2019年1月28日月曜日

卒論、修論のよくある直し No.6 考察

卒論、修論のよくある直し No.6 とりあえずラストの考察である。

考察は、書くのが一番難しい部分といってもいい。

そして、論文をきちんと読んでいるか、読んでいないかが一発でバレる部分である。ようするに勉強不足だとすぐに露呈する。

文字通り、結果の解釈を考えていく部分だが、最初にチェックすることは、結果の繰り返しになっていないかどうかである。

論文を読んで勉強をしていないと、考察に書くことがない。そうすると、結果を再度繰り返して終わりになる。これは、Redundancy(重複、冗長性)と言う。科学の論文では、繰り返しを避けなければいけないことになっている。

なので、どんなに悩んで考えても、他の論文などの知見と合わせて考えなければ、考察は書けない。

どうやって書けばよいかのヒントだが、その1つは、考察用の図や表を作ってみることである。

図表は何も結果だけのものではない。

例えば、
変異株Aで、グルタミン酸量が野生株の2倍である10 g/Lになりました
というデータが出て、結果に記述したとする。

じゃあ考察で何を書けば良いかというと、
その生物でグルタミン酸量が変化する変異株を調べていき、表にしてしまう
のである。そうすれば、例えば今回の10 g/Lがその生物におけるグルタミン酸量の最高記録であるなどの考察が自然と出てくることだと思う。

このように、考察に困ったときは、図表を作ってみるととても書きやすくなると思う。もちろん、卒論・修論発表で役立つことは言うまでもない。

ということで、1) いっぱい論文を読む、2) 結果の重複を避ける、3) 困ったら図表を作ってみる を試してみると、考察が書けていくのではないかと思う。

考察を見ると一発でその人の実力がわかるので、ぜひ最後のひと頑張りをして欲しいと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