2018年3月24日土曜日

人の噂も七十五・・・

人の噂も七十五日ということわざがある。
このブログを書こうと思って、そういえば何日だっけ?と調べていまった。予測検索でも「人の噂も」と入れたら「何日」と出てきた笑。正直”75日”に大した意味はないのだと思うが。

ことわざ辞典もリンクしておく。
http://kotowaza-allguide.com/hi/hitonouwasamo.html
この言葉は、ようするにどんな噂だろうとしばらくすればみんな忘れるということであり、世間なんて、他人なんてそんなものだということである。

これは結構教育上も大事だと思っている。

若い人ほど、優秀な人ほど、 誰かにネガティブなことを言われるのを恐れてしまういことがある。処世術としてうまくやっていこうということなので決して悪くはないが。

しかし、それによって、例えば「良い点数を取る」、「人より成果を挙げる」、「人と変わったことをする」ことを辞めてしまうことも多い。日本では特に横並びで画一的なものを要求されることが多いので、却って優秀な人ほど他人との軋轢を気にしてしまって、自分のやりたいことを辞めてしまうことがある。

しかし、所詮人の噂も七十五日である。他人の目を気にすると、絶対に自分の目標や夢を達成できない

良い成果を上げたり、より良い待遇を目指そうとして目立つと、必ずそれに対して文句をつけてくる人がいる。単純は悪口や嫌味だけではなく、一見親切そうなアドバイスを装って辞めさせようとしたりする。親切を装っているが、単に嫉妬なんかの感情だったりする(ただし、本当にアドバイスの時もあるので、この見極めが極めて重要である)。

このため、他人の目や噂を気にしすぎると、自分の目標や夢を達成できなくなることを伝えたいと思っている。



自分も含めてだが、大人になると「あ、みんなそれぞれ好き勝手なこと言ってるんだなあ」と感じることが多い。さりげなく自分の生きてきた道を肯定し、場合によっては相対的な地位を挙げるために、他の道を否定するのである。

ということで、余計な噂に流されず、自分の道を貫けるかどうかというのが人生においては非常に重要であると思っている。どんなに優秀でも頻繁に方向転換しては、大きなことを達成することはできない。とくに優しすぎる人をみると、とても心配になるのである。

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