2020年7月31日金曜日

科研費採択。初めての挑戦的研究(萌芽)。

昨日突然科研費の審査結果が発表された。

科研費の審査結果の発表といえば、4月1日。新年度早々研究者たちの悲喜交交な盛り上がりがある。

この時期になぜかといえば、研究費の種目によって、4月スタートではないものがあるからである。

挑戦的研究という少し異色な予算があり、こちらは年度途中からスタートするというものになっている。挑戦的研究には、萌芽と開拓があり、前者は最大500万円、後者は最大2000万円となっている。この異色の挑戦的研究は倍率が高く、たしか採択率は萌芽で10%くらいだった気がする。

今回、挑戦的研究(萌芽)に内定した。予算はこちらで申請し、その後充足率といって、申請した額から何掛けかで減ることになる。充足率が100%ならば、申請した額ということになる。



今回の計画で申請した額は、500万円よりかなり少なめ。都市伝説かもしれないが、申請額が少ないと採択されやすいという意見もある。まあ、予算全体が決まっていれば数が増えるのは当たり前かもしれない。

一方、そんなことは関係ないという意見もあり、いまだによくわからない。

いずれにせよ、予算が採択されたことはめでたいこと。今回は挑戦的研究にぴったりなテーマだったので、かなり自信があった(これは結構珍しい)。

それにしても、採択されたニュースだけ飛び交うので、「みんな採択されていて、自分だけが通らないのではないか?」と思うかもしれないけれど、それは気のせい。採択された申請の裏には、その倍、下手すれば10倍以上の採択されなかった申請がある。

科研費に限らないが、採択されるコツといえば、諦めないで応募することとしか言えない。そして、そのために継続的に挑戦できるような体制を整えるということだろうか。

いずれにせよ、これで学生たちにはもっともっと良い環境で研究をしてもらえることになる。コロナで人数制限があり、なかなか進まないのが口惜しい。いや、こういう時こそ論文を読んで勉強すべきだろうか。

めでたいニュースの頻度は多くないので、今回の採択はとても嬉しいことである。





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2020年7月30日木曜日

期末レポート採点が99%完了!

分子生物学と生命システム工学の期末レポートの採点が完了した。



正確には99%くらい。いや、99%完了って変な表現かもしれないが。。笑

ファイルアップロードの間違いや互換性の問題で採点しにくいものだけ再アップロードを依頼している。なので、基本的には完了したのだけれど、一部やり直しを待っているという段階である。

ということで、完了したけれど、99%という表現になっている。

ところで、添削したファイルを返却するのだけれど・・・・

これひょっとして一人一人送信するのだろうか・・・。送信と言っても、もちろん個人のメールアドレスではなく、Oh-o!Meijiという大学のシステムからなのだが・・・

毎年紙媒体の時は、研究室の前にレポート返却Boxをおいておいて、授業の合間や学校帰りに取りに来てもらうことになっていた。

今年は電子ファイルとして送信するので、そういう面倒なところはないが・・・・1つ1つフィードバックというところで送信するようである。

こちらは大変・・・うーん、まあ、仕方ないか・・・

それにしても全くもって仕事が途切れない。ただし、今日も3時半に起きたので、仕事は順調。たまに超早起きすると仕事が捗ってすばらしい(←いいのかわからながいが)。

さあ、今日も1日頑張ろう。




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2020年7月29日水曜日

今週も会議。カキフライ定食で栄養を。

今週も会議が多い。対面式での会議もあり、出勤がやや多め。

キャンパス間の移動もあり、早めの夜ごはんを食べて会議に備える。

大戸屋でカキフライ定食。普段自宅などでは食べないものをチョイス。


すっかり外食の頻度が減った。早めの時間だったのでガラガラ。また、確か1ヶ月くらい前も同じ駅の大戸屋で食べた。なので、感染リスクが相対的には少ないとは思うのだけれど、まあ、単なる確率の問題かもしれない。

それにしてもコロナもなかなか収束しない。感染経路も不明な人がかなり増えた印象がある。本学もいつクラスターが発生しましたというニュースがでてもおかしくない。

現在は、研究活動はかろうじて許可されている。8月末には対面式での実験(といっても時間はごく短いので、顔見せに近いが・・)が準備されている。今のままではできないと思うので、早く感染者数が減って欲しい・・。

今日も朝からデスクワーク。学期末は忙しい。



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2020年7月28日火曜日

生明祭中止か・・・仕方ないが、釈然としない。

今年の生明祭の中止が発表された。
https://twitter.com/ikumeisai

さすがにこの状況でやることはないと思ってはいた。学園祭をやる大学は全然聞いていない。中止という話ばかり入ってくる。



大学でもかなりコロナが拡散しているし、クラスター認定されたところもある。

まして学園祭といえば、飲食を伴ったイベントが華。コロナのことを考えればかなり厳しい。中止の判断は正しいと思う。

しかし・・・

前のブログでも書いたけれど、プロスポーツは観客5000人までOKで運営している。そのほか、GoToキャンペーンもはじまっている。旅行OKということである。

他の施設も、「対策しています」なんていいながら解禁している。

毎日5000人の観客が入るイベントはOKで、学園祭は不可。

・・・釈然としない。さすがに大学生の自粛きつくないだろうか。

もちろん、じゃあ、大学も解禁をなんていいたいわけではない。そんなことをしたらあっという間に広がってしまうだろう。

対策をしてますで解禁をしてしまっているイベントの方が、自粛をすべきだと思っている。

生活がかかっているので聞く耳を持たないと思うけれど。

それにしても、いつになったらイベントができることやら。



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2020年7月27日月曜日

本当ならばテスト期間。ブログどころではないか・・。

7月下旬。春学期もいちおう大詰め。

ただ、今年は正直よくわからない。。

本来ならばテスト期間だけれど、対面テストは中止。期末テストに代わる課題を出すことになっている。その採点が8月上旬。なので、この1週間で期末テストに代わる課題を提出することが多いかもしれない。

