2018年1月23日火曜日

研究室は何の役に立つのか?その5 トークで人を楽しませられるか?

研究室は何の役に立つのか?その5はトーク力についてである。

これまでの記事で何度も書いているが、環境バイオテクノロジー研究室では、判断力、コミュニケーション力、努力を鍛えてほしいと考えている。

前々回は説明責任の話。自分の行動を説明できるか、それはすなわち自分の行動に論理があるかということであり、説明できる場合は非常に効果的な選択をしている確率が高い。

前回はコミュニケーション力の話で、研究室で何をやろうとしても人と話さなければ行動できない。報告・連絡・相談を怠って行動しようとするとトラブルの元である。また、叱られたりしてコミュニケーションを取らなくなるのも、成果が挙がらない大きな要因となる。勇気を持って話せば、「今まで何を悩んでいたんだろう?」と、あっけないくらいに問題は解決する。

今日の話は、コミュニケーション力におけるプラスアルファの話。

コミュニケーション力で他人と連携できるようになるのが必須であるが、プラスアルファとしてやはりトーク力を身につけることが必要であると思う。

自分自身も得意ではなかったのだが、やはりその人と話して楽しい時間を過ごせるかどうかは非常に大事であると思う。たとえ仕事であっても、「この人と一緒に仕事をしたい!」と思わせれば仕事はよく進むし、反対に「この人とはちょっと・・」と思えば仕事は滞るようになる。

研究室の飲み会などは、昔はどちらかというと否定的な方であったのだが、現在ではやはり多少は必要であると考えるようになってきている。

もちろん飲み会である必要はなくて、研究室の中で普通に会話すれば事足りるのであるが、仕事・研究で忙しかったりするだろうし、お酒の力がないと先生や先輩に言いたいことが言えなかったりする人もいるだろう(そうならないように頑張った方が良いとは思うのだけれど)。

営業の人の話を聞いていても、いきなり「我が社の製品は・・・」なんて説明から入る人は成績がよくないとのことである。極めてオリジナリティが高くて素晴らしい製品だったら良いかもしれないが、競合があるような製品・サービスの場合には人間力も大事である。

上手な営業の人は必ず関係のない世間話を入れるという。営業職に限らず、研究職だって研究の話だけをして、はい、さようならというわけではない。事務職の人だって話しやすさによって能率がガラリと異なることは言うまでもない。

前回、前々回の話ともややかぶるが、やはりトークで人を楽しませることは、社会人として必須であると思っている。

ただし、トーク力がある=人から笑いが取れる話ができるというと、いきなりハードルが上がってしまう。できるに越したことはないが、これはかなり難しいと思う。

人を楽しませる基本は、会話が成立することが大前提である。特に自分の話ばかりしたりしない、悪口ばかりにならない(たまには憂さ晴らしも必要だろうけれど笑)、自慢や説教ばかりにならないなど、「相手を不快にしない」ということでも充分だと思う。

また、「聞き役に廻れるか?」というのも大事であると思う。どうしても自分の話をしたくなってしまうのが人間の性(さが)なのかもしれない。この点は自分もまだまだ成長が足りないところだけれど、うまく聞き役に廻れる人というのは、すごく周りの人とうまくいっているように見える。こちらもやろうと思えばそんなに技術を要するものではない。少し意識すればできることなのではないかと思う。

ということで、コミュニケーション力をあげるには、1) 相手を不快にしないように気をつけて、2) 適度に上手に聞き役廻る ができれば良いと思う。もちろんコミュニケーションを頑張って始めることが大前提であるけれど。

このようなことは研究室でも鍛えらえると思うので、ぜひ積極的に研究室で練習をしてほしいと考えている。



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