2020年2月15日土曜日

筆頭著者論文が書ける確率100%

今週は、M2 Yくんの論文を投稿した。ボリュームが結構大きかったので少し遅れてしまいなかなか苦労したけれど、ほっと一息。すごく良い論文になったのではないかと思う。とはいえ、リバイス(論文の改訂)がない論文なんてないけれど。。

この3月に修了する修士課程は、研究室の第2期生。研究室1期生は、2019年3月に3名が修士課程を修了した。来年修了予定の3期生(現在M1)は、Kくん1人。

Yくんの論文のアクセプトは少し先かもしれないが、これで、うちの研究室の修士課程の学生が、修了までの研究成果で筆頭著者論文を書ける確率は100%を継続している。2021年修了予定のKくんはすでに筆頭論文を出版しているので、n=6(6名のデータ)である。



その次の4期生(4月からM1)は3名。全員すでに論文の形が見えてきている。そうは言っても最初の論文のアクセプトまでが想像を絶するくらい大変なので、焦らなくていいけれど、修士課程の研究成果で筆頭論文を書けるのは間違いないと思う。

これは研究室のスタイルによるので、何が正解かは一概には言えない。チームプレーでデータを集め、大きな論文に出すという方針の研究室もあると思う。

しかし、そうすると、自分が筆頭著者の論文が書けなかったりする。せっかくやった実験が誰かのものになってしまう。科学の発展のためと割り切れれば良いかもしれないが、少なくとも自分はそんなのは耐えられなかった。

このような自分の好みから、うちの研究室でも学生たちが自分の筆頭論文を書いてもらうようにしている。もちろん、学部で就職する場合にはそこまで達しないことも多々あるので、その場合には同等貢献での筆頭著者だったり、2番目の著者になることもある。ちなみに学部で筆頭論文を出したのは、同等貢献を入れると、7、8名だと思う。みんなとても優秀でよく頑張っている。

ということで、今後も頑張って自分たちの研究をして欲しいと思う。一息ついて、次の論文に取り掛かろう。

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