教員はそれに遅れて採点や得点集計業務になる。一番忙しい時期の1つである。

教員の仕事は講義や実習だけではない。研究は延々と続く。そして、委員会などの大学業務も目白押し。これは学内の話で、当然学外の仕事もある。

ということで、今日も大忙し。Zoomなどを駆使できるので、マシになったかもしれない。ただし、場所を移動することによる気分転換ができなくなったので、これはちょっと心配。

そう、学会出張って、毎回行く前は「出張なんていやだ」と思っている笑。

なぜって、忙しいから。

不在の間に仕事がたまる。いや、確実にたまる。もちろん、出張のための作業も必要になる。なので、大抵憂鬱になる。

しかし、出張に行ったあとは、行って良かったと思う。

やはり人と会って話すと刺激をもらえる。また、違う場所に行くと気分転換になる。なので、後悔したことはほとんどない。

ということで、Zoomは効率的でよいのだけれど、気分は晴れない。学生たち大丈夫か、ちょっと心配である。秋〜冬の学会に、10人くらいで参加するつもりだったのに・・おそらく中止だろうか・・


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2020年7月26日日曜日

明らかに不人気!そのカテゴリーとは。

昨日、
なんとブログの記事数は1000を突破。
という記事を配信した。

1000回の突破記念だし、アクセス数もすごいかと思うかもしれない。

しかし、実は世間は正直。

ブログのアクセス数やランキングのみを主題にした記事は、如実にアクセス数が下がる。昨日の記事も実はアクセス数的には大したことがない。



理由は簡単で、これらの記事は、あくまで自分本位。自分にとっては意味があるかもしれないけれど、周りの人からすれば、全く意味や重要性がない情報だからである。

SNSやブログだと、当たり前だけれど自分のことを発信する。いかに自分が苦しいかをアピールして、その後協力してくださいみたいは投稿はたくさんある。

でも、みんなそれぞれ苦しいし、ただ助けてくださいなんて言っても助けてくれるはずがない。助けると言ったって、リアルの知り合いだけでも精一杯だと思う。

自分の場合は別にブログやSNSでビジネスをしようとしているわけではないので問題なのだけれど、ビジネス化しようとしたときには考えなければいけないと思う。自分こそ助けられるべきだなんて発信ばかりしていても、みんな興味はないし、そもそもみんな自分はそう思っているので。

ということで、自分に向けた発信というのは、明らかにアクセスが減る。やはり、なんらかの価値のある情報を提供するのが大事だなと思っている。例えば、公募に関する記事だと、自分が応募する時のために多少の参考になるので、やはりそのような記事はアクセス数が上がる。

こうして、ブログもやってみると、アクセス数からいろんなことを学べる。人の心の動きも反映するので、データを扱う研究者としては、それなりに興味深い。。







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2020年7月25日土曜日

なんとブログの記事数は1000を突破。

そう、いつの間にか達成した。

ブログ開設以来、投稿したブログの記事数は、

なんと1000・・・・

を突破していた。。笑




この記事で1021個目。中途半端・・・全然気づかなかった。


たまに休んだりするけれど、大体1日1記事。ということで、大体3年間くらい続けたことになる。

うーん、長いような短いような・・。

それにしてもよく続いている。

レポートの書き方とかプロトコールとか、研究室案内をウェブ上に掲載するというのが当初の目的。

同じ質問を繰り返していたら効率的ではないので。

また、Twitterと合わせて、補助的な情報提供にも使っている。

例えば、講義レポートの〆切などは、もちろん正式な大学のウェブサイトから配信する。しかし、例えば「明日〆切ですよ」とかのリマインドをウェブサイトから配信してしまうと、大事な情報が隠れてしまったりする。

学生も、たくさんの講義を受講し、その他にもいろんな連絡が大学から来るので。

なので、SNSでは、知らなくても問題はないけれど、知っておくと便利な情報を配信している。



ブログでは大事な情報を配信していきたいが、しかし、大事なことは正確性を担保しなければならない。そんなものを毎日に書き続ける時間はないので、なんとなく日記っぽくなってしまっている。いつかは戻したいが、余裕がある日は見えない・・・・定年になったら切り替えようか(←適当)。

ということで、大して大事なことは書いていないのだけれど、ブログはだらだらと続いている。。

いつもあまり大したことは書いていませんが、お読みくださりありがとうございます。さて、いつまで続くでしょうか。。







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2020年7月24日金曜日

家でひたすらレポート採点。

連休はひたすらレポート採点。レポートだけでなく、研究室の学生と今後の予定をメールで話したり、来週の研究のプロジェクトの会議をしたり、学生実習のことを話したりと忙しい。

講義の新しい課題を収録したり、配信したりもしていた。

ずっと家だとさすがに仕事が進まないが、たまに家だととても仕事が進む。

コロナにならない限り、なんとなく職場に行ってしまっていた。家にいた方が効率が良かったとしても、家にいてよいのだろうか?さぼっているということにならないだろうか?と思ってしまう。

大学院生から今に至るまで、そんなことで怒られたことは一度もないのだけれど、なんとなく仕事に行ってしまう。典型的なワーカホリックだろうか。



日本人が有名かもしれないが、日本人だけというのはあまり思わない。やはり仕事をしてそれなりのポジションいる人は、どの国であっても休日にかなり働いている気がする。

2年生が主な分子生物学のレポートも2/3を過ぎた。もちろん、これはあくまで仕事の一部。3年生以上の生命システム工学も残っているし、他の仕事も目白押しである。

合間合間で休みながら、本日もお仕事の予定。この研究でレポート採点がどこまでできるかが勝負である。。コロナも拡大してしまったし、大人しく家にいよう。。




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2020年7月23日木曜日

公募の結果報告。

JREC-INやIndeedで公募をかけていた研究支援者(アシスタント兼テクニカルスタッフ)。



ツイッターなどでも拡散していただきました。

めでたく1名の採用が決定し、9月からHさんが着任することになりました。現在書類の手続き中。

今回の公募では、30名以上の応募がありました(正確にはもはやわからない。30数件だと思う)。

本当に多種多様な方々の応募があり、大変でしたが、採用できるのは1名だったため、他の方は、お断りせざるを得ませんでした。

また、この人は研究者では?とか、この人は技術者に合うかもなど、こちらの勝手な想像ではあるのですが、適材適所の観点からも選定しました。なので、優秀じゃないから、ダメだから断ったわけではありません。

