2018年8月31日金曜日

夏休みの終わりの日

自分が子供の頃の8月31日といえば、夏休みの最終日だった。今は週休2日制だったり、2学期制だったりするので、最終日ではない子供の方が多いらしい。


この8月31日ほど悲しい日はなかった。

夏休みでやることもなくなり、飽きてしまってはいるのだが、ひさしぶりに学校へ行くというのが非常に大変なことに感じてしまう。同じことを継続してやるのが一番楽なので。

学校には冬休みも春休みもあるのだけれど、なぜか夏休みだけは特別だった。関東なので、夏休みが一番長いというのも理由の一つである。でもそれ以上に、暑い夏の開放感が好きだった。最近はちょっと暑すぎる気もするけれど。。

大学の夏休みは9月中旬までであり、形式上はまだ夏休みが続くのであるが、9月は学会もあるし、講義や実習の準備もある。また、科研費の申請書なども書く必要があるので、仕事モードである。

ただし、夏休みは工事も多い。騒音とかが結構すごくてデスクワークはやりにくい。今年は生田キャンパスのコンビニまで改装工事に入ってしまう。パソコンを持って、キャンパスではない場所で仕事をした方が効率的な時もある。うちの研究室では、学生にも「デスクワークは気分転換のできる場所で」と言っている。カフェなんかで勉強する人も多いと思うが、うちでは推奨されている。

ということで、子供のころとは夏の暦が異なっているが、それでも8月31日になると夏休みの終わりだという寂しい気持ちが沸き起こってくるのである。

2018年8月30日木曜日

ツイッターやインスタで仕事

農芸化学科の教員でツイッターやインスタをやっている方々が少ない。なので、本学科だと、私のことを「あ、ツイッターやってる先生ね」という扱いになっている。。

今の3年生(←そうか、もう3年生だ・・・)が1年生の時にツイッターを始めた。すっかり慣れた気もするが、始めてから2年と4ヶ月くらいである。

先日はデザイナーの田中千絵さんが来室された。来室された時が初対面である。ではどうやって知り合ったかというと、SNSである。もともと田中さんの知り合いの中に理研の先生方がいるそうで、そういう関係からツイッターやインスタを相互フォローの関係にはなっていた。

なかなか異業種の方々と接する機会は少ない。頑張って飛び出せばよいのだろうけれど、忙しい日々の中ではそんなチャンスが通り過ぎてしまう。

SNSで知り合いになり、お話をできたことは非常に刺激的で楽しかった。

そして、ただ楽しかっただけで終わりではなく、少し具体的に動き出している。

デザイナーなので、芸術、アートの分野であるが、科学と根っこは一緒である。そもそも学問なんてすべてひっくるめて哲学とよばれていたわけで(だから博士号はみんなPh. D、Doctor of Phylosophy)、細分化されてきたのはむしろ近代の話である。

膨大な知識が集積され、専門性が高まるにつれ、どんどん細分化されてきてしまったが、どこかでいろんな分野を統合した新しい分野を創出したい。研究者(に限らないかもしれないが)ならば誰しもが思うことである。

そういうチャンスがツイッターやインスタから来るのだから現代は面白い。新しいツールはなかなか仕事として認められにくかったりするのだけれど、すっかり仕事に利用している。このブログももちろんそれに当たる(プロトコールの作成とかサボっているけれど。。)。

これからも新しいツールが出てきたら、研究や教育に使える可能性があるか、どんどん試してみたいと思っている。

2018年8月29日水曜日

大学生の英語教育について

昨日まで留学の話をしていたので、今日は大学生の英語教育についての話。少しだけして、また別の機会にじっくり話をしたいと思う。



現在、明治大学農学部農芸化学科の教員をしているが、英語については比較的苦手意識を持っている学生が多いように見受けられる。

本学科の場合、少しは帰国子女の学生もいるみたいだが、少数派である。理系科目はできるが、英語はちょっと苦手という学生が多いように見受けられる。実際に講義で英語の実力をみても、あまり得意ではなさそうである。

それにしても、日本の英語教育は不思議である。少なくとも中高の6年間も英語を習い、レベルの高い学生たちなのに英語がうまく話せない。うまく聞き取れない。受験英語が全部ダメなわけではないが、首をかしげるような変な文法を覚えさられることもある。

研究において、科学論文を書くにあたっては、まず変な受験英語を取っ払う必要がある。

この間も書いたが、例えば受験の文章問題では、英文を読んで途中で、このThisは何をさしますか?なんていう問題が出る。そして、レベルの高い問題ほど、そのThisがめちゃめちゃ遠いところを指していたりする。

実際には、こういう英文はただのわかりにくい文章であり、悪い見本である。

しかし、いわゆる偏差値の高い学生ほど難解な英語を身につけてしまっている。なので、やたらと長い英文を書く傾向があり、複雑な英文を書く。研究ではまずこれをやめさせるところから始めなければならない。

他にもいろいろあるが、受験英語は基礎を作るには大事だけれど、結構弊害もあると感じている。大学でも研究でも、英語はやはり大事である。

2018年8月28日火曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.8

留学の夏、大学1年生の思い出 No.8である。

No.8は留学中の人間関係について。
ICUの同学年(1年生)が10数人留学した。男女比はやや女子が多いくらいだったと思う。

同じ学年とはいえ、ほとんど初対面。自分も知り合いは一人しかいなかった。最初はみんなそれなりに遠慮をしていた。なので、最初の頃は仲も良い。

しかし、1ヶ月半も一緒に過ごすと、だんだんと争いも起きてくる(笑)。みんな一人で外国で暮らすといういっぱいいっぱいな環境であり、そこまで余裕がないのである。


自分も仲がよくなった同学年の男子と二人でいつも行動していた。しかし、ずっと一緒にいると気を使うのもなくなり、だんだん飽きてきて、少しギスギスしてくる。他の女子同士も少し喧嘩しだすようになってきた。まあ、気を許した証拠といえばそうなのかもしれない。

この間も書いたが、一人は途中で帰ってしまったくらいであり、大学一年生にとっては大変な日々なのであった。そうして成長していくのだけれど。

エディンバラでの生活自体は、とても治安の良い場所で危険を感じるような場面は一度もなかった。

また、エディンバラの8月のお祭りであるミリタリータトゥーというお祭りも見た。ミリタリーといっても現在の軍隊のことではなく、スコットランド特有の衣装をとバグパイプによる演奏である。花火なんかも打ち上がる。
http://ja.allexciting.com/festivals-in-edinburgh/

こうして1ヶ月半スコットランドに滞在した。ここまで長い滞在は初めてだったので、帰国後ももちろん変化した。

良い変化としては、9月から始まる2学期(ICUは3学期制だった)の授業において、英語で臆することなくディベートに参加できるようになったことだろうか。

英語力が劇的に上がったわけではない。

話そうとする度胸がついたのである。実際、日本人は英語力があるのに話さないだけだと思う(これについてはいずれゆっくり話そう)。

悪い変化としては、外国経験によってなんか偉くなった気分になり、人を見下すことようになったことだろうか。自分だけでなく、はじめての外国帰りの人に結構多いと思う。「日本語なんか使いおって・・・」、「いや、つい英語がでちゃうんだよね。。」なんていう気分になってしまう。周りを見ていても結構そういう雰囲気になっていた。しばらくすると、そんなに大したことではなかったことに気づくのだが、帰国直後は、自分も含め調子に乗ってしまうことが多いように見受けられた。

