今日から東京と大阪で、ワクチンの大規模接種が始まるらしい。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210524/k10013047621000.html
こちらで使われるのは、ファイザーではなく、モデルナのmRNAワクチン。どちらのワクチンであったとしても、mRNAワクチンというこれまでにない種類のワクチンを接種していくことになる。
アストラゼネカのワクチンも認可され、こちらはウイルスベクターワクチンである。文字通り、ウイルスを入れ物として使い、コロナの抗原を体内に投入するものである。
こちらのウイルスベクターワクチンも、エボラなど限られた病気だけで認可されている新しい技術である。
いずれにしても、新しい病気に対して新しい科学技術でなければ対抗できないことがわかる。
こうした新しい技術は、常に「既存の技術で十分だから必要ないのでは?」という批判にさらされる。コロナのパンデミックがなかったら無駄と言われていたものだろう。しかし、こうした無駄と思われる技術が、文字通り世界を救うこともあるとわかったのが、この1年である。
日本は残念ながら開発されたものを使うのみ。当然、このような遅さになってしまったが、現状はとにかく早くワクチン摂取を拡大し、次の未知なる脅威に対しては、この教訓を生かして科学を発展させたいと思っている。
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