さて、東京医大の入試において女子学生が一律減点というニュースがあり、世間はかなり大騒ぎになっている。大学教員の立場としても、これはかなりびっくりだった。そんなことできるんだという感情とともに、なぜ?という疑問もあった。
ニュースを見ると、医者の激務が問題であり、なんか本当に苦しい社会である。ただ文句を言うだけでなく、改善をしていかなければならないのだと思う。不必要な受診(心配だからというのは全然OKだと思うが)、特には「サークル感覚」で病院に集まる人たちは、本当にやめてほしい。
暗いニュースはさておき、我らが明治大学農学部は、女性比率が多いことで知られている。特に農芸化学科は、「食品」というキーワードがあるせいか、女性が多い。
2018年の男女比でいうと、
1〜4年の合計が544名で
男子39%、女子61%
である。理系にしては驚きの比率なのではないかと思う。
うちの研究室は最近半々に近づいてきたが、昨年までは女子大みたいだった。ポスドクやテクスタが全員女性なので、女性の多い研究室である(そう、採用に関する話はまたどこかでゆっくりとしよう)。
このように女子が多い農芸化学科なので、もちろん女性が差別されるということはない。
男性女性関係なく、まずは激しい実験レポートの要求にさらされ、簡単には単位をくれない講義を受け続けることになる。
勉強の大変な学科であることは間違いなく、そこに男女は関係ない。。
ということで、いろんな場所があると思うけれど、農芸化学科は女性も活躍できる場所だと思う。大学受験界隈がごたごたしているけれど、我らが農芸化学科においでませ。。
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