たった1名の採用なので、縁としか言いようがないと思っています。

このような公募をすると、仕事をするって本当に大変だなあと痛切に感じます。

なんというか、大学生くらいの時には、一流大学を出てスキルもあれば、年収1000万くらいに・・・と思っているかもしれない。

しかし、現実は全然甘くない。

仕事につけば、勝手に年収が上がっていって・・・というのは完全に妄想

アカデミアの話題でも、民間企業に就職すれば、年収が高くて稼げるのに・・という言葉をよく目にするけれど、これも単なる妄想で、現実はそんなことありません。

今回の公募でも、この履歴でこの給与でいいのか?と思うような方々が、たくさん応募してきてました。残業なしで時間も選べ、また、川崎市で通えるという点が大きかったらしく、家庭の事情でフルタイムでは働けない優秀な人たちがたくさん応募して下さりました。なので、ありがたいことに、本当にハイレベルな公募になりました。

ということで、うちの研究室も6月に新しいポスドクのKさん、9月から研究支援者としてHさんが加入。これまでもメンバーも変わらず頑張っている。新戦力を迎え、コロナの中でも頑張って研究を進めていきたいと思います。





なんかとりとめのない話になってしまった・・・・けれど、クリックのご協力をお願いします!

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2020年7月22日水曜日

さあ、いよいよ秋学期の形式が発表か?

そろそろ本学でも秋学期の講義形式が発表されるはずである。ちなみに先に言っておくと、教員だけど、現時点では知りません。。




周辺大学では、ほとんどの首都圏の大学が、後期もオンラインになっている。そりゃそうか・・・6月でだいぶ治ったと思ったら、7月でむしろ最高記録を更新してしまっている。

7月に少し対面授業が始まったと思ったら、7月中旬で打ち切り。何とも悲しい事態である。。

この状況だと、秋学期もオンラインではないかと思う。悲しいし、周りが活動しているのにおかしいと思うが、健康は変えられない。娯楽とか解禁しているほうがおかしいと思うので。相撲は感染者がでも続行とか言っているし、、、自粛している人にどんどんしわ寄せが来る・・。

それでも、7月はじめのように、コロナが減れば、一部実習解禁になるのではないかと思う。感想によれば、少し大学に来れたことは、かなり好評だったらしい。そりゃそうか・・

そして、毎日来たら正直疲れるが、週2、3回だったら貴重で、とても楽しいかもしれない。うん、学生時代はもちろん毎日大学に行っていたが、別に嬉しくも何ともなかった。週1休みとか作れないカリキュラムだったが、もしそうだったら最高だっただろう。。

ということで、あくまで勝手な予想です。今日発表がなければ来週だろうか。あ、いや、木曜日と金曜日は休日授業日になっている気もする。もはやカレンダーがよくわからない。。

さあどうなるだろうか。






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2020年7月21日火曜日

コロナと株式投資。どちらも予測できる?

コロナの感染者数が増えてきた。

誰だって、今後の感染者数が知りたい。毎日グラフを眺めている人も多いと思う。

コロナの感染者が今後どうなるかについて、いろいろな人が意見を述べている。

K値という指標もあるらしい。

どのように算出するのか見ていないが、見る必要もないと思っている。

なぜなら簡単で、集団感染なんて超絶複雑な現象を、少数のパラメータで予測できるわけないからである。

なので、コロナの数を予測できると言っている人は、絶対に信頼しない方が良い。

株式投資でも同じ。会社の株価は、会社の業績、さらに世の中のムードなど極めて複雑なパラメータに左右される。予測をしたいところだが、そんなことはできない。現に、コロナ騒ぎで乱高下したことだろう。経験則として見ても、予想をしている人は、当たった時だけ声高に当たったと述べているだけである。




じゃあ、予測しない方がよいのかというとそうではない。ある程度の予測をした上で、最悪のケースを想定し、その対策を講じることである。

なので、西浦教授のように予測のあと、最悪のケースを想定し、対策を提案するのが正しいと思う。なんと、素晴らしい選択をしていたのが、この日本である。そのあと、なぜ叩かれたのか理解できないが。

株式投資についても同じで、最悪の場合を想定し、それでも問題ない方法を取れば、大抵の場合は稼げる。変な予想に引っかかる人は、あっという間にカモにされる。

こうした混乱期には変な予想屋が現れる。しかも、願望で甘い予想は信じてしまいたくなるが、残念ながら、あまりにも複雑な現象を正確に予測することは不可能である。

正確に予測することは不可能であることを認識した上で、それに対する対策を講じることが大事である。株式投資ではわかっていたのだけれど、今回のコロナ騒動でとても似ているなと感じた。

勉強すると、詐欺に引っかかる確率が下がると思う。これも通説に感じた。



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2020年7月20日月曜日

大学院の講義もいよいよ終了。

本日で大学院の講義も終了。

大学院の講義は、環境バイオテクノロジー特論と名付けられている。

こちらの講義はゼミ形式で行っている。

大学院生だけでなく、先取り授業として、4年生も取っている。

というか、最近4年生の方が圧倒的に多くなっている。

今年はなぜか18人も受講生がいる。大学院の講義というと、大規模大学や文系では2、3人なんて場合も多々ある。珍しいかもしれない。

今日でゼミ形式の講義も終了。全部Zoomだったけれど。

でも、18人だったので、リアルタイムでできた。人数が多い授業では原則課題配信になっている。トラブルを避けるため。

リアルタイムで全く講義ができなかったので、大学院はせめてできてよかったと思う。

さて、秋学期がどうなるかだけれど・・・今のペースで対面が解禁される分けないよな・・・せめて少人数に分けて、リアルタイムも組み合わせることができればよいのだけれど。


