2018年1月10日水曜日

【重要】原著論文の書き方 〜No.5〜

原著論文の書き方 〜No.5〜である。ここまでの記事でDiscussionまで作った。終わりと言いたいところだけど、まだ残っている。

論文作成手順7. Figure Legendsを作成する。
論文の構成は


1. Abstract(要旨)

2. Introduction(序論)
3. Materials and Methods(材料と方法)
4. Results(結果)
5. Discussion(議論・考察)
6. Reference(参考文献)
7. Figure Legends(図の説明文)

であり、Referenceは随時作っていった。最後に図の説明文(Figure legends)を書く。

Figure legendsは、1つのFigureに対して1つのパラグラフで説明を書く。

図の説明であって、方法を書くわけではない。図の説明とは、例えば、棒グラフがあっても何回の実験なのかわからない。また、数値が平均であるかもわからないし、エラーバーがついても標準偏差なのか標準誤差なのかもわからない。また、相対値で表した時も、何を基準にして、その基準を100にしたのか、1にしたのかも記載しないとわからない。

「数値が平均である」、「野生株を100とした相対値で表した」などは当たり前すぎて記載を忘れてしまいがちなのだけれど、相手に読み取ってもらう・察してもらうことを期待してはいけないのが科学論文である。上記を全て記載していく。

また、検定をして有意差の印である*やP-valueなんかもここに記載する。10年前ならいざ知らず、今時「エラーバーがかぶっていないから有意差があります」なんていうのは通じないので、検定を行うことが必須である。

ちなみにレポートでも、例えば試料の試験管が5本並んでいたとしたら、Figure Legendsとして、図の下に「左からNo.1~5とした」と書くのが正式なやり方である。図の中に番号が書いてあるから、Legendsに書かなくていいわけではない。



論文作成手順8. Tablesを作成する。
8番目にしたが、Table(表)は最初または途中で作成しているかもしれない。

Tableは、Manuscriptファイルの最後のページか独立したファイルとして作成する。これは投稿するジャーナルによるので、各ジャーナルのガイドラインを参照してほしい(正直、統一するか、どちらでも良いなどにしてほしい・・)

注意点は、Powerpointなどで図にしないことである。

最近は、Wordの表機能を使って書きなさいという指定があることが多いので、この機能を使って作成する。

Tableの場合は、表の上にタイトル、表の下にLegendsを書くことが多い。


残るは要旨の作成や謝辞(Acknowledgement)、カバーレターの作成などもあるけれど、とりあえずここまで。

5回に渡ってしまったが、原著論文の書き方としては以上である。参考にしていただければ幸いである。

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