2021年6月16日水曜日

小テストの形式変更。平等性の担保。

早いもので、6月中旬。春学期も2ヶ月半が過ぎ、残すところ授業期間は1ヶ月。終盤に差し掛かってきた。


本学は、コロナの警戒レベルが来週からステージ2からステージ1になる。それほど違いはないのだけれど、講義の割合をオンライン70%→30%にするというのがこの違いらしい(正確な情報は公式HPを)。


ということで、来週から自分の講義も対面で行うことに。


ちなみに

2年生中心の分子生物学は、対面初回は、半分新しい内容で、半分はオンライン期間中の復習にする予定。


オンラインだけだと正直つらい部分も多いと思うので。


3, 4年生の生命システム工学の方も、その次の週にその形にする予定。


小テストについては予告済みで、対面では行わずにオンラインで回答してもらうことにした。体調不良なのに無理して登校してしまうとまずいので。


ただ、オンラインの場合、一人で問題を解いたのか、相談して解いたのかはわからない。よほど長い文章題を出せば別かもしれないが・・それでもレポートとは異なり、見抜くのは厳しいと思う。


こうした時に「一人で問題を解くこと」というルールは付けられない。なぜかというと、相談して回答してしまった方が得になるからである。要するに、ルールを守る方が損になってしまうからである。





世の中の新しいルールでも、守った方が損をするものはすぐに崩壊する。


例えば就活も、3月にエントリー、6月に面接解禁というルールがあったが、2、3年で崩壊した。守らない企業の方が先に人材を確保できて得をするためである。


ということで、オンラインの小テストに関しては、なるべく一人でやってねくらいと添えるくらいで終わると思う。まあ、本学の学生はかなり真面目なので、独力でやる気はするのだけれど。でも、ルール作りはきちんとしておきたい。





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