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2020年7月19日日曜日

前期の仕事が大忙し。仕事の山場だ・・。

昨日は自宅でひたすら採点。分子生物学を採点しているが、やっと50人終わったところ。まだ、1/3に満たないところが恐ろしい・・・他の講義もあることは言うまでもない。

他にも学科内会議や委員会などが目白押し。先週は6時間近く会議をした日もあった。

もちろん、個別の研究も進めなければいけないし、査読も入るし、外部の研究者への連絡も多数・・・

JST-ALCAの内部会議も予定されている。Zoomで行う。プレゼン資料を作らなければいけないが・・・。ほんと全てが隙間時間である。。


それにしても前期の忙しさもピークである。そしてこの忙しさはあと3週間は続くのではないかと思う。それで終わる保証はないが・・。

来週は4連休があるが、ここでひたすら採点をすればましだろう。カレンダー上は休みだが、実質的な休みなんてない。まあ、そんなものだろう。

こういう時は食べるものが大事・・・

なのだけれど、ウィークデイは忙しくてカップ焼きそば。昼夜兼用。美味しいけれど、続けると体を壊す。

金曜日の夜は自宅で焼肉。。


写真にはないが、サンチュやキムチなども食べ、元気いっぱい。あまりでかけられないので、食べることが楽しみである。外食も控えているので、スーパーばかりにお金を使っている気がする。。



さて、採点業務に戻ろう。






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2020年7月18日土曜日

期末レポート採点中。

今週は、担当する分子生物学と生命システム工学の期末レポートの締め切り日だった。




他の教科とかぶらないように、1ヶ月前倒しで期末課題を出していた。期末課題は今が佳境なのではないだろうか。課題ばかりで、対面までなくなってしまい非常に大変ではないかと思う。

コロナがせっかくおさまってきたと思ったのに、むしろ広がってきてしまった。数日前は夜の街関係だけだったのに、この1、2日はかなり他の場所にも広がっている。そろそろ近場にも出ることを覚悟しないといけないのかもしれない。

分子生物学の期末レポートから採点中。

ワードの校正機能または、PDFの注釈機能で書き込みを入れている。1つずつ手を入れているので、やっと分子生物学の方が20個ほど終わったところ。分子生物学の受講者は150人以上なので、まだまだ遥か先である。。

それが終わったら生命システム工学だし、実験実習もある。大学院の講義はZoomである。また、委員会などもたくさんある。コロナのおかげで会議時間は激増である・・・。

分子生物学の期末レポートだが、全体のレベルが高い。これに関しては、もう少し採点が進んだらゆっくり総評を書こうと思っている。

全体のレベルが高いことにはメリットとデメリットがある。

デメリットは、相対的に良い点を取るが難しいことである。当たり前かもしれないが、みんなが頑張っていたら、自分が頑張っても平均的なものである。良い点を取ろうと思ったら、より頑張らなければならない。

メリットは、そういう優秀な人たちのなかにいることで、成長できることである。ちょっと頑張ったら一位でしたなんて環境は、本当につまらないと思う。実は、自分の高校は非常にレベルが低かった。なので、すっかり気を抜いてしまい、自分の実力があまり延びなかったという苦い経験もある。なので、周りが優秀だと苦しいが、素晴らしいことだと思って欲しい。

さて、ブログはそこそこで切り上げて今日も採点。他にも業務は山積。1つ1つ終わらせていこう。




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2020年7月17日金曜日

自粛レベルが上がった・・。大学はどうなる。

ブログは1〜3日前に書いているので、タイムラグがある。

水曜日の夜に大学から自粛レベルをあげるという発表があった。

https://www.meiji.ac.jp/koho/natural-disaster/6t5h7p000034h79l.html

正確にはレベルは2のままで、対面授業などが禁止となった。

7月になり、やっと少しずつ緩和されてきていた。特に、1、2年生も週2回くらいの学生実習で大学に通うという日々になっていた。少しとはいえ、友人たちと会う(というか、1年生は初対面だったが・・)機会ができたのはすばらしいことだった。

それなのに・・・水商売やら娯楽やらのために拡大。保育園や小学校、病院で感染してしまうのは仕方がない。また、通勤通学、商店などで感染してしまうこともあると思う。気をつけていても感染してしまうのは責められるものではないと思う。

しかし、舞台やらキャバクラ・ホストでの感染は明らかに自粛を破ってのもの。体調不良でも強行していたというニュースが入っている。

やりきれない・・・

なぜこの煽りで、大学が自粛拡大なのだろうか・・・

もちろん、じゃあ大学も自粛やめようなんて言いたいわけではない。

健康が最優先なので、自粛拡大は仕方がないと思う。

問題なのは不要不急なものが解禁されていることだと思う。

昨日も書いたが、スポーツイベント、テーマパーク、旅行など、このようなものだけが解禁されていて、大学生は我慢せよというのがおかしいと思う。これらの職種もきちんと延期するべきだと思う。スポートイベントなんて5000人も観客が入れる。選手やスタッフも合わせればさらに増える。これがOKな理由が見当たらない。

ブログでいくら訴えたところで仕方ないかもしれないが、本当に理不尽なものである。




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2020年7月16日木曜日

野球観戦も復活していた!?ビールも売っている?