大学生の夏休みは非常に貴重なものだった。留学といっても思い描くようなキラキラな生活ではない。結構辛いのだけれど、とても良い経験だったことは間違いない。

2018年8月27日月曜日

8月がずっと続けばいいのに

8月もいよいよ終わりに近づいてきた。8月は一番のんびりできる月。暑くて大変ではあるのだけれど、仕事を離れる時間が一番多い月である。

出勤をするにしても、電車も比較的空いているので助かる。ただし、職員バスの本数が少なかったり、大学内の食堂や売店の営業時間が短かったりという難点もあるのだけれど。大学の事務方も手薄なので、ペースが落ちるけれど、まあ、8月だしいいやという気もする。

今年の8月は、比較的きっちり休みを取っている。土日も含めてほとんど休みを取らなかった大学院生時代とは大違いである。

PIになったので、仕事の質が変わったせいもある。研究においても、実験が主体だった生活から、予算を取ってきて、研究室のシステムを作る基盤整備や論文の添削などが主な仕事である。

実験ができなくて悲しいが、下手に少しだけやってもなかなか仕上げるところまでは到達しない。残念ながら人に任せて、自分は基盤整備に勤しむのである。うーん、正直、下働のようにしか思えないのだが。。
なので、仕事は研究室に行かなくても良い場合もある。飽きてモチベーションが低下しないように、いろんな場所で仕事をしたり、普段とは違うことをするのも夏休みの大事な役割である。

子供の頃から8月がずっと続けばいいのに、と思うくらい夏が好きである。大人になっても変わらないものだなあとしみじみする8月の終わりである。


2018年8月26日日曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.7

留学の夏、大学1年生の思い出 No.7。

留学先での寮生活について。1ヶ月半の残り半分は、エディンバラ大学の寮に入った。

街の外れにある寮ではあるが、講義を受ける建物からは徒歩10分くらいだっただろうか。徒歩圏内にある非常に便利な建物であった。

寮といっても部屋は個室。トイレとバスは共通だがとても綺麗だった。きちんと覚えていないが、7、8階建で各フロアには20部屋くらいあっただろうか。とても大きな建物で、学生だけではなく、研究者なんかも滞在できる仕様になっている。

部屋はベッド1つにデスクが1つ。簡素な造りである。毎朝ベッドメーキングに来てくれる。

また、各フロアにはキッチンがあり、料理もできるようにもなっていた。学生達で集まって、ひさしぶりにもちよった日本食を食べたこともあった。久しぶりの白米や味噌汁が、感動的に美味しかったのを覚えている。また、近くのスーパーで買ってきたメロンっぽい食べ物が最高に美味しかった。メロンっぽいだけで、なんだったのかは不明だが。。。

朝はバイキング形式。カリカリベーコンにスクランブルエッグ、トーストやクロワッサンなど、典型的な朝食である。まあ美味しいのではあるが、さすがに毎日だと飽きてくるが、そんなものだろう。

みんなで集まって部屋で話していたりもしたが、うるさくて怒られたことも何度かあった。馬鹿騒ぎなんか全然していなかったのだけれど、壁がうすかったのかもしれない。話し声だけでもうるさかったのだろう。仕事向けの人もいっぱい泊まっている施設なのだと思う。

共通だがバスタブもあり、これは日本人にとっては嬉しいことだとは思う。

寮生活は、ホームステイするよりは楽だけれど、やはり寮生活だけでは学ぶものが少ないかもしれない。最初の半分はホームステイで、残りの半分は寮生活というこのカリキュラムは、とてもよくできていると思う。

No.8につづく。

2018年8月25日土曜日

飽きる前提で計画を立てよう。

研究室に配属され、誰しも最初は大きな夢をみて研究を進めていくことだろう。しかし、そのモチベーションを維持することは、並大抵のことではない。

誰しも「自分はすごい成果がでる!」と信じて研究をスタートする。しかし、そんな簡単には成果なんて出ない。せっかくたくさんやった実験も、すべて間違えたプロトコールで行っていたなんてことは、よくあることである。

また、研究室などにいれば、誰かが先に成果をあげてしまったり、ライバル心で争ったり、ネガディブなことも当然ある。

こうした中で、ずっとモチベーションを保つことはとても難しい。

また、うまくいっていたとしても、2年、3年、4年と月日が経つにつれ、いろんな刺激に慣れてしまう。私なんかも学生時代は論文がリジェクト(不採択)されたりすると、絶望的に落ち込んだものだが、今では粛々と次の雑誌に投稿するだけである。それはそれでさみしいのではあるが。

研究に限らず、仕事についてもどうしてもモチベーションが下がってしまうことがある。うまくいっていたとしても、その仕事に飽きてしまうことがある。どんなに自分が好きなことでも毎日繰り返していれば、避けられないのではないかと思う。

真面目な人ほど、「このままではいけない・・・」と自分を責め、とりあえず研究室や職場に行ってしまう。しかし、効率は上がらず、失敗確率は上がってしまったりする。そうするとますます辛い状況に陥っていく。自分もこのタイプであった。

なので、休むときにはずばっと休み、なるべくいつもと違う場所に行き、違うことをするのを推奨している

真面目な人ほど、「休むのも仕事」であると思った方がよい。

「2ヶ月くらいこの実験をやると多分この辺で飽きてくるような・・・」なんて計画できるとしたら、なかなかのやり手であると思う。

日本人はよく休むのが下手と言われているのだが、長期で研究や仕事をする場合には、飽きる前提で計画を立てるのが良いと思っている。

2018年8月24日金曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.6

留学の夏、大学1年生の思い出 No.6。

1ヶ月半、スコットランドの首都、エディンバラに滞在した時の話。

1ヶ月半のうち、最初半分はホームステイ、残り半分は大学の寮というスケジュールだった。

ホームステイ先は、典型的なイギリス家庭(だと思う。。と言ってもイングランドの方を体験したことはないのでよくわからないけれど。)。両親に子供が二人。一人は出稼ぎに行っていた。

が、途中で喧嘩して職を辞めて帰ってきたところだった。。。バーテンダー的なものをやっていたようだが、辞めたようであった。「そのバーはビールを薄めているので、他の従業員は気づかず、うちの子供は賢いので辞めてきた」など、バーに対する愚痴を家族で言っていた・・・うーむ、とても気まずい(笑)。

こちらのホームステイもやはり現実。そんなにいいことばかりがあるわけではない。そういう現実を体験するのが大事なのだと思うけれど。

朝の食事はイギリス式?(スコットランド式?)なのか、簡素なものであり、一人で食事を取る形式だった。これは家庭によるかもしれない。

シリアルかトースト。トーストは日本のようなモチモチの食パンではなく、真四角で小さめのカリカリのもの。ジャムやチョコレートを塗って食べていた。チョコレートの食パンは日本ではあまり食べなかったので美味しかった。それにキットカットが常備してあったので、それらを食べるという朝食だった。

