実は今、研究室のターニングポイント No.2。
2015年に発足した環境バイオテクノロジー研究室。本当に忙しかったけれど、意外とすんなり研究に入っていった(いや、つらさを忘れただけの気もする・・・)。
勢いがあったので、とにかく攻撃的に。1期生の基礎実習が始まったが、とにかく論文の世界に放り込み、高いレベルに到達してもらおうと考えた。
人選に深い意味はなかったが、ある意味では運命だったような気もする。AさんとTくんに基礎実習の少し続きをお願いし、論文クオリティのデータを取ってもらった。再現性をひたすら要求し、最後は自分たちでn=10くらいでデータを取っていたと思う。
そして、その論文に、理研のテクスタKさんと合わせ、1期生Aさん、Tくんにも筆頭著者になってもらった。同等貢献とはいえ、3年生にしていきなり筆頭著者論文である。Frontiers in Microbiologyというオープンアクセス誌で、I.F.も3~4くらいある雑誌なので、悪くない。
さらに自分で少しだけ実験もして特許にもなった。理研時代の残りの仕事やポスドクIさんの論文も形になっていき、論文を量産する体制に入っていった。
2015~2018年9月で、出版した論文が15報、著書(Nature/Springerの本)2報である(たぶん・・・数え間違えているかもしれない・・・)。
この数には、共著論文は含まれていない。自分が筆頭著者か責任著者になった論文&著書である。
そんなこんなで勢いはあるのだが、人数が増えるに従って、だんだんと歪みが生まれていく。
No. 3に続く。
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