2018年4月6日金曜日

☆新入生へのメッセージ No.3 〜勉強がわからない!〜

新入生へのメッセージ No.3は〜勉強がわからない!〜ような場合について。

これは実体験を例に話をしたい。

私は国際基督教大学の教養学部出身である。この大学は少し変わっていて、1年生のときは、授業の半分くらいが英語であった。理系の科目は基礎しかやらない。

英語のクラスは入学式の次の日のTOEFLでクラス分けされる。私は真ん中のクラス。一番上は少人数で、ほぼネイティブ。真ん中のクラスに入ったのだけれど、「3年くらいアメリカに行ってました」、「小学校まで外国」など、帰国子女、海外経験者がわんさかいた。

私は、大学生までは1回しか海外に行ったことがない。テストの英語はそれなりでも、ディスカッションばかりの英語のクラスにはなかなかついていくのが大変だった。

2年生になると理系の授業も増えてくる。高校の時は物理と化学の選択で、生物は触ったことがなかった。しかし、2年生の1学期(ちなみに3学期制、今はどうだろう?)の終わりに生物を専門(メジャー)にしようと決定。

生物も英語と同様についていくのが大変だった。

正直、高校までだったら、「まあこれくらいやっていけば、100点とは言わないけれど、80〜90点でしょ」という気分だった。しかし、周りはみんなそういう人たちばかり。初期の生物の点数は目を覆いたくなるようなものばかりだった。(明大農学部に入学した人たちも、同じような体験をするかもしれない。自分も優秀かもしれないけれど、周りもまた優秀であることを決して忘れてはならない。。)。

当時指定されて買った教科書は有名な「The Cell」という教科書である。しかも、英語版・・・。生物を選択していなかった人間には不可能だった。頑張って勉強はしたものの、1時間に1ページも進まない。

こういう時に、無理をして頑張るのはよくないと思う。せっかくの勉強意欲を無駄に削いでしまう気がする。

そこで諦めて始めたことは、まず2ページのうち絵が1ページくらいを占める一般向けの本から始めた。「図解雑学シリーズ」なんかをたくさん買って読み漁った。

それらが一通り終わったら、次は生物関連の一般向け文庫本を読み漁った。ブルーバックスや中央公書などの本である。軽いし、持ち運びも楽だった(The Cellとか持ち歩くとかっこいいが、理解するのは無理だった。)。

結果として、この勉強法が大成功だった。

一般向けの本とはいえ、知識量は豊富である。教員となった今でもたくさん読んで、「へえ〜、そうなんだ」ということが無数にある。

一般向けなので当然わかりやすく書いてある。すなわち、時間あたりの学習量、労力あたりの学習量が極めて高いのである。英語の分厚い教科書で1時間に半ページしか進まなければ、当然半ページ分の学習量しかない。英語力がつくかと言われても、半ページではたいしたことない。

入学当初、教科書を指定されて、周りはみんな同じものを読んでいると思う。たまによくできる人が「この教科書はわかりやすくて、楽勝!」なんて言っていると、その教科書を読まなければいけない気分になってくる。講義で指定されていればなおさらである。

しかし、大学入学時点での選択は人それぞれだし、方向性もそれぞれである。その時点での知識量、実力派ばらばらである。

したがって、無理をして難しい教科書を勉強することは絶対にオススメしない最初に持っている高いモチベーションを浪費してしまし、そのうち勉強が嫌になってしまうと思う。

大学生では、「何を勉強したら良いか?」を自分で考えていくことが極めて大事である。その1つの助言として、「読む気になる本」を選択することも重要であると思う。


※先輩たちで、ぜひ「新1年生にはこういうアドバイスをした方が良い」というのがありましたら、ぜひコメントをください。


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