先週までポスドク問題についての私見を書いていた。
https://environbiotechnology.blogspot.com/2018/10/no1.html
解決策はあるのか?と書いたが、そんな簡単な解決策などあるはずもない。感想みたいな記事になってしまったかもしれない。
さて、内容の問題もあるだろうけれど、ポスドク問題の記事を書いてみたが、ブログのアクセス数はさっぱりだった。
ブログのアクセス数で多かったものが、給料の話や研究室の話、最近では学振の話も結構反応があった。こういうものと比べ、全然反応がないのがポスドク問題の記事であった。
なぜかと考えれば簡単で、ポスドク問題に関係するのは当然ポスドクおよび任期付きの研究員やテクニカルスタッフ、派遣職員などに限られている。
そう、ポスドクなどの給料が低く、待遇が悪くても、当事者以外は全く興味がないようである。当たり前と言えば当たり前かもしれない。
だれかがツイッター上でつぶやいていたが、「自分が民間企業に就職した瞬間、ポスドク問題とか大学にお金がないとかいう問題がどうでもよくなった」というものがあった。やっぱりそういうものだろう。別に研究界隈だけが苦しいわけではないので。
ということで、単に「予算をもっとください!」と叫んだところで、何にも効果はないことだけはよくわかった。そんな文章を書いても読まないで終わるだけだと思っている。もっと具体的に実行しなければならない。
自分についても、また研究に新しい展開が見えている。もっともっと頑張って、基礎研究の現場に人や予算が集まるように頑張りたいと思う。微力ではあるが、チャレンジは続ける。諦めたらそこで試合終了なので。
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