11月下旬。研究室訪問が久しぶりに解禁された。去年は一切なしだった。
配属を考える人は、当然研究テーマが気になると思う。
うちの研究室は、物質生産などの応用研究や、最近ではビジネスコンテストの話題も出ている。
わかりやすいので、どうしても世の中へのアウトプットに近い方に目が行きがちである。
しかし、基本的にはまずはしっかり基礎研究をすることをお勧めする。そして、それは学術論文を目指すことである。
なぜかというと、まず研究室で学ぶことは仕事の進め方そのものだからである。
そして、論文レベルのクオリティで自分の仕事を報告できるようにする。自分のやったことを過不足なく説明することは、どんな職業でも役に立つスキルである。
自分のやったことを説明するなんて、そんなことできるにきまっているじゃないかと思うかもしれない。
しかし、実際にはできない。
研究室に配属された先輩たちは、その難しさを痛感していると思う。ゼミなどで日々その能力を鍛えている。
また、すぐに製品開発などに入ろうとする場合、それは結局だれかの技術を借りることが前提になる。
当然、それを開発した人や先に目をつけている人は、製品開発を考慮している。なので、競争で勝つことはかなり難しい。
ということで、研究を始めてみるとわかるのだけれど、自分の仕事を組み立てまずは発信し、そのあと、その技術を使って製品化などの可能性を考えるのがよいと思っている。
研究室に配属されて研究を始めると、研究の難しさが身にしみると思う。
研究は、諦めたもの負けなので、なかなかうまくいかなくても継続的にチャレンジを続けてほしいと思っている。
来年度のメンバーは研究室の第8期生になります。。
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