夕食は、一般的な欧米のものでポテトにスープ、ビーフなど。結構美味しかったと思う。また、最後に出てくるスイーツがとても巨大で、甘い!これは欧米な感じだった。美味しかったが、だいぶ甘いので体調を気にしていた。。

ちなみにこの1ヶ月半の留学で、学生は世界各地に行くのだが、かなり多くの学生が体重増加して帰ってくるというのが定番である。7、8キロ太るというすごい学生も結構いた。

自分の場合はどうかというと、これはやばいと思い、ラスト4日間で寮の周りの山道を、1時間くらい過酷なジョギングをした(今思えば、本当に若かった・・元気だな・・・)。このおかげで全然太らずに帰国した。

話は逸れたが、簡素ではあったが、美味しいご飯だった。家庭によると思うけれど。

No. 7につづく。

2018年8月23日木曜日

少しずつ研究モード

お盆休みを経て、少しずつ研究モードになってきた。とはいえ、まだ夏休み気分だが。ここで無理すると一年間が持たないので、休める時はしっかり休む。無理して頑張らず、長期的な視点で良いペースを保つのが重要である。

現在は論文添削や、休み明けで新しい研究の展開の相談をしている。7月末がちょうどヒアリングで一区切りだったので、これからの研究の方向性を決める時期でもある。研究が一旦切れて再開するにはちょうどいいタイミングでもある。

論文は相変わらずいっぱい抱えている。さて、次はだれの論文を投稿することになるだろうか。

M2のTさんのリバイス(追加実験をして論文を直すこと)は、期限が9月中旬まで。まあ、期限は延ばせるので絶対ここまでにする必要はないのだけれど。

M2 Aさん、Tくん、M1 Yくん、Iくん、B4 Kくんの論文がそれぞれ作成中だろうか。秋にはこれらの論文が全部投稿されることだろう。素晴らしいことだと思う。

・・・だんだん英文校閲や掲載料の支払いがきつくなってきたが。。。節約して実験をしなければ。うちは結構ばんばん使っているので、少し考えたいと思う。

2018年8月22日水曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.5

大学1年生の夏休み。エディンバラ大学での英語の授業である。

エディンバラ大学の授業といっても正規なものではない。あくまで英語のサマーコースである。

当時は日本人の他にイタリア人、スペイン人の生徒が一緒に受けていた。たまたまだが、なぜか中央大学の先生(日本人)もいた。おそらく今ならばまた構成は変わっていて、中国人が多いかもしれない。

これらの学生たちと混じって英語の授業を受けた。授業そのものは外国人向けであるので、それほど難しくはない。ただし、外国の人たちとのディベートの時間がある。大学1年生にはなかなかハードルが高い。

話せなくて自分にいらいらしてしまうことも多々あった。。ブログなどの文章として書くと、とても綺麗な思い出かのように見えるのだが、実際には上手く英語が話せなかったり、生活に慣れなかったりとなかなか辛い思いもするのである。

ICUから来た10数人のうち、一人は半分くらいで帰国してしまった。たかがサマーコース。されど、18、19歳の学生には困難も多いのである。それらを経験して実は成長しているのだが、成長している時は得てして辛いものである。

これらの授業を通して、もちろん仲良くなり、帰国後もイタリア人、スペイン人の友達と何回かメールのやり取りをした。しばらくすると、お互い大変になって途絶えてしまったが、大学1年生にはとても良い刺激であった。

No. 6

2018年8月21日火曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.4

大学1年生の時にスコットランドエディンバラに1ヶ月半留学していた時の話。

さて、大学へはみんなで行くので、さして困ることもない。とくにトラブルもなく、スコットランドはエディンバラ大学に到着した。

こちらはフリー素材だが、エディンバラである。
こんな感じで、ザ・古き良きヨーロッパという光景である。建物は石造りのため、ものすごく古い。日本人には新築信仰があるが、おそらく向こうはそんなことはないので(いや、たぶん)、歴史的な建造物はそのまま生活の一部となっている。

イギリスというと、天気が悪いことで有名だが、スコットランドの天気にも驚いた。なんというか、悪くはないのだが、いきなり雨が降る。しかし、降ったと思ったら晴れる。そしてまた降る。北部に旅行に行った時にはさらにこのサイクルが早かった。「こんなに天気がころころ変わるんじゃ、天気予報とか意味ないんじゃ??」と思ったのをよく覚えている。

さて、語学留学なので、英語の授業である。日本人だけで受けるわけではなく、他の国からきている学生たちとも一緒に授業を受けることになる。

エディンバラ大学は、区切られたキャンパスがあるわけではなく、都市の中にエディンバラ大学の校舎が混じっている形式である。その中の1つを借りて英語の授業を受けていた。

No.5に続く。

2018年8月20日月曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.3

さてエディンバラに留学が決定した1年生の夏休み。

ところで、エディンバラはスコットランドの首都である。イギリスであるが、イングランドではない。スコットランドのもっとも南東に位置し、イングランドに近いスコットランド第一の都市である。



ちなみにサッカーの中村俊輔選手が所属したセルティックの本拠地は、グラスゴー。こちらは南西に位置するスコットランド第二の都市である。

気候は夏でもだいぶ涼しい。半袖だと少し肌寒いので長袖を着ていた記憶がある(今年はどうだろうか・・)。

1ヶ月半のうち、半分はホームステイ、もう半分は大学の寮に泊まるというスケジュールだった。ICUから同じくエディンバラへの留学に参加したのは10人くらいだった。

No. 4に続く。

2018年8月19日日曜日

季節は秋へ。まだまだ遊ばねば。

猛暑だった今年の夏も、やっと終わりに近づいてきたのだろうか。30℃を下回る気温の日が続いている。外に行くのも苦痛ではなく、快適である。それにしても今年の夏は暑かった。




夏休みこそ普段できないことをしたいと思っているがあっという間に終わってしまう。

先週は旅行へ行って気分転換。また、この夏は、一体型VRヘッドセットであるOculus Goを買ってみた。ただし、その印象は、ネガティブなものである。。詳細はこちらのブログへ。

他にもいろんなことをして、インプットを増やしておかなければいけないと思っている。夏は裾野を広げる時期である。

基礎研究って、ほんと意外なものが繋がって役立ってくる。逆に言うと、それなりに道筋が見えているものなんてみんなやっているし、特に日本という国を考えると、アメリカや中国と同じことをやっても敵うはずもない。資本や労働力の桁が違うからである。

また、日本の中でも、これと決まったものは企業が予算を大量に投入して進めてくる。大学の役割は、たくさん種をまいて、芽が出そうなものを少しでも多く作ることだと思っている(個人の感想です。。)。

ということで、一見全然関係なさそうなことでも積極的に触れてみて、意外なところから自分に役立つものを探そうと思っている。純粋に楽しいという気持ちももちろんあるが。

PIになって一番嬉しいことは、こういうときに誰にも邪魔されないことである。いや、これまでも好き勝手やってきたので、対して邪魔はされていないのだが。。

ただ、上に誰かいると、自分の行動によってそれが上の責任にもなってしまう。なので、こちらも遠慮せざるを得ないことがある。

今は自分が変なことをやって研究が進まなくても自分が責任を取れば良いので、遠慮をする必要がない。行動に制約を感じなくていいのが一番嬉しいところである。 

涼しくなってきて嬉しいが、なんか夏休みが終わってしまって悲しい気持ちもある。とはいえまだまだ8月19日なので、学期が始まるまで、たくさん遊びたいと思っている。

2018年8月18日土曜日

トンチンカンな就活本に見るビジネス戦略


就活本のトンチンカンな回答がSNS上で話題である。

Q. 自分をものに例えると何ですか?

NG「スポンジです(どんどん吸収力していく)」
OK「オロナインをつけたソイジョイです(スポーツでよく筋肉を使う→足の筋肉がタンパク質のおかげ→タンパク質はソイジョイから→よく怪我をするのでオロナインを使う。)」

