どんな人でもそうだと思うけれど、仕事とは判断の繰り返しではないかと思う。
朝出勤すれば、今日は何から仕事をしようかと考える。ある仕事をすれば、他の仕事ができないのは当然である。
また、進めていたプロジェクトをさらにスピードアップさせるのか、それともそのままのペースで続けるのか、はたまた止めてしまうのか。これも日々考えて、周りと相談しながら進めて行くことだと思う。
それ以外にも、予算の使い道や外部の人との面会をどうするかなど、日々判断を繰り返している。
要するに、時間、空間、予算、労力をどのように配分すれば目標に達成できるかを日々考えている。そして、その目標そのものも単純なものではなく、長期、短期の目標を日々考えながら進めていると思う。
瑣末なものから大きくて重大なものまで、本当に仕事は判断の繰り返しだなと感じている。
これからの時代は、XaaSと呼ばれるアウトソーシングでのサービスが広がっていく。IT関連だけでなく、車やオフィスもシェアする時代になり、必要とされる仕事には必ず専門の代行業者が存在するような時代である。
なので、「何も考えずにがむしゃらに頑張る」だと、とても素晴らしいことに思えるが、うまくアウトソーシングを利用して、一見楽ばかりしているような人に負けてしまうことが増えてくると思う。
こうしたことから、仕事での判断力の重要性はますます高まってくると思っている。
うちでは、研究室で磨く大事な力を、判断力、コミュニケーション力、努力に設定している。最後の努力が必須なのは当然なのだけれど、方向性を間違えて頑張っても残念ながら成果を得られないのが社会の厳しさである。
ということで、今日は土曜日だけれど、やっぱり時間、空間、予算、労力の配分を考えている。いくらでもあれば面白い企画に首を突っ込んで進めたいのだが。。何かをやれば何かを諦めなければいけないのが辛いところである。世の中にはたくさん楽しそうなことが転がっているので。。
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