先週メタボロームシンポジウムに参加した記事を書いた。
https://environbiotechnology.blogspot.com/2018/10/blog-post_20.html
このシンポジウムは、毎年開催され、隔年で鶴岡市で開催される。鶴岡市はメタボロームの拠点である。
慶応大学、理化学研究所、ヒューマンメタボロームテクノロジーズなどの会社が中心となってメタボロームの一大拠点となっている。
他にもアジレントテクノロジーズ、国立がんセンター、スパイバー、鶴岡高専もキャンパス内にあるなど、まさに素晴らしい研究環境である。
それだけでない点が、街をあげてメタボロームを推進しようというところである。
この鶴岡での会議だけれど、非常に豪華である。
ランチョンセミナーという無料のランチがこちら。
山形牛の上にいくらが乗っている・・・
懇親会も、肉料理に魚介類、生ハムの切り落としに、マッシュルームのスープ。そして、山形の郷土料理である芋煮が2種類もあった。
大きな里芋に牛肉、こんにゃく、キノコなどが贅沢に入っている。こちらは内陸風の芋煮で、すき焼きの味が近い。庄内風の芋煮は味噌仕立てであり、一口に山形の芋煮といっても全然違うものだった。
また、日本酒も地元の酒蔵が来て冷おろしの新酒を大盤振る舞い。まさに街をあげて会を盛り上げようという本気を感じた。
こういう姿勢から、やっぱり、本気を出すと人は集まるなと強く感じている。
研究プロジェクトだってそうだけれど、「絶対にやる!」という姿勢だと協力者も集まる。
一方、「うーん、難しいかもしれない・・・」、「いやいや、これくらいが限界ですよ・・・」なんて逃げ腰だと、周りも本気では協力してくれない。
当たり前のようだけれど、これはとても大事で、大人になるとついつい逃げる言い訳を作ってしまう。自分も油断をすると、今での状態を自己正当化して、満足してしまう。
こういう鶴岡市の本気なシンポジウムを体験し、4年前と比べて人が多くなっている組織を見ると、本気を出すこと、挑戦することの大事さを思いだす。
そういう意味からも今回は本当によい会だった。逃げる言い訳を作らずに、目標に向かって本気で挑戦しなければと決意を新たにしてくれた会だった。
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