珍しく、研究室の実験機器の紹介。
普段の微細藻類培養は、植物インキュベーターで行っている。近々新品が納品されるので、そちらはまたその時に紹介しようと思う。
最近購入したものに、LED付きシェイカーがある。
大腸菌などを培養していればおなじみの機械化もしれない。ただし、TAITEC社製である。TAITECはものはすごく良くて欲しいのだけれど、高い。なので、いつもは敬遠している。。
今回はLED付きの特別なものだったので、TAITECのものにした。
一般的なバクテリアや微生物に使われるシェイカーだが、網の下側部分にLEDパネルがついている。LEDパネルをコントローラー で操作して、光をつける。
これがコントローラー 。
いや、先週に納品されたばかりなので、どれくらい育つかはまだわかっていない。
光がつけばいいというわけではなく、蛍光灯とLEDでは光のスペクトルが違う。スペクトルが違えば光合成も違うので、ただ光の強さを合わせればいいというものではない。実際に培養してみないとわからない。
なので、これまでの条件と合わせることはできないが、こうした小型の機械があると、全然別の微細藻類に最適化することができる。これまで40℃のインキュベーターはあったのだが、それ以上の温度のインキュベーターがなかった。これでさらに高い温度で育つ微生物も培養することができる。
研究室はかなり設備が整ってきた。正直、場所が一番欲しい。もっと場所があればさらに増強できるのに残念な限りである。。。
実験機器も充実してきたし、あとは研究成果を挙げて、たくさん論文を書こう。。
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