2021年11月4日木曜日

仕事が減らない原因を作る2つの言葉

少し前のブログ記事にも書いたけれど、仕事を減らしていくことを常に考えている。

仕事減らす委員会の立ち上げ希望





正確には、仕事を効率化したり、なくてもよい仕事をなくしていくことである。


講義や会議にオンラインが導入されたのはいうまでもなく、教授会や一部の入試ですら、Zoomなどになった。やればできたのだけれど、こんな状況でもなければきっと反対意見で実現しなかったと思う。


なぜ仕事が減らずに、これまでと同様の非効率な仕事をしてしまうかというと、以下の2つの言葉がよく使われるからである。


それは

「大事な仕事だから」

「何かあったら困るから」

の2つである。


両方ともだけれど、最初の「大事な仕事だから」も言われたら、反論しにくい。どんな仕事にだって無理に見出せば意味はある。価値観の問題だし、一生懸命仕事に取り組んでいる風を装われると反論しにくい。


また、2つ目の「何かあったら困る」もよく使われる。何かあるといけないからとりあえず出勤、何かあるといけないから人員を増やす・・などなど。「何かあったらいけないから」によって、非常に多くの不必要な仕事が生まれてしまう。


当然、安全に関わるようなものにはこうした意識は必要なのだけれど、そうでないものすべてにこの言葉が使われてしまい、仕方ないからとりあえず出勤みたいなこともたくさんある。


なので、上記2つの言葉が出てきたら、逆らいようもなく、とりあえず仕事が継続となり、仕事が削減できなくなってしまう。


これら2つの言葉は、とてももっともらしく反論を封じるには有効だけれど、一方では思考停止しているだけの場合もある。


なので、ルールを変えるには、これらの2つの言葉をとっぱしなければならない。ルールを変えるのは本当に力がいるし、よりよく変えてもたいして感謝もされないことも多い。こうして既存のルールはそのままになっていく。


とはいえ、ライフワークとして、少しずついろんな仕事を減らしていきたいと考えている。




たまに述べているけれど、学会って研究のためになっていないことがしばしばある気が・・仕事ばかり増えて・・・

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