JST-ALCAの実用技術化プロジェクトに採択されたことが公開になりました!
JST-ALCAとは、過去の記事で書いたけれど、科学技術振興機構(JST)による低炭素技術開発のプロジェクト
過去の記事はこちら ALCAとは?
これまでも代表を努めてきたけれど、今年度が最終年度だった。そう、予算の最終年度というのは本当につらい。研究が継続するか、それとも縮小してしまうかの瀬戸際である。
また、うちのようにポスドク、テクスタを雇っていると、その人たちの雇用もかかっている。まさに、命運をかけた戦いだった。
今も代表を務めるALCAプロジェクトだけれど、このプロジェクトには、実用技術化ステージゲートというステップアップの審査があった。
要するに、研究プロジェクトをさらに発展させつつ、継続できるかどうかの審査である。
この審査が7月末に設定されており、面接を行う。もちろんそれまでも常に全力で研究をしていたけれど、このヒアリングに向けて2018年は、年明けから全力投球だった。
春学期(前期)は授業や実習が多い。レポートやテストの採点の数も半端ではない。ヒアリングがあるからといって、教育に手を抜くなんてやりたくない。
なので、レポートなどが来た瞬間、すごい勢いで採点をしていった。7月末といえばちょうど期末テストの時期。もっとも忙しい時期の1つである。しかし、レポートの採点が溜まっているなんて許されない。必死に採点をして研究のための時間を作っていた。
ヒアリングがあります、なんて大学業務とは関係ないし、配慮なんてされるわけがない。自分の仕事スピードを上げて、時間を作るしかなかった。
その2に続く。
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