大学教員で忘れていけないことの1つが・・
教員は、学生に対して一方的に教える立場ではない
ことであると思う。20代、大学院生ともなれば20代序盤から中盤、そして後半にも至る。こうした大人に一方的に教える立場になるはずもない。大学院生だけでなく、学部生にも同じである。
もう学生たちの方が、自分(教員)を越えている部分がどんどん出てくる。なので、そういう部分についてはこちらが教えてもらったり、本人に任せてこちらは土台だけを整える仕事になる。もちろん、ディスカッションの相手はできるだろう。
一方的に教える立場ではないということは、一方的に学生を評価する立場ではないと思っている。
一応、成績をつけたりはするが、学年が上がるごとにその役割は減っていくと感じている。大学院生ともなればなおさらである。
教員の中にこうしたことが理解できておらず、いつまでも自分が評価する立場、教えてあげる立場だと思っている人がいたら、おそらく避けた方がよいことだろう。
ただし、評価されないから楽であるというのとは少し違う。もうそういう立場なのだから、自分で進んでいかなければいけないとも言える。サポートはあるだろうが、あくまでもサポート。
研究室とは、まさに独り立ちのための場所だと思っている。
教員によっていろんなスタンスがあると思うけれど、これがうちのスタンス。研究室選びにはぜひ参考にして欲しい。
ということで、今週も気合を入れてスタート。ばりばり研究をしよう。
研究室選びはとても大事。あっという間に研究室選びの時期に。。
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