2019年1月31日木曜日

コミュニティを選んで生きていく。No.1

ずっと悩んでいることだけれど、「自分ははたしてどの学会に所属するべきだろうか?」ということを考え続けている。

自分が所属している学会・研究会としては、

日本生物工学会
日本植物生理学会
日本植物学会
日本農芸化学会
日本化学会
マリンバイオテクノロジー学会
バイオインダストリー協会
ユーグレナ研究会

である。多い・・・

この間、農学部の年下の某先生とお話ししたが、学会には2つしか所属していないとおっしゃっていた。うーん、いまどきかつ実用的な考え方だと思う。

分子生物学会にも所属していたのははるか昔のこと。学会が大きすぎて辞めてしまった。また、化学会も登録しているものの、数えるほどしか行っていない・・(去年支部会では発表したが)。

研究が微細藻類の分子生物学や生物工学なので、これがど真ん中だ!という学会がない。一番専門として近いのは生物工学会と農芸化学会である。もちろん植物生理学会や植物学会もあるが、名前の通り「植物」の力が強い。

自分の場合は、学会もさることながら、ここ10年くらいは研究予算関係の集まり(JSTのさきがけ、CREST、ALCA、新学術など)がメインだった気がする。こういう会議では、予算の進捗が求められるので、目の色を変えて発表している。さきがけ領域会議やALCAのステージゲートは、思い出すだけで、その大変さがよみがえってくる。。

自分のキャリアパスを考える上で、どんなコミュニティに所属するかはとても大事なものだと思う。どんなに優秀な人でも合わないコミュニティで働くと、あまり成果が出ず、人間関係もこじれたりする。

テスト期間も今日で終わるし(いや、大学教員はここからが忙しいのだけれど)、何回かにわたってコミュニティについての自分の体験談や思うところを紹介していきたいと思う。

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