アクティブラーニングという言葉をこ存じだろうか。大学では嫌というほど聞く言葉かもしれない。
Active learningで、後ろのlearningは学ぶという意味である。Activeは能動的に。すなわち、一方通行で授業を聴くのではなく、自分で頭や体を動かして学ぶというものである。
特に大学の講義は90分間のところが多いし、本学のように100分間授業のところもある。ずっと聴いているだけでは寝てしまう人もいるので、工夫が必要ということである。
昨年度から本学は100分間授業になり、私はスタイルを少し変えた。
授業の途中で、2回くらいクイズなどを出して、自分で解いてもらうことにしている。
これらのクイズに応えるために、スマホを持ってきてくださいということになっている(忘れた場合は友達と共有でももちろん可)。
今の世の中、知識や情報の量が膨大である。全部を記憶するなんて不可能である。
また、スマホなどで情報にアクセスすることが簡単である。昔だったらわざわざ図書館に行って、本を探してページをめくらなければいけないことを、今ならば検索ワードを入れるだけでアクセスできる。
このことから、記憶しておくことの重要性が落ちて、情報の検索の技術の重要性が上がったと考えている。
いうまでもなく、情報は豊富で簡単にアクセスできるようになったが、すべてが本当の情報というわけではない。なので、正しい情報を検索することは、とても大事である。
ということで、だいたい2回くらい、多い時は3回くらいスマホを使って調べてもらうクイズを出している。
つづく。
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