・・・OKの方がわけわからないが、まあ、その場の雰囲気で面白いことを言えるという意味では、後者が合格なのも不思議ではないかもしれない。

ツイッターにも書いたが、
就活面接本の話が盛り上がってるらしい。

自分が大学院生の時も誰かが読んでいたら

Q. 大学生時代に一番頑張ったことはなんですか?


模範回答「カラオケ店のアルバイトで、店長の役割を果たしたことです。」

なんてのもあった。大学で一番頑張ったことがアルバイト・・・もう世界中から笑われると思う。

一方で、こういうトンチンカンな回答で目立つというのは理解できなくもない。

テレビや雑誌、SNSなんかで、いかに注目を浴びるかについてみていると、

1. 今話題のネタに食いつく
2. あえて大方の意見とは逆のことを言う
3. 当然、反論が押し寄せる
4. 「喧嘩」「言い争い」という見世物に人が集まる

という図式がよくある。これを利用している人もたくさんいる。テレビのコメンテーターでも、いつも反対なことを言って耳目を集める人がいると思うが、目立つための手段なのだと思う。

例えばこのあいだの日大のタックルの問題についてでも、

「タックルさせられた日大の選手がかわいそう・・」

だと、「そうだよね。その通りだね。」で終わってしまう。

一方で、

「いや、監督の方が正しい!!!」

と言えば、「おいおい、何言ってるんだ!!!」と反論が押し寄せる。とてもネガティブなことに見えるが、「目立つ」という意味ではどう考えても後者が目立つ。ようするにSNS上だと炎上商法と呼ばれるものもこれに当たるだろう。

ということで、就活本を売るという目的を考えると、こんなトンチンカンな回答が乗っているのも理解できなくはない。なんか悲しいが。

今時の若者の方がメディアリテラシーが高いので、簡単には騙されないと思うが、就活がうまくいかずに疲れている時には騙されてしまうかもしれない。

現代って、情報を判別することが本当に重要だなあと思う一件である。

精神安定に対する旅行の重要性。

今年のお盆は、義祖父母のお見舞いも兼ねて、広島に行ってきた。


宮島に宿泊したが、観光と言っても公園で遊んで、帰りにその後原爆資料館に行ったくらい。あまりにも暑くて、子供を二人連れてで歩くには過酷であった。なので、メインは旅館でのんびりしていた。


広島といえば牡蠣。特に宮島は牡蠣で有名である。ということで、牡蠣をいっぱい食べた。関東にいる時は、牡蠣はカキフライくらいしか食べない。カキフライならばよいのだけど、こちらで食べる牡蠣はちょっと癖が強すぎるので。店によるだろうが、そういう印象が一度ついてしまうと、なんとなく手を出しづらい。

上の写真は牡蠣のグラタン。チーズとさつまいも?でスイートポテト的なものが牡蠣の上に乗っていた。牡蠣とチーズのしょっぱさと、そしてほのかな甘さがとてもあっていた。日本酒にぴったりだった。

下の写真は広島牛のローストビーフ。見たとおりの霜降り。柔らかくて癖もなく、噛み切りやすい。濃厚なコクで、本当に美味しいものであった。

昔は典型的な旅行否定派であった。「混んでいるのになんでお金を払ってわざわざ出かけて・・・」と家でごろごろしている人間であった。

しかし、最近は場所を帰る重要性を認識している。なぜかよくわからないが、同じところばかりにいると、心が疲れてしまう。飽きてしまうのかもしれない。

大した理由なんてなくていいので、いつもと違うところに行くと、心がスッキリする。理由はわからないが、とにかく経験則として回復する。

なので、仕事や研究で疲れた時には、場所を変えることが必須であると思う。夏休みには研究室の停電や断水などがあると思う。あせって「研究が・・・」とは思わずに、いい機会だからどこか違うところに行くとリフレッシュできて、長期的には仕事や研究が進むのではないかと思っている。


2018年8月17日金曜日

留学の夏、大学1年生の思い出 No.2

大学1年生の夏の思い出について。ICUの思い出話。

1年生の1学期が終わり、バラ色の大学生活を夢見ていた愚かな男子は現実と向き合うことになる。うん、多くの大学生がきっとそうだろう。

大学生になったら遊んで暮らせるのかと思っていたけれど、全くそんなことはない。勉強勉強、また勉強である。まあ、振り返れば遊ばなくてよかったとは思ってはいる。

1年生では、英語の授業が半分を占めるという特殊な大学である。真ん中のクラスに入ったのだが、みんな海外経験がそれなりになる。なんで、真ん中のクラスなんだ、君たち・・・という感じである。

当然英語のクラスはついていくのが精一杯。勉強で詰まればすべて暗くなる。人間関係もあまりよくはならない。なんだこのつまらない大学生活は・・・と思いながら過ごす悲しい大学生活である。

さて、ICUでは1年生の夏休みに1/3くらいの学生が英語留学に行く(今の割合は知らない)。これは大学の講義の一貫でもあるので、単位にもなる。

英語で負け犬的な自分だったが、思い切って留学に参加することにする。留学期間は1ヶ月半。場所はいろいろなところを選べるのだが、一番人気の1つだったスコットランドエディンバラ大学を選択。なぜかわからないが、第一希望に通った。

留学といっても語学留学なので、各大学が開くサマーコースである。正規の授業ではない。そこで、各国からくる学生たちと英語の授業を受けるのである。

No.3に続く。

2018年8月16日木曜日

科学技術に携わるものとして。終戦記念日と広島と原爆

昨日は、広島の原爆資料館に行ってきた。


昨日は、8月15日終戦記念日。上は広島の平和記念公園にある平和の灯である。ここには、「安らかに眠ってください。過ちは、繰り返しませんから」という言葉が彫られた碑がある。この「過ちは、繰り返しませんから」の主語がなく、誰の過ちなのか?としばしば論争になっているのはご存知の通り。

いろんな意見があるだろうが、戦争をする人類すべてへの警告であり、未来に生かす術を考えたい。言うは易し行うは難しであるが。


原爆が広島に投下されたのは8月6日。今から73年前の夏である。人類史上初めて戦争に原子爆弾が使われ、数万人という多くの死者を出した出来事である。

会場には多くの外国人もいた。欧米の方々ももちろんいた。アジアの方々もたくさんいた。それぞれの国の人たちはどのようにこの原爆を感じているのだろうと、聞いてみたくなる。どんどん昔のことになっているので、印象はうすくなってしまっているのだろうか。