全然知らなかったが、7月10日より、5000人を上限として、プロ野球の試合も観客動員をOKしているとのことである。



子供の頃に親に連れて行ってもらい、野球観戦にはそれなりに良い思い出ある。

ただ、2、3年前に行った某横浜の球場では、球場スタッフたちの態度がとても悪く、おそらく二度と行かないだろうという感想だった。まあ、大して期待もしていないし、好きでもないので、怒るほどでもない。興味がないという感想。

それにしても5000人とはいえ、再開。ビールなどの販売も再開しているらしい。


万全の対策・・・

なんてできるわけない。

販売するときの声は禁止らしいけれど、手渡し。飲食。そして、球場のトイレはお世辞にも衛生的とはいえない。

せめて野外なのが救いだろうか。

距離をとって並びますと言いつつ、写真を見るとどう考えても密である。

なんか自粛しているほうが損だという流れになってきてしまっている。これはめちゃくちゃまずいような・・・

大学では部活・サークル活動は禁止。すなわち、野球やサッカーを自分たちがやるのも禁止である。そんななか、世間は、(職業としてやっている人はともかく)一般人の観戦という娯楽まで解禁。これでいいのだろうか。

もちろん、だから大学も解禁してしまえなんて言わない。自粛して、一部だけ解禁する今の方針は正しいと思う。

しかし、周りが不要不急なもので感染を拡大して、自粛が延びてしまうのは納得し難い。この状況ではきっとそのような流れになるだろう。

それにしても悩ましい。大学生たちには、せめて愚かな大人を反面教師にして欲しいなと思っている。






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2020年7月15日水曜日

これでいいのか!大学は自粛で、娯楽はOK?

本学は、研究室は人数を減らして、エタノール消毒、マスク着用などで研究活動は許可になっている。



また、一部の学生実習で人数を減らした対面式での講義になっている。

大学院の講義は人数が少ないのでZoomでリアルタイム。ゼミもリアルタイムのZoomで行っている。

しかし、人数が多い学部の講義はそうはいかない。

自分の講義はまず課題配信。その後、オンデマンドで観る形式の講義になっている。

リアルタイムでの配信は、通信環境などの面から30人以上の場合は原則行わない方針になっている。

1、2年生は学生実習が少しはじまったので、ようやく大学に入れるようになった。少しではあるけれど、本当に素晴らしいと思う。

と、こんな感じで必死に自粛しているが・・・・

ホストクラブやら舞台やらで感染クラスターが発生。

そして、それが拡散して各都道府県に散らばっている。

そのせいかわからないが、保育園や小学校などでもクラスターが発生している。

病院や学校で気をつけていて感染してしまうのは仕方がない。また、移動中にかかることもあるかもしれない。

でも、さすがに娯楽施設でかかってそれを広げるのはあんまりではないだろうか。

そして、この最中、テーマパークは解禁し、Go Toキャンペーンなるもので、旅行を応援しようとしている。

そんなのありか・・・・

自分が大学教員だからどうしても大学の身びいきになってしまうかもしれない。

しかし、学生が自粛して、教育をオンラインにしている時になんで旅行やら観光やらを後押しするのだろうか。これでこの国の将来はよいのだろうか。さすがに考えてしまう。

学生の教育って、国家の最重要項目ではないのだろうか。娯楽は止めて、学生たちに勉強をさせる空間を作ってあげるべきではないのだろうか。そんなお金はないとして、さすがに旅行を後押しするのは順番が違うと思う。

学生たちは真面目に自粛して、大人は遊んでウイルスを拡散する。これはさすがにやりきれないのではないだろうか。

たらればはないが、あのまま自粛していれば、もう少し抑えられたかもしれない。「自粛は過剰だった」なんていう論説に飛びついてしまった。甘い誘惑に負けてしまったのではないかと思う。

こういうのをみると、インチキ医療に引っかかる人は絶えないかもしれない。正しい意見ではなく、信じたい意見を採用してしまうのだろう。

いずれにせよ、少なくとも最低限今のレベルで研究と教育を進めなければ。うーん、さすがに今回の政策は考えてしまう。





大学教育を考える記事。クリックありがとうございます!

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2020年7月14日火曜日

ブログランキングからみるアカデミアの需要。

当ブログは、人気ブログランキングというブログのランキングサイトに登録している。


いろいろなジャンルに分かれていて、総合ランキングとともにジャンルごとのランキングもでる。

このブログは、大学教育部門に登録している。

そして、基本的に大学教育部門の1位になっている。

ランキングは、1週間のアクセス数で算出される。なので、例えばいくら1ヶ月前にすごいアクセスがあっても、関係ない。過去1週間に全然アクセスがなければランキングは下がる。

ただ、全体的に大学教育部門はあまり盛り上がっていない

ランキング上位には
○スピリチュアル系
○過激な政治系
○動物系
○芸能人・スポーツ選手のファン系
○お金系
などが多い。
うーむ、動物系はさておき、あとはあまり手を出したくないところである。

いや、これが結局現実ではないかと思う。

SNSでもアカデミアの待遇がどうのこうの議論しているが、所詮はその人たちだけなのだと思う。待遇が良くないので助けて欲しい人たちはいくらでもいる。一旦アカデミアを関わりあくなると、いくら基礎研究が大事といっても通じないのだろうと思う。

こうして考えると、いくら発信しても受け手側にメリットがない限り、徒労になると思っている。有用な情報がなければ誰も見ないというのは当たり前かもしれない。

ということで、ブログランキングを見ても、自分がいるのはやっぱりマイナーな世界だなとは感じる。

最近は新聞や雑誌などにもたまに出ているので、一般の人に少しは伝わるとよいのだけれど、伝えるだけではダメだと思っている。本当に役立つものを提供しなければ、一般の人の興味は続かないと実感している。






