2018年1月31日水曜日

クロロフィルキャンドルの作製

前回のフィコシアニンキャンドルに続いて、手作りキャンドル第2弾は、「クロロフィルキャンドル」である。

クロロフィルという物質は聞いたことがあるだろうか?高校の生物では習うはずである。日本語にすると、「葉緑素」であり、こちらの方が馴染みがあるかもしれない。光合成をするための色素である。

ちなみに学生実習でもクロロフィルはキーワードの一つで、光合成に関連する色素の種類について、自分で調べてレポートを書くことになっている。

前回は蝋にフィコシアニンを混ぜて手作りキャンドルを作製した。

蝋はワックスという炭化水素(炭素Cと水素H)の鎖がついたエステル(-COO-)という化合物である。これは脂溶性すなわち水に溶けない物質である。要するに油・油脂である。

そこに水溶性の青色色素を混ぜたので、混ざらずに青いフィコシアニンボールができて、それはそれで面白いものになった。

今回はクロロフィルを混ぜる。クロロフィルは、スピルリナという食用のシアノバクテリアから取りました。スピルリナタブレットに少し塩を入れながらすりつぶし、エタノール(アルコール)を入れると抽出できます。

クロロフィルは、フィコシアニンと違い、脂溶性物質、すなわち水に溶けない。また、フィコシアニンはタンパク質であったが、クロロフィルはタンパク質ではない。

ということで、クロロフィルは蝋と混ぜることができる。

こんな感じでクロロフィルを用いて蝋を着色することができた。

ちなみに上に乗っているのはフィコシアニンをアルギン酸という物質で固めたものなのだが(別の記事でアルギン酸は扱います)、ビジュアル的になんかいまいちでした💦。

一応動画も載せておきます。。




ということで、同じ色素といっても水に溶けるものもあれば溶けないものもある。このように、光合成生物は、多様な色素を使って光を集めて、光合成のエネルギー源としている。

生物学的な側面だけではなく、色素は見た目を綺麗にするという効果を持つため、商品としての価値も高い。

基礎から応用まで、非常に興味深いのが色素である。

0 件のコメント:

コメントを投稿