2020年2月26日水曜日

卒論発表会の懇親会は中止。コロナウイルスの影響がすごい。

本日2/26は農芸化学科の卒論発表会。


3つの部屋に分かれて卒業研究の内容を発表していく。人数が多いため、発表は6分間、質疑応答2分間と短めではある。ただ、人前で発表するというのはなかなか緊張するものなので、今後の練習としてはいい舞台だと思っている。

例年は、卒論発表会の後に食堂で懇親会を行う。

これは農芸化学科最大のイベントの1つで、農芸化学科の18研究室に農場、英語農学の研究室が集まる。なので、300人以上は集まる大規模イベントである。

食堂で、飲食をしながらのイベント・・・・ということで、今年はコロナウイルスの影響で中止になった。

飲食を伴えば、感染の確率が増えてしまう。会社の研修・卒業旅行シーズンでもあるので、少し早いが、学外に出かけている人も多い。みんなが一同に介して食事をするのは確かにリスクが大きいので、致し方ないところだと思う。

今年は学会も軒並み中止の方向で動いている。もともと自分は参加する予定ではなかったけれど、3月末に行われる農芸化学会や植物生理学会も微妙な気がする・・・

それにしてもこれで経済はかなり落ち込むことになるはず。これだけ移動が制限されれば、消費も動かない。打撃を受ける業界も少なくないと思う。

研究業界はこういう時こそ家に籠もって論文を書いて、仕事を進めたい。出張はためになるけれど、移動に時間もかかる。それらがなくなったのだから、これを気にデスクワークに集中すべきだと思う。

基礎研究には常に批判がつきまとうが、やはり何のアウトプットも出さない人たちがいるのが問題であるというのはコンセンサスが取れていると思う。

自分も偉そうなことを言えた立場ではないが、少しでも多く論文(および特許)を発信していきたいと考えている。

話はずれたが、今日は4年で卒業する学生にとっては、最後の研究のお披露目の機会。例年自分の研究室の発表だけ聞く人が多いのだけれど、懇親会もなくなったことだし、ひと頑張りしてできる限り多くの発表を聴いて欲しい。。


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