2020年3月30日月曜日

テレワークのすすめ No.3 結果

テレワークのすすめ No.3 は結果。


そう、教員なので、一番ディスカッションをするのが結果である。実験結果が出れば、必然、教員と話すことになる。

学生と結果を話をするが、学生側もディスカッションのためにどんどん進歩していく。

どのように進歩していくかというと

1. 実験ノートや実験材料をそのまま持ってくる。そして、結果を見せて「どうですか?」と、相手に考えさせる

2. 実験ノートや実験材料にラベルや書き込みをして、相手がわかりやすくする。どのような結果が出たかを自分で説明する。

3. 実験結果に加え、細かい実験条件などを合わせて説明するまた、実験回数や前回との実験結果の違いを説明する。自分の考察なども説明する。

4. 実験結果に標準偏差や検定を行ったデータを見せる。
また、データを自分なりに処理したグラフも創出する
例1.  データを乾燥重量あたりに直すべきか、培養液量あたりに直すか考える
例2. 複数の物質の量が得られたら、物質間の量や割合、相関係数を算出する
また、実験結果を踏まえ、次の実験を提案する。

ということで、今回はテレワークなのだが、実験をしなければ結果がないというのは大間違いである。

結果を話すとだんだんに実験ノート→エクセル→パワポとなっていく(もちろん、実験ノートの生データを見るのは大事)。このステップを踏むと、結果をディスカッションするために持ってくるものが、
だんだんと実験ノート→エクセル→パワポとなっていく(ただし、実験ノートの生データを見るのはとても大事)。

こういう機会に、自分の実験結果を見直して、上記のことがができないかを考えて欲しい。

No. 4に続く。


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