本日は、担当講義の期末テストである。はじめに書いておくけれど、このブログを読んでも問題のヒントや答えはなにも載っていません(笑)
期末テストは通常の時間割とは異なる。通常は100分間授業だが、テストは60分間である。また、通常は休み時間が10分間であるが、テスト期間は確か30分間だった気がする。テストを集計したり、教員やTAが揃うのを確認したりする必要があるからである。
私の担当の専門科目の講義(3年生以上)では、テストに英語リスニングを課している。珍しいのではないかと思う。
毎回授業で関係する英語動画(科学に関連するもの)を流しているのだが、テスト前にテストに出る英語動画をアップロードしている。その動画をたくさん聞いて、内容を覚えておく必要がある。テスト当日は動画は流さない。
これは英語のリスニング力アップが目的であり、英語の点数でセレクションをかけるのが目的ではないからである。当日英語動画を1回だけ流してもリスニング力アップにはつながらない。2週間くらいかけて何度も聞いて欲しいからである。
農芸化学科の学生を見ると、理系科目はとても強いのだけれど、英語が苦手という学生が非常に多い。しかし、言語というものは、ネイティブの人を見ればわかるように、言ってしまえば誰でもできるものである。ましてや受験を勝ち抜いた明大生ならばできてしかるべきである。
あとはやるかやらないかだが、「自分で英語の動画を毎日聞いて勉強する」なんて大学生はほとんどいないのではないかと思う。自分もそんなことはできなかったし、農芸化学科の場合は日々レポートに追われ、3年生になったらもう研究がスタートするので。そんな稀有なことを要求するのは無理だろう。
ということで、授業で英語動画を流し、リスニング力の向上に努めている。来期の講義である環境バイオテクノロジーでも行う予定。これまでレポート、小テスト、期末テストという3点セットだったが、少しシステムを変えようか考え中。
今日からテスト期間で学生は大変だと思うけれど、もうすぐ夏休みなので、あと少し頑張って欲しい。。
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