2020年12月22日火曜日

コロナで退学?大学生の人間関係について No.2

昨日の続き。


コロナで大学の退学・休学が増えたかと思いきや、むしろ数千人ずつ減ったという話。


経済的理由の場合が18%。確かに多いが、よく考えれば8割以上の人が他の理由とも言える。


そして、大学に限らず、生きていく上で一番大きな悩みとなるのは人間関係。やっぱりここを改善することを考えるべきだと思う。


今の大学の状況だと、1、2年生は学生実習で大学に来て、3、4年生は研究室での研究で大学に来ている。


学生実習は、7月に一度行われたものの、感染者が増えて中止。その後、9月からは人数を半分にして行われている。農芸化学科は学生実習が多いので、週に2回くらい大学に来ることになっているだろうか。


学生実習の様子を見ると、久しぶりに来る大学で周りといっぱい話し、とても楽しそうだった。


研究室の学生も、たまに数人が研究室で集まると、とても楽しそうに話している。


やっぱり、ずっと巣篭もりはかなり辛い。


一方、毎日毎日大学に来るのが楽しいかというと・・・・


まあ、そんなはずはない。


通学・通勤が毎日となれば、休みが待ち遠しいのは学校も職場も同じ。毎日顔を合わせるとだんだん話題もなくなる。そして、だんだんと相手の粗も見えてきて、仲違いをするようになる。


自分は、大学1年生の時に1ヶ月半スコットランドに留学した。大学のプログラムである。1年生が、世界のいろんな大学に10人〜20人ずつくらい派遣される。自分が行ったスコットランドには15人くらいが行った。


1ヶ月半同じメンバーで顔を合わせる。こうした時に何が起こるかというと

1. 仲の良い2〜4人のグループに分かれる

2. 最初は気を使い合いながら、新鮮で楽しく過ごす

3. だんだん慣れてきて気安く話すようになる反面、意見の相違が生まれる

4. 各グループ内で、軽い喧嘩が生まれる

5. プログラムを離脱する人が現れる(実際、一人途中で帰国)

という感じだった。


そう、毎日顔を合わせるなんて、たいていろくなことがないと思っている(※個人の感想です)。


本学科の場合、月曜日から金曜日、朝から晩まで授業や実習がびっしり。土曜日に授業がある人もいるし、空いている時間にレポートなどがある。これに通学時間が加わると結構辛い。毎日毎日顔を合わせることになる。みんな忙しくて疲れているし、そんななか、ずっと仲良しこよしで進めていくなんて無理ではないかと思う。


ということで、うまくオンライン・オンデマンドを組み合わせ、週4くらいになるようにしたり、休みの週とかができると良いのではないだろうか。数字に関しては適当だが、要するに、今回のことでもう少し通学を減らしてもよいのではないかと感じた。


今後の状況を考えながら、来年度の授業形態を考えていこうと思う。





とにもかくにも、来年はコロナがおさまりますように・・

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