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2020年7月13日月曜日

ちょっと早いけれど、まもなく期末課題の締め切り。

今日からまた月曜日。あっという間に7月も中旬。早すぎて怖い・・。

2年生が多い分子生物学と、3、4年生の生命システム工学は、期末課題を既に出している。学期末に課題が集中するだろうということで、自分が担当するこの2科目については、配点が大きい課題を早めに出すことにした。

それらの〆切が、今週の火曜日(7/14)である。今日ではないので、1日前にブログでもリマインド(いや、見ている人は少ないかもしれないが・・)。



2年生には実験実習の課題を出したばかり。こちらは〆切が8月の下旬。課題ばかりで大変だけれど、通常もレポート地獄なのは農芸化学科の特徴ではある。

それにしても、コロナの感染者数が増えてきてしまった。。

かろうじて、8月と9月に実験実習を少しだけやることが予定されているが、そのあとは果たしてどうなるだろうか。

海外の大学なんかだと、もう今年度はオンラインとしているところもあるようだった。それはあまりにも残念だ・・・しかし、無理して対面でやって感染者が出ることは避けなければならない・・・。

いずれにせよ、みんな目の前にあるタスクをこなすしかない。

ということで、今週は期末課題の締め切り。当然採点業務がどっさり。はあ、自分は研究者なのか自信が持てなくなってくる。とりあえず、スタッフや学生はばりばり研究をしているので、任せよう。。

はたして今週の期末課題の提出は順調だろうか。




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2020年7月12日日曜日

求人サイトを比較。圧倒的に勝ったのは・・・

アシスタント・研究支援者の募集が終了した。秋から新しいメンバーが増えてとても嬉しい。



今回は3つのサイトに掲載した。
JREC-IN
Indeed
求人ボックス

JREC-INは大学関係者なので一番知っている。あとは、適当に検索して、上位に出てきそうなサイトを使ってみた。

結果は・・・・

数としては、圧倒的にIndeedだった。

無料版でも閲覧数は1日100を越え、毎日のように数件の応募があった。10日間くらいの募集だったが、閲覧数は1000を越えたと思う。そして、応募も20件以上。

ただし、Indeedの場合は、単に応募ボタンをなんとなく押してみたような人も多く、判断しようにも履歴書の記入項目が少ないようなものもあった。

一方、やはりJREC-INも強い。数は少ないが、JREC-INを知っているので業界の人。専門性がある人が応募してくれるので、質はかなり高いと思う。

そして、申し訳ないが・・・求人ボックスは応募ゼロ。そもそも閲覧数が100と少しだった。有料版にすれば良いのかもしれないが。しかし、それだったらIndeedを有料版にすればよいかもしれない。

ということで、こうしたプラットフォーム争いは、勝者がどんどん強くなるという勝者総取りのゲーム(Winner-take-all)だなと感じた。

さて、あとは手続きを進め、本業の研究と教育を頑張ろう。




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2020年7月10日金曜日

科学の世界で成功するには。〜英語の勉強も兼ねて〜

啓発的なものは全然勧めていないのだが、iBiologyというYouTubeチャンネルのこの動画は絶対に見た方がいい。


タイトルは、How to Succeed in Scienceである。もう、そのまんま。科学の世界で成功するには?である。Yale大学の教授が話す20分と少しの動画である。英語なので、英語の勉強にもなる。

いろんな科学の偉人を引き合いに、彼らの言葉を紹介している。

100年以上前の言葉もあるが、今でも完全に通じる。

1. Thomas A. Edison(トーマス・エジソン)
Work Hard & Wisely
翻訳するまでもないけれど、
ハードに、そして賢く働け。

エジソンの言葉ではないが、その後、
誰かがあなたは十分に働いていないと言ったら、おそらくすでに手遅れだろう
とも述べている。

You are in charge
直訳すれば、それはあなたの担当だだろうか。
くだけていえば、あとはよろしくである。
ようするに、他の誰でもなく、自分で考えて、自分で仕事をすべきという意味。要するに自分が責任者であるとも言える。

こんなの当たり前と思うかもしれないけれど、だいたいうまくいかない時は、ついつい人のせいにしてしまう。そうするとどんどん状況が悪化する。



2. Benjamin Franklin(ベンジャミン・フランクリン)
Leave a paper trail. It (scientific paper) is the scientific currency.
直訳すれば、紙(論文)の道を残せ。論文は科学の通貨であるだろう。
要するに、Publish your paper である。論文にしないけれど、研究をしたと言っても無理ということである。

ちなみにベンジャミン・フランクリンは、1700年代の人。雷の実験で有名。気象学者かつ政治家で実業家。
「論文を書かないけれど、自分は・・・」という言い訳が科学の世界で通じないということは、なんと200年以上前から変わっていないのである。

3. Albert Szent-Gyorgyi(アルベルト・セントジョルジ)
ビタミンCの発見者、1893~1986年の方。
Diversify your portfolio.
ポートフォリオの多様化を。
ポートフォリオは、一般的に金融資産などを指す。例えば資産を自国通貨、外貨、株、債権、土地など、いろいろな種類で持っているときに、ポートフォリオが多様であるという。

ここでのポートフォリオは研究と研究成果の多様化を述べている。ハイリスクで大きな目標の計画と、予想できる確実な目標の計画を混ぜるように述べている。

そこから転じて、研究成果の多様性も言えるかもしれない。人間はどうしても自分に有利な指標を採用したがる。論文の数が大事、トップジャーナルが大事、引用数が大事・・などなど。

人によって評価方法は様々。なので、研究成果というポートフォリオも多様化していた方が役に立つ。


ということで、実はこの動画は前にも紹介した気がするのだが改めて。

言われてみれば当たり前のことばかりだけれど、当事者になってしまうとなかなか実行できない。でもこんな当たり前のことがずっと昔から言われているし、科学に限らない金言だと思う。自分も何度も見直して、忘れないようにしなければ。