子供を連れて行ったが、「怖い」となってしまい、足早に展示を通り過ぎる。小学生にとっては、確かに怖い展示も多いかもしれない。

科学技術に携わるものとして、この原爆は考えさせられる。物理系ではないし、病原性微生物も扱っていない。微細藻類の光合成やバイオプラスチック生産なので、自分の研究内容自体については、危険性はほとんどない。

しかし、研究はどのように発展し、展開されるかわからない。科学者として、自分たちが発展させる科学の力があまりにも強い時に、それらを進めるべきか、止めるべきか悩ましいところである。科学の力の悪用は近代社会の避けられない大問題である。

70年以上前になり、戦争の記憶も薄れてきている。ついこの間の東日本大震災だって、だんだん遠くなり防災意識が薄れてしまいそうになる。原発もいつの間にか容認に傾いている。

科学者としては、自分の分野は化石燃料の代替資源・代替エネルギーなので、これを力強く推進したいと思う。環境と医療で人の暮らしを豊かにしたい。これが本来の夢であり、目標である。

平和記念公園のような場所に訪れることで、自分の人生観や生きる意味を考えるのも、たまには必要であるかもしれない。夏の暑い日が続くが、暑いだけでまずは平和なことには感謝をしたいし、これを続けていかなければならないと思う。

留学の夏、大学1年生の思い出 No.1

めずらしくシリーズものでも書いてみたいと思う。夏休みの思い出大学1年生である。

私の母校は、国際基督教大学教養学部である。通称ICUである。学部は教養学部しかない。

教養学部ってなに?キリスト教の神父さん?牧師さんを目指すの?とよく言われた。最近は、眞子様、水主様がご入学されたため、世間一般の人に認知され、説明する手間が省けたかもしれない。

このICUは、英語ができると思われていることで有名である。英語で開講されている授業もたくさんある。今でこそそういう大学もでてきているが、当時はとても異質な大学だった。今でも少し変わった大学なのではないかと思う。

英語のクラス分け試験が入学式の次の日に行われ、成績で英語のクラスが分けられる。1年生の半分は英語の授業という変わった大学なので、入学後の大学生活をそれなりに決定することになる。


ちなみに英語教育のことはELP(English Learning Program)という。

私は真ん中のレベルのクラスに入った。それでも、「3年間外国に行っていた」など、帰国子女がたくさんいた。ずっと埼玉育ちだった自分としては、なんだそれ・・・という感じであった。

その2に続く。


2018年8月15日水曜日

すっかり止まっていた小説紹介。下町ロケットガウディ計画

小説紹介というカテゴリーを作ったくせに、2回くらいでずっと止まっていました・・・小説は大好きなのだけれど、読んでしまうと他の仕事が止まってしまう。なので、忙しい時は封印せざるを得ない。

そして、忙しくない時っていうと・・・・夏休みくらいしかかない。

いや、ほんと大学教員って忙しい。そもそも研究に終わりはないので。

それはさておき、久しぶりに読んだのは、ちょうど文庫本がでていた下町ロケット ガウディ計画」。もはや説明は不要かもしれないが、池井戸潤さんの直木賞受賞作の第2弾である。

ロケット科学者として夢破れた佃耕平は、佃製作所の社長として、エンジン部品の製作を行っている。今回は、人工心臓という新しい分野にチャレンジする物語である。

専門ではないが、研究者の自分がみても違和感なく読めるところがすごい。自分に近い職種のところって、いろんなことを考えてしまって、集中できないことがある。「いや、そんなこと起こり得ないでしょう!」みたいな。よくある話だと思う。

しかし、下町ロケットシリーズではそういうことは全然感じず、すっと読める。そして、いつもながら読後感がよい。

夏休みに良い気分になりたい人にはとてもオススメの本である。





2018年8月14日火曜日

下線部のThisは何を指しますか?

科学論文を書くにあたり、とても大事なことは、日本の受験英語から脱却させることである。




受験英語では、
英文1・・・・・. 
英文2・・・・・. 
英文3 This .....
と英文が続いていて、下線部のThisは何を指しますか?なんて問題が出たりする。

そして、難問ほど(つまりレベルの高い人への問題ほど)、Thisが指し示すものが2つ前くらいだったり、ぼんやりしていたりとトリッキーだったりする。

こういうのを忠実に勉強してしまった人は、当然のごとく自分が英文を書く時に、同じような文を書いてしまう。

日本人の書いた英語を見てよく言われることが、
「英文が長すぎて意味がわからない」
である。

上のように、「このThisは何だろう・・・?」なんて、一瞬でも考えさせるような文章は、科学ではよくない文章である。なぜなら、そこで読み手は止まって考えなければならない。良い文章とは、初めから終わりまでスッと読めるものである。良い文章というと、難しい言い回しとか美しい表現があるものであると錯覚している人も多い。

しかし、科学では、途中で止まらずに内容がするする頭に入ってくるものが、美しい文章である。

なので、初めて論文を書いてもらうと、英語が複雑すぎて意味がわからないのである。難しい英語が書けないのではない。難しすぎてわからないのである。

他にもいろいろあるので、またの機会に紹介していきたいと思う。


2018年8月13日月曜日

本日から一斉休業

大学は本日から1週間ほど一斉休業に入る。夏休み期間でも本数を減らして職員バスなどはやっており、コンビニや食堂も時間が短くなって営業している。

しかし、この一斉休業期間はすべて休みになっている。

なので、研究室に行く前に、コンビニなどで食料を補充しておかないとえらいことになる。生田キャンパス内から外のコンビニやスーパーなどに行くのは結構大変なのである。まあ、少しは休んだ方が良いということではあると思う。

とはいえ、他の日に夏休みをとって、この期間は研究をするというもの良い手の1つである。この時期の旅行はどこも混んでいるし、料金も高い。時期をずらして夏休みをとった方が賢い選択であると言って良いと思う。


今年の夏は世界的に猛暑。どうか体調にはくれぐれもお気をつけください。

2018年8月12日日曜日

お盆って昔から不思議だった。

恥ずかしながら、昔から「お盆っていつ?」という人間だった。祖父母の家が実家から歩いて3分のところと東京だったので、お盆休みに帰省をするという習慣がなかった。


お盆は祝日であるわけではない。また、お盆が2つあるのもお盆をわかりにくくさせる要因の1つかもしれない。

新盆は、7月中旬の7月13日~16日を指し、旧盆は、8月中旬の8月13日~16日を指すらしい。

もちろんこれは地域によって異なるとのことである。一般的に「お盆」と言ったら旧盆の8月を指す。7月の新盆は、東京などの一部地域のみらしい。

日々の忙しさにかまけ、どうしてもこういう行事をおろそかにしてしまう。なんでもかんでもやればよいとは全く思わないが、少しは伝統を守るようなこともしなければという罪悪感も感じる。うーん、みんな余裕がないのだが、それを言い訳にするのもちょっと思うし。

やはり夏休みは、いつもと違うことを考え、いつもと違うことを行う最高の機会だと思う。研究や教育、その他の業務で、日々はあっという間に過ぎ去ってしまう。

たまには人生を見つめ直しさなければと思う夏の1日である。

2018年8月11日土曜日

咲き乱れる朝顔

小学生の夏休みといえば、朝顔。これって今も昔も変わらないらしい。


綺麗な青紫色である。なぜかこの日に一気に朝顔が咲いた。台風が来ていた日だが、開花と気圧や湿度って関係あっただろうか?研究者なのであまり適当なことは言えないので・・

