2018年11月10日土曜日

なぜテクスタ「または」ポスドクなのか?

現在、テクスタ「または」ポスドクの公募している。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=4&id=D118110458&ln_jor=0

呼び方はいろいろあるが、
テクスタは、テクニカルスタッフの略で、テクニシャン、技術員、研究補助員などともいう。

ポスドクは、ポストドクターの略で、博士研究員ともいう。

ポスドクは博士号を取っていないとなれない。一方で、テクスタの場合は、専門学校卒、学部卒、修士卒、場合によっては博士号を持っている場合もあるので幅広い。

今回の募集はテクスタまたはポスドクなので、ようするに幅広く募集しているということである。

というか、赤裸々に語ると、どんなポジションの人がいいか迷っている。

ポスドクのように自律的に研究をする人も欲しいし、テクスタのように研究室の状況に応じて柔軟に対応してくれる人も欲しい。いくらでも予算があれば悩むことはないのだけれど、予算は限られているので、1名の公募になっている。

また、テクスタの場合、修士号レベルの場合と、パートタイマーに近い場合がある。こちらについても今回はどうしようか迷っている。

で、結局のところ、どのポジションだろうと、いい仕事ができる人が欲しいということで、テクスタまたはポスドクになっている。

いい仕事とは何かと言えば、もちろん研究成果が挙がることだと思う。これまでの経験から、成果をあげている人に共通していることを挙げてみると、以下の通りだろうか。

1. コミュニケーション能力が高い。連絡・報告・相談のバランスが適切である。
2. 仕事に対して柔軟性がある。自分が得意なことをやるのではなく、必要なことをやる。
3. 自分で学ぶ力がある
4. 責任感がある。失敗しても人のせいにしない。

という感じだろうか。

このように列挙すると、普通の仕事と同じかもしれない。

逆にあまりいらないのは何かと言うと、
1. 専門性と技術(自分で早く学べる方が大事
2. 英語の資格試験の点(それなりに読めることと簡単な会話) 
だろうか。1は全くないと困るし、ポスドクはもちろん持っていないと困るのだけれど、どちらかというと、上の学ぶ力がある方が大事だと思う。

ということで、今回の公募では、ポジションは比較的自由で、人本位で適任者を探しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