2018年9月12日水曜日

実は今、研究室のターニングポイント No.1

環境バイオテクノロジー研究室が発足して、3年半となった。



これまでは農芸化学科にできた新しい研究室です!と言っていたが、だんだんそうも言えなくなってきた。

環境バイオテクノロジー研究室も第2期に移行しようとしている。

実は今、周りの人からは想像もできないくらいに悩んでいる。ブログで書くとまとまる気がするので、書いてみる。それをいきなり公開するのはどうかと思うが、まあ、いいかという気分である。

研究室が発足して、ポスドク1名、テクスタ1名とともに明治大学に移籍してきた。そして1期生7名(当時学部3年生)が配属された。2015年4月のことである。その1期生が今は博士前期課程(修士課程)2年生である。

最初は研究室の立ち上げで、とにかくなんでも新しいし、嬉しい。楽しいことばかりではないが、すべてが新鮮でとにかく勢いがあった。研究室立ち上げの独特の雰囲気である。

研究室立ち上げというと、お金も物もなく苦しい状況を想像していたが、はっきり言って違っていた。現在も続いているがJST-ALCAの代表、そして、CRESTの分担の最終年度でもあった。また、過去にさきがけやその他の予算を取っていたのでインキュベーターやHPLC、ガスクロから走査型プローブ顕微鏡まで立ち上げから揃っていた。我ながらびっくりである。

さらに大きかったのが、理研時代に自分でインキュベーター作りや装置の配置などをすべて一度経験していたことである。理研時代に、半分独立のような形でスペースをもらい、立ち上げを経験していた。

自分でガラス管やチューブを切り、PISCOのコネクタでガスボンベにつないで・・・など、インキュベーターの立ち上げ方を知っていた。他にも装置の立ち上げも経験済みである。これもとても大きかった。

もちろん明大関係者のご尽力もあり、研究室はあっという間に立ち上がった。発足後3、4ヶ月後には問題なく研究が進められる体制になっていた。「あれ、なんかもう立ち上がっちゃった!?」という感じである。

新しい講義や実習の準備、事務関連などの覚えていくのはとても大変だった。それでも勢いというものはすごい。スタッフ&1期生が怒涛のごとく研究を進めてくれることになる。

No. 2に続く。

0 件のコメント:

コメントを投稿