2020年2月6日木曜日

ちょっと変わった論文の書き方2選

今論文書きが立て込んでいる。ブログでも偉そうだが、論文の書き方という項目を作っている。

今日は論文の書き方だけれど、少し変わった話。文法とかパラグラフの構成とかの話ではない。

論文書きでどこが律速になるかというと、モチベーションだったりする。実験をしている人だと、日々の実験で全エネルギーを使い果たしてしまうかもしれない。

また、論文はすぐに通らず、基本的にはあれが足りないこれが足りないと言われてリジェクトされ、それを見てさらに実験を足すことになる。

自分は教員だが、それに加えて、日々の教育業務、大学運営業務が入ってくる。さらに年齢を重ねると、慣れや諦め、自己満足感などを持ってしまうこともある。もちろん、家庭が忙しいなども大きな要因となる。

このように、いろんな理由をつけて論文を作成から逃げてしまうことがある。

こうしたときに自分が行っている方法が次の2つである。

1. ガンガンに音楽を書けながら論文を書く。
これはよくやる方法だけれど、やはり音楽というものは助けになる。速いテンポの曲だとやる気が出るし、ゆったりした曲だと休息に向かう気分になる。



好みはそれぞれだと思うけれど、やる気がちょっとという時は、速いテンポの曲をガンガンに書けて論文を書く(もちろん、研究室ではイヤホンをつけている)。

そんな音楽を聴きながら論文に集中できるのですか、と聞かれたことがあったけれど、

「集中できません」笑

しかし、それでも嫌になって論文書きを止めてしまうよりは遥かにマシである。。論文書きは、一旦ざっとで良いので書き終えてしまい、それを何度も何度も改訂するのが良いと思っている(そうしないと全体像が見えないので)。なので、ざっと書くときに誤字や文法が間違っていてもあとで直せば良いと思っている。

とにかく一度全体を終わらせてしまわないと、途中で嫌になってしまうので、音楽の力で終わらせてしまうという方法をとっている。

2.  めちゃくちゃ自画自賛しながら書く
これもいつもなのだけれど、わざわざ暗い気持ちで仕事をする必要はない。確かに論文を書いていると、あれが足りない、これが足りないなどが見えてきてしまう。

しかし、結果が色々わかったからこそ論文を書いているわけで、そこには新しい発見がたくさん含まれている。

なので、「これ歴史的発見じゃないのか?」「この証明きれいすぎないか?」「ひょっとすると応用展開して実用化できるのでは?」など、楽しい想像をしながら書いている。

また、内容だけではなく、「修士の学生がこんなに論文書いちゃうか?」「大学業務が忙しいのにこんなに論文書いていて、天才じゃないか?」など、仕事ぶりについても自画自賛をしてみる。

そうすると、論文書きは、楽しい時間になる。

いうまでもなく、その後リジェクトされたりするので、あまりにも期待を膨らまさせすぎると凹むので、そこは冷静さも持ち合わせるべきではある。

うん、自分のツイッターなどには、自分の自画自賛しながらの論文書きの様子がもれているかもしれない笑。まあ、いろんな方法で論文書きもモチベーションを上げている。

人それぞれ仕事のモチベーションの上げ方はあると思うが、自分の場合の例である。。うーん、なんか2番目はアングラな感じが満載ではあるけれど笑。

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