当研究室では、2020年の4月または5月から働いてくれるテクニカルスタッフを募集しています。
JREC-INに、2020年度採用のテクニカルスタッフの公募情報が掲載されました。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=4&id=D120020836&ln_jor=0
募集期間が短いので来ないかもしれませんが・・
SNSや研究室のHPで色々と情報を発信していますが、うちの研究室でテクスタをするメリット、デメリットを列挙します。
◯メリット◯
1. 環境やバイオ、生物工学に関する基礎と応用研究に参画できる
JST-ALCA、新学術だけではなく、企業とも連携をしているので、基礎・応用の両面で環境やバイオに関連する研究ができます。社会に求められている仕事なので、夢はあると思います。
2. 微生物の実験、生化学、代謝解析などの実験なので、時間に融通が効く。
培養細胞のように短期間での植え継ぎはありません。シアノバクテリアはフリーズストックが作れますし、他の藻類も2、3週間に1回植え継ぎでしょうか。生化学や代謝解析は、都合が悪ければ違う日に仕事を移せます。
3. 動植物の実験でアレルギーになった人でも可能
こちらはシアノバクテリアの培養写真。きれいです。。毒性もありません。
動物、植物の実験を長年続けると、少なからずアレルギーになる方もいるようです。微生物実験や生化学などの仕事なので、これらの心配は入りません。また、解剖などの実験が苦手という人にもおすすめです。
4. 学生たちの雰囲気が良い
自分の性格は自分では言い難いですが・・・。特にうちの研究室の場合、学生が大勢いて、雰囲気はどうなのか?と心配する人も多いです。うちの学生たちですが、一言でいうと、とても育ちが良いです。個性は本当に豊かですが、基本的にすごく素直な気がします。学生たちとうまくできるかなという心配は、杞憂に終わると思います。
5. ボス(自分)が時間と労力の無駄が嫌い
夜遅く働いたり、休日に働いたりすると偉い、早く帰るとどんなに成果を上げてもサボっているとみなされる、などの価値観が現代でもまだまだ残っています。自分は、こういうのが嫌いなので、いかに時間と労力を減らして、最大限の成果を挙げるかばかり考えています。
◯デメリット◯
1. 場所が狭い
すみませんが、デスク・ベンチは共通です。こればかりはなんとも・・・。ベンチャーでも立ち上げたらまた変わるかもですが・・。
2. 単年度契約
外部資金なので、雇用は安定的ではありません。頑張って継続的にしたいところですが、こればかりは安易に保証できません。がんばりますが・・
3. 仕事内容が、その時の状況でかなり変わる
大人数で研究を進めており、時にあるテーマが非常に進むことがあります。そのような時にはテクニカルスタッフなどを投入して一気に進めたりします。なので、1つの仕事をルーティーンで進めるという感じではないと思います。経験はいりませんが、考える力は必要です。
と、こんな感じでしょうか。正直、主観なのでメリットがどうしても多くなってしまいますが💦
ちなみに、話に出てこなかった給料に関しては、メリットにもデメリットにもなります。複数年働くとわかります。
質問がありましたらメールでお問い合わせください。
ブログランキング参加中です。
大学教育ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