2020年12月27日日曜日

某アニメ、あまりにも脚本がひどい・・そして、他責思考を考察。

最近はAmazonプライムで色々な番組を観るようになった。


最も多いのが、アニメ。2、3年くらいまで、アニメは一切見ていなかった。いつ以来だろう。大学生か高校生くらいにみて、そのあとは、宮崎駿の映画とかをごくたまに観るくらいだっただろうか。


しかし、最近のアニメを観たら、あまりにもレベルが高いことがわかった。


映画興行収入のトップはアニメばかり。番組制作にもアニメが一番お金がかかるという。会社の売り上げをみても、このところずっと不景気だったソニーが、まさかの最高益を叩き出すようになった。いろんな要因があるらしいが、1つはアニプレックスというアニメやゲームの会社で荒稼ぎしているとのこと。


お金が集まるところには才能も集まる。


ということで、とてもレベルが高いなと思ってアニメを観ている。


しかし、2020年の秋クールは・・・・ちょっとひどかった。。


あまり書くのも憚られるが、某バトルものの脚本が酷かった。主人公の男性とヒロインが敵同士だけれど、恋愛的になるという一言で言うとロミオとジュリエット的なもの。男性側は剣で、ヒロイン側は魔法で闘う国に生まれてお互いは敵同士・・。





で、やはり絵はとても綺麗なのだけれど・・・


あまりにもストーリーがひどかった。全然わからないキャラクターがいきなり出てくるし、新しい展開はだいたい街で突然会うし・・・


また、戦争状態なのに無防備で外に出かけたり旅行したり・・・相手の陣地にはやけにあっさり侵入できるし・・・


さらに途中で起こった伏線も回収せずに終わりまくり。第2期があるのかもしれないが、それにしてもなかなか酷い終わり方だった。


Amazonプライムの評価も当然とても低い。しかし、TwitterのTLをのぞいてみたところ、酷評もたくさんあったが、反対に激賞もたくさんあった。


個人の問題だし、素晴らしいと思った人がいてもなんにも問題ないし、良いことだと思う。


怖いなと思ったことは、自分がアニメの作り手だったら、きっとTLに溢れる褒め言葉ばかりを拾ってしまいそうだなという点である。


Twitterもすぐ炎上する。厳しい意見は言いにくい。


こうしたアニメに対し、「すばらしかった」という言葉はいくらでも言えるが、「つまらなかった」などというと、いろんな反論がきてしまう。なので、実は見えないセレクションがかかっている。


自分がアニメの作り手だったら、ただでさえ褒め言葉を拾うと思う。そして、褒め言葉が少なかったら気づくかもしれないが、上記のように、酷評は書きづらい。なので、多数決のようにすると、ひょっとすると褒め言葉が多くなるかもしれない。


そうすると、ますます酷評は無視し、褒め言葉の正当性を主張することになるのではないかと思う。


他の問題でも、苦境に陥っている人が、相手のことを散々愚痴っている。しかし、そのような状況に陥っている原因が、相手の問題である場合と本人の問題である場合がある(あるいはその両方)。


しかし、「自分が悪いんじゃない?」なんていうと、あっという間に炎上する。なので、必然的に「酷い相手ですね」「あなたは悪くないですよ」という意見が溢れる。そして、きっとそれを真に受けることだろう。こうして、どんどんと他責思考になっていくと思う。みんなが言っているわけなので、当然相手が悪いことになる。


ということで、世の中には色々な意見があふれているが、自分に好ましいものを選んでしまったり、多数決で決めようとしてしまうとおそろしいなと思った次第。心の安定には良いと思う。しかし、他責思考になると本人の成長は止まると思う。成長が止まって実力が伸びず、苦境から脱することが難しくなっていくと思う。


話がだいぶそれたが、こうしたところからも色々と学ぶことができる。今季は面白いアニメもあった。でも、来季のアニメに期待。。リゼロはもうちょっとちゃんと進めて欲しい・・






合間にアマゾンプライム を見たり、ジョギングをして、子供のお世話。でも仕事がいっぱい。。

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