2018年1月29日月曜日

サードプレイスについて考える。

今日は雑記。でも仕事とも結構密接に関わることかもしれない。

5、6年前はまだ理化学研究所に勤めていた。子育てのもっとも忙しい時であり、多忙を極めていた。仕事も任期制の時で全く気の抜けない状況だった。

そういう状況でどうやってストレスを解消し、休息を取るかというのは、とても重要である。



5、6年前のピーク時は、シアトル系カフェに平均週7回行っていた気がする。

朝の出勤前に行ったり、ものすごく多い時には朝行って、帰りにも行くことがあったので、平均週7回だと思う。

赤ちゃんだった子供を抱っこして連れて行くことも多くあった。熱を出して子供が保育園などを休み、元気なんだけれど保育園に行くのはまだ止めておこうくらいの時には、少し息抜きに子供を連れてカフェに行っていた。

あまりにも行くので、店員ともすっかり仲良くなり、スタバのスタッフが書いたうちの子供の絵があったらしい。それくらい行っていた。

シアトル系カフェで共通することとしては、「商品だけでは割高」なことであると思う。はっきり言って高い。

飲み物だけで最低300円、ちょっと大きくしたりトッピングすると500円を超える。食べ物を頼むと1000円前後になる。

しかし、それだけでなく、居場所として居心地が良いのでいってしまう。いわゆる自宅、職場に続くサードプレイス(3番目の場所)である

それで5、6年前はまさにサードプレイスとしてシアトル系カフェを使っていた。そこで仕事をする人を「ノマドワーカー」と呼び、この言葉も割と認知されてきている。

しかし、すべて過去形で書いたように、今はスタバにはせいぜい週1回だろうか。コーヒー豆を買いに行くことを除けばもっと少ない。

理由は様々あるが、多くの人の現在の評価と一致している。

店が悪いわけではないかもしれないが、とにかく混んでいる。なかなか席が見つからず、また、見つかっても狭い。

また、無料Wi-Fiの接続状況がとても悪い気がする。今はファーストフードやコンビニですら無料Wi-Fiがつながる。これらと比べて、接続がすぐに切れる。ノマドワーカーが仕事をするには適していない(無料Wi-Fiに頼っていないのかもしれないが)。

さらに、最近はコンビニやファーストフードのコーヒーのレベルが上がった。100円で美味しいコーヒーが飲めてしまう。よくこれを100円で出せるなと感心する。

ということで、居心地がいまいちで仕事がはかどらないとすると、割高なお店になってしまう。

ということで、すっかり足が遠のいてしまった。それでもたまに仕事をしに行くが、毎回「うーん、いまいち・・・」と思う。

5、6年前は、ファーストフードが苦境で、ファーストフードはみんなシアトル系カフェに置き換わるのではないかと思っていた。

ところが最近、むしろ逆転してるところもある。シアトル系カフェが閉店して、ファーストフードが残る場所もある。

ビジネスは不思議で流れが大事だなあと感じる。とても流行ったビジネスも努力を継続していかなければあっという間に追い抜かれると思い知らされるサードプレイスビジネスである。

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