小学生の夏休みといえば、朝顔。これって今も昔も変わらないらしい。
綺麗な青紫色である。なぜかこの日に一気に朝顔が咲いた。台風が来ていた日だが、開花と気圧や湿度って関係あっただろうか?研究者なのであまり適当なことは言えないので・・
写真はないが、夜になって花がしおれていた時には赤紫色になっていた。とても不思議な変化である。
青紫色であるこの色素は、アントシアニンである。
植物生理学会のHPに解説もある。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3327
アルカリ性では青、中性では青紫、酸性では赤になる。
構造はこんな形である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%B3
人への効果が盛んに宣伝されているが、エビデンスはちゃんと見た方が良いと思う。植物体内では、活性酸素種の除去の機能を有するので、酸化ストレスの防御に働くのがアントシアニンである(詳しくは知らない)。
朝顔を見ると、誰しも夏休みを思い出すかもしれない。 子供の頃の、夏休みに入る前のあのワクワク感は今でも覚えている。特に何があるという訳ではないのだけれど、せまい教室から解放されるあの瞬間は、本当に嬉しかったものである。もちろん、大人にとっても夏休みは嬉しいものだけれど。
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