自分も英語の勉強。常にレベルアップを図らなければ。。

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コロナと就活。アパレル、航空業界がひどい。

先日、アパレル大手のレナウンが破綻した(民事再生法の手続き開始)。

アメリカでも長い歴史を持つブルックスブラザーズというアパレルは破綻したようである(全然知らないけれど、ケネディなどの昔の歴代大統領も愛用したブランドらしい)。

航空業界もタイ国際航空やメキシコの航空会社も同様に経営危機。ドイツのルフトハンザまで経営が危ないというちょっと信じられないニュースまで聞こえてきた。個人的にルフトハンザとても好きなのだが。。

また、旅行業界も大変そうで、JTBは冬のボーナスがなしというニュースも入ってきた。



学生の就職活動に関わることなので、こちらも無関心ではいられない。

IT系など、在宅ワークになっても比較的影響が少なそうなところは進んでいるようである。農学部とは言え、最近はIT系への就職がすごく伸びている。コロナの影響で、さらに増えるかもしれない。

アパレル、航空業界、旅行代理店などは、一昔前はとても人気な職種だったと思う。いや、今でも人気かもしれない。

しかし、時代は流れ、ファストファッションが隆盛。旅行も個人の時代になってきたし、コロナではなくともなかなか大変な業界なのだろうと思う。

実際、自分もデパートのブランドに入っているような服(といっても安めだが。。)を買っていたが、少し頻度が落ちてきた。

10年前は、明らかにファストファッションとの質の差があったのだけれど、現在はファストファッションの質が向上し、反対に不景気のせいか、ブランド物の質が低下してしまった。

洗濯を繰り返したら、ファストファッションの方が長く持ち、ブランド物の方が先に伸びてしまうなんてことも多々起きるようになってきた。

こうした時代の流れには逆らえないのかもしれない。

上記の業界に就職を希望していた人には厳しい時代かもしれないが、ビジネスである以上は仕方がないのだろうか。

大学の教員としては、どんな業界に行っても良いように、一般的な仕事能力を鍛えてもらい、不景気でも生き残れる実力を身につけてもらうようにするだけだが。。






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2020年7月9日木曜日

何のために論文を読むのか?

研究活動に入れば、論文を読むことが必須になる。

最初のうちは、教科書を読んだりして周辺の知識を得ていく。しかし、それはあくまでも準備段階。自分の分野の知識を得るには論文を読んでいかなければならない。

分野によって異なるだろうが、バイオ系では論文は当然英語。英語の科学論文を読んで理解していかなければならない。

実験をするのに忙しいと、ついつい論文を読むことを疎かにしてしまう。実験ではなくとも、他の業務がある自分も、気がつくと全然論文を読まずに時が過ぎてしまったりする。

そもそもなぜ論文を読むのだろうか?

論文を読む意義はたくさんあるが、簡単に言えば以下の通りである

1. 研究目標を決めるため。
そもそも研究とは、世界で誰もが解き明かしていないことをテーマとして行うものである(めちゃめちゃ偉そうだけれど)。

何がわかっていて、何がわかっていないのかということを知ることは、実は非常に難しい。

わかっていないことを探すのはとても難しく、ひょっとしたら自分の見落としだけかもしれない。

ここをサポートするために、便宜上、教員がテーマを与えることになっている。ただし、いつまでも教員が与えたテーマで、すべて言われたことをやっているだけだと、研究しているとは言えない。

自分でわかっていないことを探し、その中から自分がすべきことを見つけることができて、はじめて本当の研究活動に入ったと言える。

2. やらなくてもよい研究を省くため
巨人の肩の上に立つというのが科学の言葉。ようするに、先人たちの膨大な知識を前提に、その次から研究を進めることができるということである。

全然論文を読まずに実験をすることもできる。培養の温度や時間、湿度や培地の栄養などを変えればいくらでも実験ができて、データは得られることだろう。

しかし、それをすべてやっていると、いくら時間があっても足りない。

そうしたときに、論文の知見を利用することで、例えば最も大事と思われる要因だけを変えて実験をすることができる。

なので、どんなに実験をいっぱいやって頑張っているように見えても、実はもうすでに類似のことがやられていて、その知見を使えばやらなくてもよかったということはたくさんある。

実験などで体が疲れると、それだけで満足感を得てしまう。しかし、実際には研究そのものが進んでいるわけではない。なので、自分の評価と他人の評価が離れていくと思う。

3. 得られたデータの意味を知る。
データが得られれば終わりというわけではない。

どんなに素晴らしいデータがでても、その解釈は本人による。本人側の解釈によって、ネガティブデータにしか見えなかったものが、ポジティブデータに変身することがある。

これは自分もいまだに経験する。特にオミクスデータなんて、1年くらいすると全く違うものに見える。

ここはまさに研究者としての実力と言えるのではないだろうか。



ということで、論文を読むことは、研究にいろんな意義をもたらす。上記のことは自分もまだまだ修行中。他の業務が入ると、あっという間に論文が読めなくなるので、日々反省している。頑張って隙間時間で論文を読まなければ・・。




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2020年7月8日水曜日

アシスタント採用も佳境。新メンバーは決まるだろうか。

アシスタントを募集中。


それにしてもたくさんの応募があった。今回はJREC-INとIndeedともう1つに公開したがIndeedからの応募が多かった。



いちおう明日までは書類を受付する予定。ただし、順次面接を始める予定で、募集要項にある通り、決定次第締め切ってしまうかもしれない

それにしても1名しか雇用できないのが残念だった。また、アシスタント・テクニカルスタッフ的な仕事ではなく、もっと別の役割ならばすごそうな方がたくさんいた。本当に残念。

今は研究室のメンバーが24人。このうち、ポスドク2名、テクスタ3名。これだけでも多いし・・彼・彼女らの雇用も考えなければいけないので、なかなか一気に雇用することができない。

