2018年1月28日日曜日

食パンとバター

上の子もだんだん大きくなり、友達を家に呼んで遊ぶようになってきた。抱っこ紐で抱えながらショッピングモールへ行っていたところ比べると、だいぶ手がかからなくなってきた。時の流れを感じる。

関東にも久しぶりに積雪があり、関東各地で最低気温の記録を更新するという寒波が押し寄せている。天気予報ではまた2月の始めに雪が降ると言っているのだけれど、どうだろうか。

先週・先々週と講義のテストに採点、D論審査(副査)それに大事な大学の業務もあり、それらが終わり一段落。でもこれからが本当に一番忙しい時期に入る。今年はまだ一番上が修士1年生なので、自分の修士論文はないが、副査はあるし、2月はとにかく予定がいっぱい入っている。

来年はいよいよ一番上が修士2年生(明大では博士前期課程2年と呼ぶ)になるので、修士論文を作成する年になる。大変になることだろう。

ただし、ここ2、3年の修士メンバーは恐ろしく優秀な面子がそろっているので、正直なんの心配もしていない。驚くほど優秀な学生たちである。最近外部の人たちと会うと、学生の自慢ばかりしている。学生の愚痴よりも自慢が多い先生というもの結構珍しいのではないだろうか。

唯一修論で大変になりそうなのは何かと言えば、「ミスは先生がチェックすると思っている」くらいだろうか。私自身が「仕事スピード命!」的なことを言っているので、それに合わせてややミスが多い気がする。

いや、最近気づいたのだが、うちの研究室の学生は成績(GPA)がすごく高い人たちもいるのだけれど、本人たちの能力に比べてびっくりするくらいGPAが低い人たちも多い(といっても、すごい低いわけではなく、恐ろしく優秀な能力に比べての話である)。

考えるに、「テストにおいて、ミスをしないで確実に点を取る」とか苦手なんだろうなと思う人たちが結構来ている気がする。実は、自分もテストとなるといつも一番に提出して、じゃあ満点かというとたくさんケアレスミスをするタイプだった・・・。うちの研究室らしいのかもしれない。

とはいえ、大事なところではミスをなくさなければいけない。実験では安全に関わるところはミスでは許されない。また、予算の執行に関することもそうである。自分の場合は、大学業務ではミスがニュースになってしまうこともある。こういう時はエネルギーをたくさん使ってミスをなくさなければいけない。

と、こんなことを食パン(ホテルブレッド)にバターを塗りながら食べている日曜の昼下がり。なんでこんな時間に食パンを食べているのか、疑問に思うかもしれないが、自分でもよくわからない。本能である。。

こんなふうにぼんやりと考えて、食パンを食べる時間が生まれたのも、子供が大きくなったからである。小さい頃は無我夢中で大変だったし、成長は嬉しいのだが、当然寂しい気持ちもある。人間とは贅沢なものである。

寒い日なので、午後はのんびりと家ですごす日曜日でした。

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