明治大学農学部農芸化学科2年生恒例の「特研ガイダンス」が終了した
明治大学農学部では3年生から研究室に配属になる。特研ガイダンスとは何かと言えば、ようするに新3年生(現2年生)に向けた研究室紹介である。
特研ガイダンスは2日間に渡って行われる。一学年が150人前後なので大教室が使われる。1号館か2号館を使うことが多い。今年は1号館の教室で行われる。階段型の教室で見やすくて良いのだけれど、冬場は下の方がとてつもなく寒いという難点がある💦。「なるべく前の方に座ってください。」と言いたいところなのだけれど、教室の前後(下と上)で温度がかなり違うので・・・。
それはさておき、新3年生が全員集まり、教員が交代で研究室を紹介していく。教員の待ち時間はおよそ15分間。詳しい研究内容を話す時間はないので、簡単な研究紹介や研究室の雰囲気や理念、所属学生の現状や進路などの話になる。
特研ガイダンスの特徴の一つは、教員の発表スケジュールが明かされていないことである(明かされていないはず。。。)。なぜかというと、自分の興味のある研究室の紹介だけ聞いて帰るのを防ぐためである。
全員が希望の研究室に配属されるわけではない。また、最初は志望していなかった研究室でも話を聞いたらこちらがいいかもしれないと、心変わりするのが毎年の特研ガイダンスの様子である。
実際に入ってみないと本当に合うか合わないかはわからないけれど、大事な自分の進路なので、すべてを聞いてから判断して欲しいと思う。
研究室の配属決定は、3月の初めに行われる。農芸化学科では研究室の定員は全研究室で等しくなっている。定員を越えた場合は成績順になる。非常にシビアなシステムだけれど、平等といえば平等である。
農芸化学科では、「学生が教員を選ぶ」。教員に学生を選ぶ権利はない。先生立場弱いなあと思うが、正直学生を選べと言われても困るので、このシステムは素晴らしいと思う。選ばれる方なので、プレッシャーなのだけれど。。
初めて参加した特研ガイダンスは今でも忘れないなあ・・・実質的な明治大学への初出勤日で、しかもその日に研究室の第1期生が決まったので。学会とかあまり緊張しない人間なのだけれど、あれはさすがに緊張した。学生も自分の2年間(修士も考えると4年間)を、初めてみる15分間のプレゼンで決めなければいけないので、とても緊張していたと思う。すごい緊張感だったことを今でも昨日のことのように思う。
昨日は新任のS先生も2年生の前に初登場してお話をされた。150人の大教室を前に「緊張する」とおっしゃっていたのだけど、とてもお話が面白かった!植物ホルモンという少し難しい分野だけれど、とてもわかりやすくご説明いただいた。アメリカの話なんかも少しでて、とても興味深く、学生の食いつきもとても良かったように思える。
来年度よりまた新しい先生が来られて、また雰囲気の変わる農芸化学科になりそうである(3号館の若手教員比率がまた上がる)。
研究室の配属決定日は3月2日に決定。さて環境バイオテクノロジーにはどんなメンバーが配属になるでしょうか。どきどき。とても楽しみにしています。。
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