入試が終わって一息とはいかないのがこの季節。大学の予定はびっしり詰まっている。
次に大きいものは修士論文の審査会である。
今年卒業するM2は2月初めに修士論文を提出。その発表と質疑応答を行う。
本学科の場合、学部生の卒論発表については義務化されていない。要するに単位ではない(卒業研究はもちろんする)。
一方、修論論文の審査会は、口頭試問である。要するにきちんとした試験であり、通ることは保証されていないのである。
なので、厳しさは全然違う。そういえば去年のツイッターでなんかバズったのを思い出した。
確か修論発表の前日にツイートした気がする。こんな感じで、きちんと論理的に自分のやったことを説明しなければならないし、説明できるかどうかを試されている。繰り返すけれど、口頭試問であり、お披露目会とか記念の発表会ではない。
なんかリプライで、学生を試してはいけないとかいうのがあったのだけれど、そういうのは審査の意味をわかっていないし、教員だとしたら単に教育をサボっているだけである。
これも定期的に書いているけれど、教員として最も楽なのは全員Sにする(良い成績をつける)ことである。「あなたは素晴らしい」「そのままでいいです」なんてみんなに言っていればお互い気持ち良くて、教員はとても楽である。こんなに楽な商売はない。しかし、そんなことをやっていれば実力は伸びないので、卒業後に本人が壁にぶつかって困る可能性が高い。
ということで、嫌われ役かもしれないけれど、口頭試問はしっかりと指摘する。とはいえ、修論のレベルはすごく高いので、自然と褒め言葉なんかも出たりする。この辺は、本学の学生のレベルの高さに感謝である。。
さて、副査の修論をしっかり読まなければ。。
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