写真はないが、夜になって花がしおれていた時には赤紫色になっていた。とても不思議な変化である。

青紫色であるこの色素は、アントシアニンである。
植物生理学会のHPに解説もある。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3327

アルカリ性では青、中性では青紫、酸性では赤になる。

構造はこんな形である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%B3

人への効果が盛んに宣伝されているが、エビデンスはちゃんと見た方が良いと思う。植物体内では、活性酸素種の除去の機能を有するので、酸化ストレスの防御に働くのがアントシアニンである(詳しくは知らない)。


朝顔を見ると、誰しも夏休みを思い出すかもしれない。 子供の頃の、夏休みに入る前のあのワクワク感は今でも覚えている。特に何があるという訳ではないのだけれど、せまい教室から解放されるあの瞬間は、本当に嬉しかったものである。もちろん、大人にとっても夏休みは嬉しいものだけれど。

2018年8月10日金曜日

夏は設備点検の季節

大学の研究は、一年を通して休むことなく動いている。言うまでもなく、個人個人で夏休みをとるのだけれど、それは大方自分の裁量になっている。

ある程度は裁量なのだが、機関によって一斉休業期間もある。これは節電のためでもあるし、メンテナンスのためでもある。

電源、水道、空調設備など、なんのメンテナンスもせずにずっと正常に動いているのではない。何も起こらないとついつい忘れてしまうインフラのありがたさが、おろそかにするとシステムが動かなくなってしまう。

昨日までオープンキャンパスという大イベントがあったが、これが終わると一斉に設備点検に入る。電源や水道もいったん止まる。ということで、さすがに実験はいったん停止になる(そとで論文を書くことはできるが)。

焦っている人にとっては、なんで休みが入るんだ!といいたくなる場合もあるが、ここはいい休みと考えたい。自分が大学院のD1の学生だった頃、8月に土日も含めて1日しか休まずに実験していたが、成果は出ないは疲れ切るはで大失敗だった。この体験は、研究室ではことあるごとに学生に伝えている。

なので、8月は「休むのも仕事」、「休むのも研究の一部」と思って欲しい。休まずに仕事を下から偉いという旧来的な価値観は、科学の世界では全く評価してもらえないと言ってよい。
いかに休んで、仕事の効率をあげるかについては、社会に出てからもとても役立つと思うので、真面目で頑張る人ほど、うまい休みの取り方を考えてほしいと思っている。

2018年8月9日木曜日

迷惑メールと論文の書き方

迷惑メールはとても面倒である。

お金あげますとか、恋人がどうとか、まあどう考えても引っかからないだろみたいなものから、有名な会社のアカウントを装った手の込んだものまでいろいろある。

怪しいキーワードがあると、セキュリティーで引っかかるが、最近ではそういうのを回避するために、下のように書いていあったりする。

おは$よ$う#ござい%ます。

というように、変な記号を途中に混ぜたりする。それでも人間は、勝手に記号を除いて意味を認識することができる。一方で、文字情報としては全く別物になるので、セキュリティーに引っかかりにくい。なかなか大したものである。

この迷惑メールでもそうだが、人間は自分が有する知識や経験によって、足りない部分を補ったり、余分な部分を削ったりして、意味を理解することができる

実は、これが論文を書いたり、学会で発表したりするときに邪魔になる

要するに、自分は専門の知識があり、実際に手を動かして実験をしたので、文章が足りなかったり、余分なスライドがあったり、話が前後していても理解できてしまう

しかし、相手はバックグラウンドが異なるので、理解できない。このギャップをうまく埋めるのが、良い論文・良い発表を作るということである。

これがかなり難しく、自分も予算のヒアリングに際し、「完璧だ!」と思って準備するのだが、人に聞かせると「よくわからない・・・」となってしまう。

なので、人に論文を読んでもらったり、発表を聞いてもらったりすることは非常に重要である。

しかし、他の人の労力を使わせることにもなるので、自分で最大限の努力をした後、というのが必須な条件である。未完成のまま読んでもらっても、「理解できません」で終わってしまう。

予算申請なんかをしていても、未だにこれが難しい。なので、この能力を磨くのに終わりはないし、逆に言えばすごく差がつく部分だとも言える。点数になるものではないので、能力であることが把握しにくいのだが、使わない資格をとって満足するよりもはるかに大事な能力であると考えている。

論文などを一通り書き終えると、「もうやることはない!」と思ってしまいがちだが、もう一度見返して「実験をやっていない人、初めて読む人が理解できるだろうか?」という観点から、自分で推敲してほしいと考えている。

2018年8月8日水曜日

本日は、オープンキャンパスのはずが・・・

さて、本日から2日間にわたって、明治大学生田キャンパスにてオープンキャンパスが行われる。自分のブログでもいっぱい周知してきた。こちらはVRブログ

こちらは公式の案内である。

はずだったのに・・・・

まさかの本日は中止である。。。。



今回のオープンキャンパスでは、農芸化学科の学科ガイダンスと模擬授業を初日(つまり今日)に担当することになっていて、オープンキャンパスでの模擬授業ははじめてなので、こちらもどきどきしながらも楽しみにしていたのに・・・


残念・・・


明日もどうなるかわからないが、学会ガイダンスは、30分間で2回ずつ行われる。

また、我々の研究室も開放する研究室ツアーも行う。ただし、こちらは人数無制限ではなく、受付でチケット予約をするシステムになっている。ご来場希望の方は、必ず早めにチケットの予約をお願いします。

ということで、オープンキャンパスは大学にとっての夏休み前の大イベント。明日はどうなることだろうか。。

2018年8月7日火曜日

いろんなメディアを駆使して。

明日からオープンキャンパスである。それが終わると夏休みである。

2年と少し前に始めたツイッターを皮切りに、インスタグラムに4つのブログといろんなメディアをスタートさせている。

※ちなみにツイッターが最近重かったのだけれど、解決しました。
こちらのVRブログで解説。

また、研究室では、メールやLINEでの連絡はもちろん、クラウドでの情報共有・ファイル共有も必須である。

最近ではOculus Goを購入して、一体型ヘッドセットを利用した発信も考えているが、まだ自分で作れるところには進んでいない。。

いうまでもなくこれらは手段であるので、目的でない。なので、あくまでも研究として実験を行うこと、論文を書くことが大事であるというスタンスは変わっていない。

一方、実験をこつこつずっと続けていくことは、かなり大変なことである。研究者である自分としても、モチベーションを維持することは、非常に大変である。たまには「飽きてしまう」気持ちがでてくる。

そういった時のために、いろんなメディアに触れることで、飽きてモチベーションが低下することを防ごうとしている。

明大に赴任して3年と少しで、PCで作業し、メールで連絡をするという状況から劇的に変わっている。今後も新しいメディアが出てくると思う。いろんなものがありすぎて、正直迷うのだが、今後も新しいものに触れ続けていきたいと思う。



2018年8月6日月曜日

夏休みモード。。

さすがに研究室も夏休みモード。実験している人も少なくはなったが、もちろん継続して進めている人もいる。むしろ人が少し少ない夏休みは狙い目とも言える。

ただ、来週に停電や断水が入ってしまうので、一旦実験が中止になる。まあ、ちょうどよい休みと思って、しっかり休むのが良いと思う。

こちらは、講義・実習にテストが終わり、研究費関連の大イベントが終了してホッとしているところ。と言いたいところだが、オープンキャンパスがある。今年は模擬授業と学科ガイダンスをすることになっているので、結構大変である。。今はその準備でだいぶ忙しい。やれやれいつになったら休みが来るのやら、である。

ブログも継続して9ヶ月を過ぎたところである。4つのブログの更新はなかなか大変である。。しばらくサボっていたVRブログも復活の兆しを見せている(笑)。

また、夏休みには美味しいものをたくさん食べ、子供ともいっぱい遊ぶ予定なので、グルメブログ育児ブログともに頑張っていこうと思う。

夏はいろんな新しいことを試す時期なので、一見研究から遠いことをたくさんやってみたいと思う。でも、結局いつしか研究とつながってくるのが、基礎研究の面白いところである。

2018年8月5日日曜日

農芸化学科の男女比は?

