明治大学農学部農芸化学科では、3年生から研究室配属になる。正確には2年生の終わりの3月初めに配属が決定する。
我が環境バイオテクノロジー研究室は、個人のテーマ決定が早い方だと思う。昨年度までは5月中旬から下旬くらいだった。決定した後は、個人のテーマを進めていく。先輩のお手伝いではない。
今年の3年生は、早く始めたいとの要望が強く、確か4月終わりに決めてしまった。その後、先輩に教わりながらも自分のテーマを進めている。
基礎実習もそこそこに、個別のテーマを割り振って「早すぎたかな?」と思っていたが、どうやら杞憂のようである。みんなそれぞれ順調に進んでいるようである。驚きだ。。
テーマによって結果が得られるスピードが違うので、比べて焦っては絶対にいけない。自分のペースで着実に頑張るのが大切である。
そして、大切なのが、この夏休み以降である。
最初のことはすごい勢いで進めるが、夏休みも終わると配属当初の緊張も薄れ、だんだん研究の困難な部分が見えてきたり、人間関係などで悩むことも出てくる。こうした時でも継続的にパフォーマンスを発揮できるがが重要である。
「一流のスポーツ選手でも、必ず不調の時が来る。不調な時でもそれなりに結果を残すのが一流である。」とも言われている。これは研究でも同様である。
ずっとやる気に満ち溢れているなんていうことは難しいだろう。そんな時でも言い訳せずにそれなりの結果を残していけるかが、今後の研究成果を決定すると言っても過言ではない。
現在バリバリ進めている3年生が、今後も継続的に研究をして、素晴らしい成果を挙げてくれることに期待している。
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