昨日までの一週間は学祭期間で講義や実習がお休み。今日から平常授業に戻る。
農芸化学科は講義・実習が大変なことで有名な学科である。実習が多く、レポートをたくさん書かなければならない。今担当している環境化学実験(1年生)では、この実習だけでも4つのレポートを書く必要がある。化学実験という別の実習では3つのレポートを要求される。
いろいろな授業や実習と並行してこれらをこなさなければいけないので、なかなか大変な学科である。大学生活の感想として、「遊べなかった・・・・」というのが多いのも納得である。
ただし、人生の先輩として言うと、大学時代にたくさん勉強した方が良いのは間違いない。
「遊んでいても、俺はできるから〜〜」なんて言う人は、どんどん脱落していった。
大学に入ると、周りもセレクションがかかった人たちばかりが集まっている。「遊んでいても少しやれば大丈夫」なんて思っていても、周りもそういうレベルの人ばかりだったりする。
そして、そういうレベルの人が、継続的に勉強をしていると、どんどん差が開いていく。
特に、研究に入ると、授業の成績と違って1学期ごとにやり直しがあるわけではない。授業の成績ならば今学期は悪かったけれど、次の学期は・・となるが、研究は蓄積なので、リセットはされない。
こうしてどんどんと差が開いていくことになる。
とても大変だとは思うけれど、体に気をつけて、継続的に頑張って欲しいと思っている。
繰り返すけれど、自分だけではなく、周りも優秀な人が揃っている。ちょっと気をぬくと、あっという間に成績が下がってしまう。大学とはそういう場所なんだと気づいたときには手遅れになっているので、焦る必要はないけれど、きちんと勉強をして欲しいと思っている。
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