さて、東京医大の入試において女子学生が一律減点というニュースがあり、世間はかなり大騒ぎになっている。大学教員の立場としても、これはかなりびっくりだった。そんなことできるんだという感情とともに、なぜ?という疑問もあった。

ニュースを見ると、医者の激務が問題であり、なんか本当に苦しい社会である。ただ文句を言うだけでなく、改善をしていかなければならないのだと思う。不必要な受診(心配だからというのは全然OKだと思うが)、特には「サークル感覚」で病院に集まる人たちは、本当にやめてほしい。

暗いニュースはさておき、我らが明治大学農学部は、女性比率が多いことで知られている。特に農芸化学科は、「食品」というキーワードがあるせいか、女性が多い。

2018年の男女比でいうと、
1〜4年の合計が544名で
男子39%、女子61%
である。理系にしては驚きの比率なのではないかと思う。



うちの研究室は最近半々に近づいてきたが、昨年までは女子大みたいだった。ポスドクやテクスタが全員女性なので、女性の多い研究室である(そう、採用に関する話はまたどこかでゆっくりとしよう)。

このように女子が多い農芸化学科なので、もちろん女性が差別されるということはない。

男性女性関係なく、まずは激しい実験レポートの要求にさらされ、簡単には単位をくれない講義を受け続けることになる。

勉強の大変な学科であることは間違いなく、そこに男女は関係ない。。

ということで、いろんな場所があると思うけれど、農芸化学科は女性も活躍できる場所だと思う。大学受験界隈がごたごたしているけれど、我らが農芸化学科においでませ。。

2018年8月4日土曜日

論文リバイス投稿完了。

M1 Iくんの論文投稿を完了した。論文投稿と言っても新規論文ではなく、リバイスである。

論文というのは書き上げて投稿してもすぐに掲載されるわけではない。論文を審査する査読者(Reviewer、レビューアー)と文字通りバトルして、その審査をクリアすると掲載される。もちろん、最終結果が不採択(Reject、リジェクト)のこともある。

リバイスとは、レビューアーが「こういう部分が足りない」「これはこうした方が良い」というコメントに対し、答えることである。ただ答えればよいわけではなく、「○○というデータが足りない」と言われれば、原則は追加しなければならない。

リバイスのための実験が2、3ヶ月で終わったら、それは早い方である。下手をすると1年以上かかるんじゃないかというコメントもある。1本の論文を掲載するとは、本当に大変なことなのである。

今回も1回目のリバイスを送ったが、全員が納得せずに二日目のリバイスとなった。ただし、Provisionally Accepted(仮採択、採択一歩手前)となっているので、まあ大丈夫でしょう。夏休みになってしまっているので、審査が進むかだけが心配だけれど、まあ、よしとしよう。。

これが通れば、Iくんは、M1の8月にして2本目の筆頭著者論文である。うーん、すごい。みんなすごいな・・・

もうすぐオープンキャンパスであるが、農芸化学科の学生たちはこのように修士課程(博士前期課程)、場合によっては学部生の間に論文を書いている。論文を書くことで、はじめて本当のサイエンスの世界に飛び込むといっても囲んではない。熱い思いを持った学生たちが訪問してくれることを期待している。

とりあえずお疲れ様でした。

2018年8月3日金曜日

オープンキャンパスへ向けて。

テストが終わっても休めないのが大学教員。今日も研究のディスカッションやらなにやらの仕事をしていたらあっというまに午後に。家に帰っても全く休めないので、いったいいつ休めばいいのか教えて欲しい。。

来週はオープンキャンパス。オープンキャンパスは大学にとっての大イベント。こちらが明治大学のオープンキャンパスのサイトである。今年は学科ガイダンスに模擬授業と担当がヘビーである。。どんな感じになるのか、こちらも楽しみにしている。

こちらのVRブログでもオープンキャンパスについて記載中。一体型VRヘッドセットも購入したし、全く新しい形での研究・教育を推進していこうと思っている。

とはいえ、今日は金曜日。だいぶ疲れている。職員バスの本数が減ったので歩いたり、食堂に行こうとしたが混んでいたのでコンビニでのご飯。朝は、ボーとして小田急を乗り過ごす。うーん、今日は調子が悪い。。。まあ、こんな日もあるので、無理して頑張らずにさっさと寝るのが一番である。

2018年8月2日木曜日

女性は一律減点とは・・・

それにしても、かなり大きなニュースである。

「東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制

なんともまあ・・・前近代的もいいところで・・・と言いたいが。女子受験生を減点しないと、男子学生が減ってしまうらしい。・・・もう悲しいとか呆れるとかいろんな感想と感情がいっぺんに溢れてしまう。男子部と女子部を作ればいいのにと思ってしまうが、なかなかそうもいかないのだろう。

それにしてもこんなことがシステム的にできるのが驚きである。教員が一堂に会する教授会で、「今年も女子の受験生の点数は一様にカットということでよろしいでしょうか?」なんて議題をあげたら紛糾すること必至、いや、あまりにも呆れて声がでないかもしれない。どうやってこんなことができるのかがそもそも不思議である。

方法としては、
1. 本当の上層部だけが知っていて、他の教員に知られずにこそっとやっていた。

2. 教員全員が暗黙の承認していた。

2番はにわかには信じがたいが、職を脅かすようなことを言われていたとしたら逆らうことができなかったのかもしれない。いずれにせよかなりの衝撃である。

いろいろなニュースソースを見ると、「女性医師の離職率の高さ」を問題にして、女性を減らしていたらしい。信憑性はわからないが、そうだとしたらあまりにも不幸な話である。

確かに医療関係者の激務は社会問題だと思う。必要がないのに病院に行くのはぜひ避けなければいけないと思う。どうしても心配だから行くのは仕方ないと思うが、「病院サークル」とでも言うしかない、開院前に集まっている「元気な患者」にはとても腹がたつ。必要な人が行こうとしても長時間待たされるし、もちろん医療費は現役世代が負担している。こういう患者は本当に減って欲しいと思う。

それはさておき、今回の件はかなりの驚きである。ただ、雇用する病院側から「男性医師を!」と言われていたのであれば、考えなければいけないこともある。すなわち、「産業界のニーズを重視しすぎれば、こういうことも起こりうる」ということである。

