2018年3月16日金曜日

いつもと違う場所に行こう。

学業でも研究でも社会人での仕事でも、やる気を継続するためのストレス解消法は必須であると思う。どんなに望んで入った大学、研究室、会社でも毎日続けれいれば嫌なことや辛いことがあったり、同じ仕事を続けることで飽きてしまったりすることがあると思う。

そういうときに、ただひたすら頑張ろう!だと、なかなか効率的に仕事を継続することができない。真面目な人ほど、学業・研究・仕事に対して、飽きてしまったり、辞めてしまいたくなることについて、罪悪感を覚えてしまいがちである。

しかし、そもそもどんな場所・場面でも、誰しもがそういう気分になるときがある。だから、そもそもそういう気分になることを想定して、その対策をしておいた方が良いのというのが、これまでの経験から得た回答である(言葉にすると当たり前すぎるけれど)。

やる気を継続したり、ストレスを解消するためにはいろいろな方法があると思う。

その一つが「いつもと違う場所に行くこと」であると思う。

自分はどちらかというと、過去には旅行に対して否定的なイメージを持っている人間であった。あまり旅行には積極的に行かなかったし、「なんか行ったら混んでいたり、移動したりして疲れるから、その辺で美味しいものでも食べていた方がいい」なんていう考えをする人間だった。

しかし、大学院からだんだんに学会やその他の研究・仕事でいろんな場所に行かざるを得なくなってきた。忙しい中移動すると、本当に疲れるのはその通りではあった。

ただし、やはり普段行かない場所に行くと、気分がすっきりすることがある。自然が多いところに行くのはもちろんのこと、都会であっても初めての場所に行くと、その後で気分が晴れることが多かった。

それに気づいてから、最近では飽きてきたり、効率が落ちてきたときには、定期的にいつもと違う場所に行くようにしている。

定期的に学会や研究会には行くのだけれど、そうでなくても行ったことのない街で適当なカフェなどに入ってみたりするだけでもとても気分が晴れる気がする。
カフェに限らず、全く知らない店などに入ってみたりするのも刺激的でリフレッシュできる。こういう癒しの効果ってどこから来るのか不思議なのだけれど、とにかく経験的に癒されることがわかってきた。なので、最近はうちの研究室のメンバーにも推奨している。

私の場合は学会や研究会に定期的に行くので、ほっておいても機会は来るが、そうでない人は定期的に近場でも行くといいと思う。

ただし、学会や研究会で疲れすぎないことにも配慮をしている。最初のうちは発表やディスカッションで全エネルギーを使い果たしてしまい、くたくたになってしまうことが多かった。最近でも、偉い先生たちと話すと素晴らしく勉強になるのだけれど、どうしても体に力が入っていて、終わった後に体が痛かったりする。うまく疲れないで学会や研究会を乗り切るのも大事であると考えている。

仕事を長く続けていく上で、やる気・モチベーションや心身の健康を保っていくことは最重要項目の一つである。気合を入れて頑張ろうという精神論ではなく、具体的な方法論で解決していきたいと考えている。

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