人間誰しも得手不得手がある。すべてが得意ならばそれに越したことはないけれど、そんな人は稀だし、誰でも得意なことと不得意なことがある。
学生生活・社会人生活をしていく上で、自分の実力を正確に把握することはとても大事だと思う。
当たり前かもしれないけれど、自分の得意分野は実力が高いので、その分野を生かせる仕事をすれば、やりがい・安定性・給与などの待遇が良くなっていく。仕事がうまくいくと、周りの人間関係も良くなっていく。
すごく当たり前のことではあるのだけれど、自分の実力を正確に把握することはとても難しい。
基本的には自己評価は甘くなってしまう。
口では自分なんてと言っても、それはその台詞を否定してくれることを期待しているし、本当に卑屈になるのもよくない。
特に危険なのが、「自分は一生懸命頑張っている」というセリフが口癖になっている人かもしれない。
仕事を頑張ったからと言って必ずしも実力が上がるとは限らない。体や心が疲れると、「自分は頑張った」と思ってしまう。自分は頑張っているのだから、きっとその分野の仕事ができるようになっているはずに違いないと思いたいところだけれど、仕事内容によっては実力があまり向上しないこともある。
また、疲れているのは、そもそも自分があまり得意でないことをやっているからという可能性もある。
さらに疲れてくると正確な判断力が鈍ってくる。
自分の実力を正確に把握することは、実際にはとても難しいことではないかと思う。
しかし、自分の実力の評価が適切ではなく、周りの評価とずれていくと、だんだん周囲との軋轢が生まれてくる。自分のためにも周りのためにも、自己評価の正確性はとても大事ではないかと考えている。
とはいえ、誰だって「自分はすごい!」と考えたいと思うし、そうやって考えている方が日々は楽しい。なので、基本的には「自分すごい!」と思っていつつ、でも、必要な時には自己分析を正しくできるのがよいのではないかと考えている。
自己評価のやたら高い人が、周りとトラブっている経験をした人も多いかも?
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