今日論文を投稿したことで、5本の論文が投稿中になった。
5本も投稿中というのはさすがにはじめて。
たまたまだけれど、この5本は、
M2 3人
M1 2人
が筆頭著者で、つまり、
うちの修士全員がそれぞれ筆頭著者になっている論文である。
すばらしいことである。
さて、いつかの記事で書いたかもしれないが、こうして頑張っている学生は、決して楽な顔をしてはいない。
論文投稿などを行って、世の中に出れば、あれば足りない、これが足りないと言われて責められる。そもそも、投稿前の教員が第一関門である。
実際には責められているわけではなく、これらをこなすことによって研究内容が良くなるとともにすごく成長しているのだけれど、責められているようにしか思えない。これが現実である。
そして成果を挙げても、おめでとうと言われるばかりではなく、心ない人からやっかまれたり嫌味を言われたりすることもある。それが人間社会ではあると思う。
いずれにせよ、成果を挙げて素晴らしいと思うが、成果を挙げている人は人一倍頑張っているからそうなっているのであって、決して楽しい顔はしていない。
それでも振り返れば充実はしているとは思うし、未来も開けてくると思う。
小山内研では、「心と体の健康が最優先」という言葉をよく耳にするはずである。学生やポスドク、テクスタによく言っている。
この言葉をよく使う理由は、「君たちはたくさん成果を挙げる人間たちなのだから、人一倍苦しい目に合う。だから人一倍心と体の健康を気をつけなければいけない」という意図である。
ということで、論文をたくさん投稿して素晴らしいとは思うが、そもそも投稿中が一番苦しいとは思うので、焦らず継続的に進めてほしいと思っている。
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