2019年8月21日水曜日

「そんなことも・・・」は、最も人間関係を悪くする言葉。

学校や職場における最大の悩みの1つは、人間関係ではないかと思う。

物心ついた時から小学生、中学生さらに大学生、就職した後も最大の悩みは常に人間関係かもしれない。

人間関係をうまく進めると、人生はとても幸せなものになると思うが、文字通り相手があるものであるし、マニュアル化してどうこうできるものではないかもしれない。常に悩んで試しながら、構築していくものではないかと思う。

一言でどうすればうまくいくかなど到底言えないが、あっという間に人間関係を悪くするパターンはいくつかあると思う。

人間関係が悪くなるパターンの1つとしては、「マウンティングしあうこと」である。


現代社会ではどうしようもないが、色々な場面で比較され、順位づけがなされる。これらの順位づけで、あたかも人の優劣が決定されるかごとく扱われる。なんとか自分の順位を上げたいと思うのは致し方ないかもしれない。

しかし、あらゆる場面でなんとか自分が優位に立とうとする行為は、周囲の人間を落ち着かないものにし、関係が悪化していく。

その中でも最も手軽なマウンティングは、知識におけるマウンティングである。要するに相手に対し、「そんなことも知らないの?」と自分が知識を持っていることを誇ることである。

経験上、この「そんなことも知らないの?」という言葉は、本当に人間関係を悪くする。安易に言ってしまう言葉であるので、気をつけないと誰しもが使ってしまう言葉ではないかと思う。

しかし、この言葉はとても簡単に相手のプライドを傷つける。

知らなくても教えてもらえれば良いのだが、「そんなことも知らないの?」と言われれば教えて下さいと言えなくなってしまうのが人情である。

ということで、安易にこの言葉を使う人は、周りとトラブルを起こしやすい。

スマホが常に手元にある現代社会では、知識はすぐに検索できる。最低限の知識はもちろん必要だが、知識を自分で暗記していることの重要性は、昔よりも低下している。なので、知識のマウンティングは、本当に意味のない行為だと思っている。









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