2018年4月23日月曜日

自己紹介ゼミからスタート

4月になるとゼミがスタートする。3月に配属される新3年生の初めてのゼミである。

基本的には、
PR (Progress Report)という研究の進捗報告と、論文紹介の2種類がうちのゼミである。

このほかに、学年別にやるゼミなんかも始まっている。こちらは上から決められたことではなく、学生たちの意思で決まっていったものである。

4月のゼミは、新3年生の自己紹介から始まる。Powerpointで10分間くらいの自己紹介のスライドを作って発表してもらっている。スライド作りや発表の練習にもなるし、人数が多い研究室なので、パーソナリティを覚えてもらうことも大切である。パーソナリティを理解し合うといういことは、集団の中ではとても大切なことである。

と言いつつ、僕はどちらかというと、「自己紹介なしで、上の学年の研究報告からスタートしてもいいのでは?」という感じのことを言ったのだけれど、みんなに否定されて現在も自己紹介ゼミを続けている。

ようするに、新メンバーを知ることを、みんな楽しみにしているようである

PIになって感じることであるが、研究も仕事も人間が行っている。どんなに重要な仕事でも、大事にされていない環境で長期的にモチベーションを維持して働くのは難しい。人間関係の構築は、どんな場所でも最重要項目の1つである。

ということで、新メンバーの最初のゼミは、こんなふうに自己紹介から始まっている。小山内研春の風物詩である。

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