2018年8月14日火曜日

下線部のThisは何を指しますか?

科学論文を書くにあたり、とても大事なことは、日本の受験英語から脱却させることである。




受験英語では、
英文1・・・・・. 
英文2・・・・・. 
英文3 This .....
と英文が続いていて、下線部のThisは何を指しますか?なんて問題が出たりする。

そして、難問ほど(つまりレベルの高い人への問題ほど)、Thisが指し示すものが2つ前くらいだったり、ぼんやりしていたりとトリッキーだったりする。

こういうのを忠実に勉強してしまった人は、当然のごとく自分が英文を書く時に、同じような文を書いてしまう。

日本人の書いた英語を見てよく言われることが、
「英文が長すぎて意味がわからない」
である。

上のように、「このThisは何だろう・・・?」なんて、一瞬でも考えさせるような文章は、科学ではよくない文章である。なぜなら、そこで読み手は止まって考えなければならない。良い文章とは、初めから終わりまでスッと読めるものである。良い文章というと、難しい言い回しとか美しい表現があるものであると錯覚している人も多い。

しかし、科学では、途中で止まらずに内容がするする頭に入ってくるものが、美しい文章である。

なので、初めて論文を書いてもらうと、英語が複雑すぎて意味がわからないのである。難しい英語が書けないのではない。難しすぎてわからないのである。

他にもいろいろあるので、またの機会に紹介していきたいと思う。


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