時代とともに色々な職業が生まれては消えていく。
現在流行っている職業といえば、コンサルではないだろうか。
コンサルタント。
要するに相談する人。その範囲は非常に広いし、曖昧である。
一般的には、コンサルといえば経営コンサルタントを指し、最近ではITに特化したコンサルも多いかもしれない。
こうしたコンサルの仕事を一言で表すことは不可能だが、名乗ってしまえば誰でも始めることができる。
HPやオフィスばかり綺麗ですごそうな感じを見せているコンサルもたくさんいる。
しかし、コンサルはあくまでサポートや仲介業。こうしたところから現場の研究者へ連絡が定期的にある。
どんなものかというと、大抵以下の流れである。
業界最大手で上場の事業会社が、○○という課題で困っている
(大手などを強調)
↓
○○の課題について意見を欲しい。ミーティングをしたり、文章を書いてほしい(この時点ではもちろん無料)
↓
意見を事業会社に報告し、顧問契約やインセンティブ契約などが結べれば、報酬を支払いたい
という感じである。どんな会社が相手であるかは明かされない。
そして、予想は着くかと思うが、「ミーティングをしたり、文章を書いてほしい」で終わる。
そして、それこそがコンサルの商品である。
それらの情報をまとめて、クライアントである事業会社に報告する。10人の研究者とお話しできれば、10件の情報を商品として納品するのである。
ようするに、ただで情報を仕入れて、値段をつけて情報を売っているのである。
ちなみに、海外のコンサルからも同じようなプロセスのメールが来る(というか、コンサルはもともと海外発祥だが)。
ということで、なんかかっこよさそうにしているコンサルだが、玉石混交。上のようなプロセスで単に情報だけ抜いていく人たちもたくさんいるので注意が必要である。
なので、就活で迷うかもしれないけれど、正直あまりお勧めしない。ただし、ITや科学、法律、会計など、専門的な知識に特化したコンサルはよいとは思う。
綺麗な服とオフィスだけでよくわからないコンサルは、それがなかったら何も残らないだけなので、就活の際にはよく見定めて欲しいと思う。
ビジネス契約には本当に気をつけましょう。。
↓1日1クリックのご協力をお願いします。
大学教育ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