2018年7月2日月曜日

講義における小テストの意味とは

講義も早いもので終盤になり、月末には期末テストである。先週、今週と、担当講義の小テスト週間になっている。

小テストは義務付けられているものではなく、私の講義では独自に小テストを行っている。専門の講義ではさらにレポートか他の課題テストなどがある。毎回出席も確認している。そういった意味では大変な講義である(ちなみにいうと先生も大変である。。)。

ただし、小テストがあるので大変なことばかりかというと、そんなことはない。なぜなら、小テストからかなりの割合で期末テストにそのままの問題が出るからである(もちろんすべてではない)。

なぜこんな形式にしているかというと、大学の講義なので、受験と違ってセレクションをかけて順位づけをしたいわけではないからである。全員が満点をとってくれたら、それに越したことはない。最初の状態はどうであれ、講義の終了時にはすべてを学んでくれればそれが最高なのである。

期末テストを月末に行うが、もし期末テストで間違えると、解説の期間はないのでそのままになってしまう。ウェブ上に答えをアップロードすることはできるが、テストが終わって長い休みに突入するのに、そんなものを確認するかと言われれば、やはりまあそれなりの復習で終わってしまうのではないかと思う。

ということで、小テストと期末テストで同じ問題を出すことで、「これは覚えておいて欲しい」というところをしっかり身につけてもらうようにしているのである。

なので、期末テストまで到達すれば、私の講義はそんなに悪い点がつくことはない。一方で、毎回出欠もとるし、さらに出欠もただ出れば良いのではなく、クイズに答え、文章をたくさん書かなければならない。さらに単位に必須のレポートや小テストなどもあるので、専門のほうの講義では、これが大変になって単位を落とす人が結構多い(専門の方の講義はは必修ではないので)。

大学の授業なので、教員によっていろんなやり方があると思うが、丸3年を経過してこんな形に落ち着いた。今後も良い方法があればどんどん試していきたいと思う。



0 件のコメント:

コメントを投稿