というか欧米)に行って研究して学んでくるものだった。とても理にかなっている。


しかし、いつしか手段が目的化して、海外に行くことが大事となってしまった。


もちろん、それは良い体験になるとは思うが、必ずしもみんなが行けるわけでもない。


持病がある人もいると思う。うちのように家庭を持って、かつ子供が結構なアレルギー持ちだったら、正直厳しい(子育てをしない人に限って、海外だってアレルギー対応はあるというが、アレルギーとは食品を避ければ終わりではない・・)。


また、晩婚化・少子化に伴い、介護などをしなければならないケースもある。


さらに、海外に行って稼ぐとは言っても、やはり最初はお金が必要な場合も多い。


こうして、ただでさえ任期付きのポジションばかりなのに、さらに若者にハードルを課していったため、博士課程に進む人たちが激減してしまったのではないかと思う。


上には事情がある場合を書いたけれど、別に地元が好きで地元で暮らしながら研究をしたいという理由だって良いと思う。論文などはネットで読めるし、研究環境はあるものでできますとなれば、別にそれで良いと思う。人的交流は学会や研究会にいけばいいだろうし。


繰り返すけれど、海外での経験はきっと役には立つと思う。しかし、それは研究の本質ではない。情報が手に入りやすい現代と昔の体験を同列にすべきではない。


ノーベル賞の益川教授や田中耕一さんのように日本で成果を挙げた人の例を恣意的に無視し、日本から飛び出した利根川教授や中村修二教授などの例を挙げるのも正しくない。


何が言いたいかというと、もう上から目線で若者に次々とハードルを課す時代は終わったと思う。


放っておいてもアカデミックの研究者が溢れる時代は終わり、博士課程に進んでいただく時代だと思っている。


甘いと言えば甘いかもしれない。なので、それは大学院や研究室の方針によると思うので、それぞれ違って良いと思う。


自分としては、博士課程の学生を徹底して優遇する時代で、その後のキャリアパスを一緒に、柔軟に考えることが大事だと思っている。


うちの学生は来年から博士課程が2名になるが、2人とも学振DC1。すなわち給料が月20万円。そして、学振に採用されたので、学費が全額免除。このくらいの待遇でなければ博士課程には誘いにくくなっている。


海外経験の問題だけでなく、そろそろ若者に対する意識を変えないと、本当にアカデミックの世界も沈んでしまうと思っている。すでに沈んでいると思う人もいるかもしれないが、自分はまだ全然手遅れではないと信じている。





若者はこうあるべき・・・みたいなものをもう減らす時代ではないだろうか・・・


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2020年11月4日水曜日

今週は大学祭週間なので、講義配信はありません。

今週は大学祭週間。なので、講義の配信はない予定。いや、予定ではなくない。



もう11月。期末テストはどうなるだろうか。3年生はそろそろインターンの時期かもしれない。今年はウェブだろうか。


正直、インターンや就活の移動で疲弊していき、人によってはそれで研究が終了してしまう。ウェブを活用することで労力や費用が抑えられたら、それはとても素晴らしいことだと思う。


インターンは良いものもあれば、学生をただ働きさせようというものもある。貴重な時間と労力を減らさないように気をつけて欲しいと願っている(これは日本だけでなく、アメリカの学生向けの指導にも、インターンで安売りしないようにという注意がある)。


研究室は通常のゼミとともに、3、4年生だけのゼミが来週に予定されている。ウェブだったり、少人数の場合は直接だったり。もう少し個別の話し合いを増やしたいなと思っている。


コロナがなかなか治らないので対面講義は不可能だろうけれど、テストはどうだろうか。今のところ期末レポートのようになるのではないかと思っているのだけれど。。


大学祭もウェブで行われていて、アバターで参加できるなんて本当にすごいなと思った。リアルで食べ歩きができないのがとても残念。毎年、限界まで食べられるかに挑戦していたのだけれど・・・。来年もできるのかわからないけれど、期待しよう。。








グルメツアーができず・・イベントなしでつまらない・・仕方がないので、こういうときこそ研究を進めよう。


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