最近の大学は、やたらと実学志向で、大学も利益を挙げてなんぼという風潮がある。利益を追求するとなれば、今回のような意見には逆らえないことになる。行き過ぎた李重追求を大学に押し付けるのは、間違いであることを示すきっかけとなるかもしれない。

2018年8月1日水曜日

仕事では、頑張って明るく振る舞うことが大事。

学生のころや20代のころはがむしゃらに目の前の仕事(自分の場合は研究)をこなしていた。しかし、年齢とともに役割が変わってくる。今や研究に関してはほとんど実験ができないので、監督業である。

現在38歳で、博士号取得から10年以上研究という仕事を続けてきたことになる。この間にいろいろな人を見てきて思うことは、「明るく振る舞うことも仕事の1つ」である。

いや、ほんと、暗い人、ネガディブな人がいると、チーム全体の足を引っ張る。たとえその人が通常の倍の仕事ができたとしても、周りの10人の仕事スピードが落ちるならば、その人は優秀とは言えない。

若いうちは優秀なのに年齢が上がってからダメになる人には、暗い人が多い。一人で仕事をするような場面が少なくなっていくからである。

そして、年齢が上がるにつれて、どうしても気持ちが暗くなってくる。若い頃は夢や希望、高い目標を持っていたが、そんなものがすっかりなくなってしまっている人も結構いる。先が見えてしまっている人もいる。

また、気持ちの持ちようではなく、体も衰えていき、病気などを抱えたりする。それに合わせて心も暗くなっていく。仕事をしていて、「昔は明るかったんだけどな・・」と首をかしげる人もそれなりにいる。

そして、それなのに仕事はどんどん増えて多種多様になっていく。もちろんやりたいことばかりではない。こうして、年齢が上がってくると、頑張らないと明るくしていられないのである。そう、仕事と思って無理にでも明るくしなければ、ついつい暗くなってしまうのである。

自分も頑張って明るくしているのだが、できているかというと、、、、うーん、忙しい時はかりかりしているかもしれない。まだまだ修行が足りない。

ということで、自戒を込めて、PIの仕事の1つとして、明るくいることはとても大事であると考えている。PI以外でも、ポスドク、テクスタなどにとってもかなり重要な項目である。どんな職業でもそうかもしれない。

少なくとも、自分がポスドクやテクスタの募集をかける時に「暗っ!」と思ったら、絶対に採用をしない。まあ、面接でそんな人はいないので、見抜くのが難しいのだけれど・・・

もちろん、本当の性格がどうであれ、仕事として明るく振舞えれば良いと思う。自然に明るく振る舞えるのならば、それは実力・才能の一つだと思う。10年以上働いて、強い武器だなと感じている。

実力を認めてもらえない!と思っている人も世の中にはたくさんいるが、実はそういう部分でマイナスの評価をされているのかもしれない。

そして、いつも明るそうに見える人でも、実は頑張って明るくしてるのではないかと思う。自分も見習わなければと思うが、なかなか難しいのである。

焼肉で世代間闘争を無くそう。

さて、前回は叙々苑の話でした。
叙々苑でお祝い
もちろん、それなりに高級な焼肉である。先生の懐もぜひ察して欲しい(笑)。

とはいえ、やはり自分はパーマネントポジションである。そういう身分になったのに、学生にはおごらない、自分のためだけにお金を使うというのはよろしくない。

正直、我々の世代はおごってもらうということが非常に少ない世代だった。就職の厳しさだけでなく、あらゆる意味で氷河期世代である

しかし、こういうのはどこかで断ち切らなければならない。自分がよくしてもらえなかったらと言って、それを自分の下にも同様のことをするならば、それは自分たちが文句を言っていた上と同じ道を辿っているだけである。

お金は本当にいくらあっても足りない。こちらの育児ブログではお金の話もしているが、子育ても本当にお金がかかる。みんなどうやって暮らしているのかとても不思議である。

そんな中でもそれなりに下に還元をしなければならないと思っている。何歳になっても「自分は苦しいので」「自分は下っ端なので」と言って、若者から搾取する人が結構いる。若い頃は自分がそんな風になるなんて思っていなかったはずなのだが、いざ自分が年を重ねると自分が文句を言っていた人たちの仲間入りをしているのである。

ビジネスで成功した人が口を揃えていうことだが、「お金を使うとどんどん収入が上がっていく」というものがある。自分のことにしかお金を使わない人の周りには人は寄ってこない。お金の使い方は、みんなに見られているのである。

お金の問題はとても難しいが、頑張って稼いで、若者に還元していかないと、社会や組織がどんどん負の方向に向かってしまうと思う。これにより、世代間闘争が生まれてしまう。いつの世もなくなりはしないが、できるかぎり自分の業界は減らしたいと思っている。わかってはいるけれど、なかなかできない人も多いが、実力をつけて収入を上げ、還元していきたいと思っている。

叙々苑でお祝い。

昨日は、論文のお祝いで焼肉。ただの焼肉ではない。叙々苑である。場所はなぜか中目黒。高級感たっぷりである。。外観はこんな感じ。




このお祝いには誰もが参加できるわけではない。参加できるのは、筆頭著者論文を書いた学生のみである。また、それをサポートしたテクニカルスタッフやポスドクは参加可能である。

この日は、M2の竹屋くん、有坂さん、M1の伊東くんだった。竹屋くんはFront Plant Sci、有坂さんはJ. Biosci. Bioeng.、伊東くんは3月の卒業式の学生顕彰&某誌にProvisionally Acceptedの状態である。修士課程(博士前期課程)で筆頭論文なので、素晴らしいことである。しかも全員一報ではない・・・竹屋くんなんて、4本目の筆頭著者論文である・・・我が研究室の学生ながら恐ろしいことである。

こちらは叙々苑の上ロース。叙々苑の焼肉は網が小さい。網を大きくしてしまうといっぺんに焼いてしまい、焦げてしまうからだと推測している。1枚1枚味わって食べてということである(と思う)。



カルビはサンチュに巻いて。。焼肉はいろんな味が楽しめて飽きずに面白い。もちろんキムチや叙々苑サラダも食べた。叙々苑サラダのあのごま油の効いた味って、無限に食べられそうな気がする。。



焼肉にはマッコリ。みんな飲むかと思ってボトル(というかピッチャー)で頼んだのだけれど、竹屋くんが味見した以外、自分しか飲まなかった。。ということで一人でガブガブ飲む。。


こちらはハラミ。弾力のある歯ごたえで、食べた感がある。写真を撮るのを忘れたけれど、他にも上カルビ、上タン塩、壺漬けカルビなどを食べる。うーん、やっぱり叙々苑では上カルビが一番美味しいかもしれない。がっつり食べた感が強い。



デザートは抹茶アイス。周りが抹茶チョコでコーティングされている。ゆずシャーベットなども選択できる。

ということで、昨日は5人で焼肉。飲み会ではゆっくり話をできるので、やはり定期的にはこういう機会をもたなければ。油断すると、忙しさであっという間に時がすぎてしまうので。

なんにしろ、お祝いは嬉しいものである。また、お祝いができるように、どんどん論文を発表していきたいと思う。