2018年9月26日水曜日

メモを取るくせをつけよう

教員、研究者として、一番疲れることの1つが、「同じ質問を何度もされること」である。

教えることが仕事なのだけれど、一度教えたことを全く覚えていないで、何度も質問される。これは本当に疲れるし、次から教える時も、「また、何度も繰り返さなければいけないのか・・・」という思いながらになる。

どんな人間でもずっと覚えていることは不可能である。だからメモをするなり、PCやスマホに記録しておかなければ、忘れてしまう

自分が雇用して「仕事ができるなあ」と思う人の多くが、メモを取るなど、自分なりの方法で忘れない工夫をしている

人から教わったことを忘れないのだがら、どんどん能力がアップしていく。だから、仕事ができるようになる。

当たり前のロジックかもしれない。

学生の場合、何度教えてもすぐ忘れてしまう場合には、まず記録を残す習慣を付けさせることから始めなければならない。でも、正直、そんな基礎的な段階から教えるのは、日々の忙しさを考えると不可能に近い。

だからこそ、こういうブログで伝えているのであるが、なかなか全部の記事が読まれるわけではない。それに読んだとしても、実行するとは限らない。実行する方が少ないのではないかと思う。

痛い目に合わないと、自分の習慣を変えることは難しい。しかし、痛い目に会う前に改善して欲しいというのが、教員の希望であるのだが、はたして。社会人になって失敗してしまう前に、ぜひ学生のうちに習慣付けて欲しいと願っている。

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