また、大学の仕事がたくさんある・・・。拡大してクオリティが下がったら仕方がない。クオリティを保たねばならないので、無闇に拡大はできない。

ということで、とても惜しいが1名のみを採用する予定。それにしても場所が欲しい・・・これが一番の悩み。理研時代もかなり大変だった。日本の大学・研究機関の狭さはなんとかならないものだろうか。

嘆きになってしまったが、気を取り直して。新しいメンバーが決まるかどうか、とても楽しみである。





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2020年7月7日火曜日

梅雨のじめじめだけれど、気分は上げて。

雨の日が続く。たまに晴れ間がのぞいたかと思いきやまたもや雨。ブログは当日書いていないことが多いので、本日の天気はわからないがすっきりしない天気が続いていることだろう。

前にTLで見たけれど、天気の良い地方では、鬱が少ない傾向があるとのことだった。ソースがあいまいなので、あくまで個人的な感想だけれど、まあ、そうだろうなということは感覚的にわかる。

天気がよくて、気温がちょうどいい日は、それだけで気分がすっきりして、何か楽しいことでもやりたくなってしまう(と、言いつつ、仕事で終わったりするので残念だが・・)。

一方、天気が悪ければ気分も乗らないし、気分だけでなく、服が濡れて不快だったりという物理的な要因もある。

そういえば、このブログの公開日は七夕だった。

本当に思うが・・

こんな時期に晴れを期待させる物語作らないでよ

である。。笑

そういえば、小学生の頃に、また七夕の日は天気が悪いのかといちいち残念がっていた気がする。いや、梅雨時期に晴れの夜空なんてハードルが高すぎる。そして、都会の夜は明るい・・。

ということで、雨では自然と気分が落ちてしまう。しかし、職場では明るくすることも仕事のうち。頑張って明るくしなければと思う。

さて、今日も仕事を頑張ろう。





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2020年7月6日月曜日

その仕事はいつ終わる?

うちの研究室で大事にしていることの1つは、時間のマネジメント。



限られた時間をいかに有効に使うかは、どんな仕事でも大事だし、仕事ではなくても生きていけば必ず必要になる。

まあ、時間に縛られすぎない方が楽とかいう考え方もあるけれど、仕事をする以上は時間内に何らかの成果を示すことが大事だと思っている。

当たり前すぎるかもしれないけれど、これは全員ができているかといえば、まったくそんなことはない。

アカデミアだと任期制のポジションばかりだが、はたして一体いつ論文を書く計画なのだろう、何年間実験をするつもりなのだろうと首をかしげたくなる人も結構いる。

例えば任期が3年だったら、どんなにおそくとも2年目が終わるくらいには論文を投稿したいところである(分野による)。審査に時間がかかるし、改訂(リバイス)に追加の実験などを要求されたらそれもこなさなければならない。

必ず計画通りにはいかないが、日々修正しながらも目標を立ててその計画を進めるのが、仕事であると思う。

学生時代は、時間に余裕があることが多い(学生の時は忙しいと思っていたが、それでもあとで振り返るとだいぶ余裕があったと思うことだろう)。学生のうちは失敗をしても構わないので、時間の使い方を徹底的に訓練して欲しいと思っている。

あまり時間時間というと、成果がこじんまりしてしまうのも問題ではあるが。うちの悩みの1つはじつはこれ。論文はコンスタントに出ているが、ちょっと細かくまとまりすぎているものが多い。

最初のうちは時間の使い方の練習でもあるので、成果をまとめることで良いが、やはり初心忘れるべからず。細かい成果を挙げて研究を終了するなんて思っていなかったはず。

研究を始める前は、歴史を変えるような研究成果を挙げられるのではないかとと夢を見ていたのではないだろうか(言い過ぎ・・?)。

なので、ある程度練習をしつつ、第一段階が終わった人は、時間の使い方をさらに考えて、長期的な視点も身につけて欲しいと思っている。

そんなにうまくいかないよとは思うが、うちの研究室ではうまく第一段階を早く突破している人もたくさんいるので、ぜひそういうレベルに達して欲しいなと願っている。





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2020年7月5日日曜日

内定辞退にご注意。

今年の就職内定率は、コロナウイルスによる業績悪化のため、近年稀に見る低さのようである。

就職氷河期世代としては、ずっとこうだったので、逆にこの数年間がむしろ良すぎただけだったと思うのだが。いずれにしても、うまく就職活動が進むことを願っている。

就職内定が出たら出たで、いろんなトラブルもある。

そのトラブルの1つが、複数の内定をもらったあと、内定を辞退する時である。

会社側としても、せっかく決まった人に逃げられてしまうことは損失。人事担当者としても責任を問われることだと思う。

もう10年以上前から変わらないが、内定辞退の時にはトラブルが起きる。

自分の話ではないが、学生時代の周りの人たちの経験を言うと
○人事の態度が急変し、罵詈雑言を浴びせてくる
○直接会社に来るように要求する
○個人情報を握っていることをほのめかす

そして、最近では
○逃げられないように、推薦状を持って来させようとする
などもある。採用のためではなく内定を辞退するために推薦状を使わせることは、ここ最近とても問題になった。この1、2年についてはだいぶ減ったようではある。

こうした事態で大事なことは、

学生が個人で対処しないこと

である。



会社側は、大学や大学教員、親などと情報共有することを嫌がる。もうすぐ社会人なのだから自分で判断せよという方便を言ってくる。

しかし、これは単なる言い訳で、バレると自分の身が危ないからである。

なので、内定辞退がすんなり終わればよいが、もし問題になりそうならば、必ず周りの人に相談するべきである。

真面目な学生ほど変に気を使って、流されてしまったり、悪意をぶつけられてしまったりする。気を使ったところで、向こうも業績が悪ければ平気で内定取り消しをしてくる。なので、絶対に変な優しさを出さない方がよい。

本学の学生は真面目な学生が多いので、無用なトラブルに巻き込まれないとよいのだけれど。





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